紙の本
全女性にオススメ
2014/08/03 00:59
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いです。この本を読む限りではフランスで子育てしたいと思ってしまう。
女性へのプレッシャーが少ない。そういう本は日本人もいっぱい書いているけど(フランス在住の有名人とか) フランスに様々な問題があるだろうことはわかるし、住めば嫌な思いもいっぱいあるだろうけど、女性にとってって考えると日本より全然いい。これに出てくる「中流家庭」っていうのは日本でいう「エリート家庭」で日本の「中流家庭」とは違うけれど。
とにかくフランス女性が羨ましい。同じ経済状況で子育てするなら、絶対フランスがいい。
フランス政府が妊婦に無料で配る冊子の『妊娠中は大きな幸福な時間であるべきです』っていいですね。
そんなの誰も言わないものね。苦労と苦痛にしか思えなかったけど国が変わるとこうも違うんですね。
紙の本
赤ちゃんが泣いていても眠って良いんだと思える本
2016/01/18 12:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ann - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めての子育てで赤ちゃんが泣いていたら泣きやませなければ!
と思っていましたがこの本を読んで気持ちが楽になりました。
他のネンネトレニーニングの本とあわせて読むと良いと思います。
(ネンネトレーニングへの罪悪感が減ります。)
赤ちゃんが安心しているためには親が安定して元気でいないとできないよね!と
よく考えたら当たり前のことを思い出させてくれます。
もうすぐ出産の妊婦さんへのプレゼントにもおすすめです。
電子書籍
引きだしを増やす
2022/07/21 09:46
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投稿者:たぬぱん - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在第一子妊娠中です。
産後の三時間起き、子供との距離...色々頭で想像しているところこの本に出会いました。
すべて著書のようにいくとは、また自分に合うとは限りませんが、参考になりました。
日本のやり方がすべてではなく、こういう方法もあるんだなと気持ちが楽になりました。
紙の本
少子化対策が成功していると言える国、フランスの子育て事情
2016/10/21 13:16
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
出産前、出産本を読み漁ったりしていた私。
ただし、出産本もそうだが、ハウツー本に関して、基本的にはざっと目を通し、頭に知識として入れるものの、積極的に参考にしよう、真似しようとはしてこずのスタンスでした。
でも、産後の入院中に、慣れない子育てで軽いマタニティブルーになってしまい…。
分からないことや悩んだことでいっぱいいっぱいになり、あまり堅苦しくなさそうなこちらの本を読んでみることにしました。
基本的には英米人である著者が、パリに移り住み、子育てをするうちに気付かされたフランス人とアメリカ人の子育てルールの違いについてのエッセイです。
堅苦しくなく読めるエッセイという形式を保ちつつも、裏打ちのための論文や専門書の引用が豊富で、一個人の分析という枠組みを超えていて、信頼に足る内容となっています。
日本人の子育ては、フランスぽいところもあり、アメリカぽいところもあるのかな?というのが、ざっとこの本を読んで受けた印象です。
あまり馴染みのない、それぞれの国の子育て事情を垣間見れたのも面白く感じました。
出産に関しても、フランスは無痛分娩が主流だとか、
あまり、日本の出産本にはなかった情報が多く、改めてお産に関しても考えさせられるキッカケとなりました。
夜泣きをさせないためには?
外で聞き分けの良い子どもに育てるには?
著者が、フランス生活で学んだ答えは、非常にシンプルで真似しやすいこと(に一見思える)。
あまりガチガチに、ハウツー本のマニュアルに沿った行動を取るのは間違っていると思っている私ですが、これくらいなら出来るかな?といった程度の事だったので、取り入れやすく、まずは「ちょっと待つ」を実践してみました。
十分に効果があったと思います。
それにしても、アメリカ人も、パリっ子をオシャレでスリムで自分達より容姿が美しいと思っているんですね。
そういう視点がわかるのも、翻訳書ならではの面白さで、なかなか楽しかったです。
紙の本
奥さんに
2016/08/28 11:07
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投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
置いてたら奥さんが興味持つかな、と購入。
全てに同意できないが、
現在進行形の子育てに取り入れたいものもあるね、
との感想でした。
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アメリカ人が体験したフランス育児のエッセイ、という感じで面白かった。フランスの文化論としても面白い。おしゃれ。子育てに赤ちゃんのリズムを感じる、という表現がフランスっぽい。
表現は色々あれど、どんな風に赤ちゃんを大切にするかの根本はどこでも同じで、ただ国の文化の他は、大人の生活をどの程度優先するかであったり、子どもをどれくらい一人の人間として扱うかであったりが違う。
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なんか画一的に理想化されてそうな感じとか,それができれば苦労せんのよと言いたくなるところも多いけど,参考になることも多かった。大人も夜中に目が覚めるとか。将来「『抱き癖がつく』はある意味正しかった」と言われるようになっている気が。2人目が楽な理由が分かる気もする。
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もう自分は子どもを産んで育てることはないだろうけど、「待つこと」「子どもをよく観察すること」そして、枠組みを作ってあげること。
なるほどと思いながら読んだ。
親がぶれると、子も迷う。
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将来子育てする時が来たらもう1度読み返したいです。
ただ子育て方法を具体的に説明しているわけでは無いのでこれ一冊では不十分かもしれませんが、著者の子育てに対する考え方は目から鱗でした。敬体。
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子どもの個を尊重しながらも、主導権を持つのは親。子育て本で様々な考え方に触れるにつれ増えていたモヤモヤがスッキリしました。子どもを信じて、自分に自信を持って子育てしよう!
