紙の本
新文明へ
2017/11/05 07:47
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投稿者:シュガーラッシュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『教育に新たなる付加価値を創造』とある。そして『この国と世界の未来への指針を明確に示す』と自信ある大学と感じた。今は専門分化されてきた知識社会であるが『諸学問の基礎にあるところの共通基盤なるものは、あって然るべきである』と普遍性のところも述べているように感じた。この本のなかでは「教養の果たす役割」も述べられている。近現代の宗教と科学の対立関係に対しても「考え方のもと」を示した。大学の3つの理念の一つに『未来へ貢献する心』を持つとある。実社会でもなかなかお目にかかれない。
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すごい!こんなにすばらしい大学ができるなんて…2015年に開学予定の「幸福の科学大学」について、そのビジョンが明らかにされています。とにかくそのスケールの大きさに感動です。大学の概念が変わります。
すでに構想は具体化しており、これは夢物語ではなく、確実に「新文明の発信基地」となる大学が創られるのです。まさに”新時代”の幕開けになる教育理念が書かれています。
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2022/01/17
今となっては古くなりました(2013年刊)が、幸福の科学学園が大学設置申請をする時期の書籍で、大川先生が幸福の科学学園やそれぞれの学部を設置した理念を語るのが本書。
総じて、「単なる実存主義・実利的な学問だけを重視するのではなく、その背後に善の念や宗教的な思想というものが大切である」という考え方が本書を貫く主張であると解釈しました。
同じ観点から、(アメリカで隆盛を極めていますが)金融経済で「お金儲け」だけできればよいというだけの考え方を明確に否定されます。稲盛和夫先生のように、動機が善であることが大事であると説かれます。
新興宗教は学問ではないという反論に対しても、イスラム教やキリスト教の例を引き、当時はそれらが新興宗教であった点などを解きます。
■人間幸福学部
人間としてこのような考え方をすれば人間は幸福になることができる、という考え方を教養、専門的観点から学ぶ。
■未来産業学部
宗教と科学は対立する、という従来の考え方を止揚し、未知なるものへ挑戦、最終的に「宇宙的秘儀の獲得」を目標とする。
残念ながら、大学設置認可はおりませんでしたが、このような考え方を持った人々(HSUからも、もちろんそれ以外からも)が増え、最終的に「人権蹂躙を行っている某国家」のようなものへ対抗する勢力になることを、一教育者としても願っています。