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赤ちゃんが朝までぐっすり寝る秘訣は、夜泣いた時に「ちょっと待つ」こと。2時間ごとの睡眠サイクルの切れ目で赤ちゃんが自分の力で眠りを続けることができるよう、泣いてすぐ抱いたりするのではなく5~10分待ってみて、自分で眠れないようなら手助けする――実際に1回泣いた時にこれを実践してみたら見事失敗(笑)。みるみる泣きが激しくなり夫は眠りを妨げられ超不機嫌に。睡眠サイクルの谷間って仕組を知った上でやり方次第なんだろう。完全に放置する「クライングコントロール」と同じ効果をもつものらしい。息子はわりあい夜眠るほうではあると思うのだけど、先日5か月半ばにして何日か続けて何度も起きたりといろんな日があるので自分なりに参考にしたい。
フランス式子育ては「自分を大事に、子どもも勿論大事にだけど可能な限り一個人として扱う」ということだと理解した。「毅然とノーと言う」のは実際やってみると難しそうだけど、子どもが何に関しても「待てる」ようになれば(食事まで待つ、大人の用事の時間は待つ、遊んで待つなど)大人も子どもも楽しい時間が増えるはずなのはたしか。
夫の考え方に少し近いところもあるなとも思った。
育児のスタンスが英米とフランスでけっこう違うことに驚いた。英米法/大陸法みたく育児も英米系と大陸系があるのかな?!(ヨーロッパの他の国でどうかわからないからなんともいえないけれど。)「赤ちゃんから離れたらかわいそう」全体的に子どもに「きびしい」系譜でもあるんだろうなとも思った。
仕組を理解して、取り入れたいところを取り入れて、気楽にやっていけばいいね。
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ニューヨークからパリに移り住んだアメリカ人が目の当たりにしたフランス子育て術をセックスアンドシティ風のコラム口調で若干まどろっこしくも紹介している。
内容は、親として子どもを成長に導く「教育」をすべく、威厳を持って、食事の時間や内容、寝るルールなどを管理し、他人を敬うことを教え、甘やかしたりしない一方で、子どもと同じ目線に立って声を荒げる事なく道理・理由をしっかり話をし、枠を守らせることを前提に時に子どもの裁量を許容する、というもので参考になる面もありそう。
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アメリカ人ママが書いた、フランス人(とりわけパリ人)の子育て観察記。
「なんでパリの赤ちゃんは夜泣きしないのか?」「レストランや公園で癇癪を起こしている子どもを見たことがない!」「なぜ母親がお菓子でなだめなくても子どもは聞き分けられるのか?」などなど、著者が感じた疑問をもとに調査をしていったという内容。
本にはこのパリの子育ての方法と比較する形で著者を含め「英米人の親の育児は~」といったエピソードが出てくるんだけど、割と日本人の子育てもこれに近いと思う。
母乳信仰、ほめる育児、複数の子育て論から要所要所ピックアップしてカスタマイズする、など。
あと子どもに振り回されて親同士は満足に会話できない・・とかも。苦笑
一方で著者の感じたパリの子育てのキーワードは、枠組み(これは本書に何度も現れる)、満足の遅延、子どもも一人前の人間として扱う、挨拶をさせる。
鵜呑みにするわけじゃないけど、やってみたいと思うことはいくつかあった。
特に何か大人の事情があって子どもに行動を合わせてほしいとき、子ども扱いしてだましだまし促すんじゃなくきちんと言葉で説明するというのはやっていきたいと思う。
そういえば、長女出産後に自宅訪問してくれた助産師さんから言われた言葉で「もちろん赤ちゃんが第一なんだけど、このひとはあなたたち家族にあとから加わって来たんだから、多少は家族の元々のライフスタイルに合わせてもらうことだって必要よ」と。
何がなんでも子ども優先で疲弊するよりは、多少はこう割りきったほうが生きやすいかもね。
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うちの子が二人ともママの愛情を得ることにかけては我慢を知らないのは、私の育て方がやっぱり悪かったのかしら・・・とちょっと反省。「泣いたときに少し様子を見る」というのが、タイトルの秘密らしい。私は泣いてから抱き上げるまでのスピードが若干速かったのかもしれない・・・
親が子どもにある程度の枠組みを持って接し、枠組みの中では思い切り自由を許す、枠組みを守って暮らせる節度を身につけることが、子ども自身が幸せに育つ秘訣とフランス人はみんな信じているようだ・・・というアメリカ人による著書です。アメリカ人が書いているので、話がオーバーだな、と感じないこともなかったけれど、一読して損はないかなと思います。
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おもしろかった!!
アメリカ人の目から見たフランスの子育ての「当たり前な不思議」話を通して、日本でも起こっている困った子育ての現状がアメリカと似ているんだなぁと感じたり。
そんな中でも、さりげなくしれっと軸を持って大なことを仕込んでいくフランスの在り方って素敵かも。と感じた一冊。
フランスの保育園に一日体験に行ってみたい。