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私は今のところ探して欲しい食べ物はないですが、
そのうち出てくるのかもしれませんね。
今回は、ウルウルくる場面もあって、電車で読むのは厳しかったです。
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シリーズ第5巻もええ話がいっぱいでした。もうショーケンでの続編(ドラマ)があり得ないのが悲しい・・・
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こなれてきた感のあるワンパターンなストーリー運び、サラサラ読めて難しい読書の息抜きによい。京都旅行のお供にもオススメ。一つ選ぶなら焼売かな、親が子を思う気持ちを描く作品は個人的には反則と思うほど弱いので。。
ところで、今までシリーズ全てを読んできたがあまり思い出せないことに愕然となる。
紋切り型のストーリー運び故丁寧に読んでいないことの査証かもしれない。
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こんなれた感じになってきた。。
パターンはいつも同じ。
そこに驚きはあまりない。
そんなうまいこといくかいな⁈と、ツッコミを入れたくなることも多々ある。
でも、その決まったストーリー展開が読みやすいのは確か。
ハラハラドキドキしないで済むから、さらっと読めるのかもしれない。
別れの原因になった親子丼。
亡き息子の優しさが詰まったシュウマイ。
妻と息子が好きだったのに、とんな味だったか思い出せないきつねうどん。
夕食を家でとらない元夫が毎晩食べていたおでん。
遭難しかけた時に見知らぬおばあさんが食べさせてくれた芋煮。
一目惚れをした彼が完成させたかったハヤシライス。
いろんな思い出がつまった料理たち。
いくつかを読んで思うのは、素直に生きた方が良い。っていう生き方。
覆水盆に返らず。後の祭り。後悔先に立たず。
分かってはいるけれど、それをうまくできないのが人間なのかもしれないけど。
探し出した食。
味だけではなく、必ず分かることが一つ。
その食を通して、その人の優しさを知る。
食事って、単に食べることだけではなく、その人となりがわかるものなんだよね。
そして、それは、記憶にも残る。
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お任せで出てくるご飯のおいしそうな感じ、こいしと鴨川食堂を訪れる人との掛け合い、こいしと流のかけあい。食探し。どれも安定の面白さでした。
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今回もめちゃくちゃ面白かったなあ…。
今回は、「死」がどこかによこたわってたよね。
死ぬのは怖いけれど、残されるのもつらいなあ。鴨川食堂での思い出の味が、その人の未来につながったらいいな。
毎回おんなじことを思うけど、基本的な筋も見せ方も展開もほぼ同じなのに、ここまで毎回魅せてくれるのはほんまにすごい。
依頼内容やその切り口が違うというのもあるし、奇をてらう展開を求めていないっていうのもあるけど、予想できるオチに、作中の人物がどう対応するのか、どう受け止めるのかがすごく面白いんやな。
続編も読みたい。でもこのシリーズは、さくさく読めるけど、少しずつ味わって読みたいねんな。それもすごいよな。
それにしても、流さんはどうやって依頼の料理をみつけてくるのか毎回不思議やし(いくら刑事をやってたからって、そんな!?)鴨川流さんとこいしちゃんというネーミングセンスがすごいなと思った(今更!?)。
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シリーズ第五作。今作も面白かった。親子丼・別れた彼氏、焼売・死んだ息子、きつねうどん・死んだ妻と息子、おでん・別れた夫、芋煮・幽霊?、ハヤシライス・死んだ恋人。
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基本的なストーリーの展開は一緒なんですが、
毎回少しずつ変化をつけているので安心して
読みつつも読者に飽きさせない感じに
してくれているのかな?今回探す食材は
「親子丼」「焼売」「きつねうどん」
「おでん」「芋煮」「ハヤシライス」
今回はちょっと不思議な話の「芋煮」には
おやっ?と思いまいたがその話も基本的には
ほっこりする話でした。「おでん」の話に
出てくる元夫・・・わたしも奥さんに
言われたら同じように外で食べてたかもwww
「焼売」に出てくる依頼主はちょっと頑固
だったんですが、息子が生きた証明というか
そういったものを確認したかったのかも・・・
毎回思うことですが、鴨川食堂みたいなお店
京都のどこかに実在していればいいのにと・・
一度でいいから鴨川食堂で食べてみたいww
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切ないお話が多かった。家族や親しい人が亡くなって探したい食のお話。これからまた歩き出すための思い出。
ちょいちょいこいしと依頼者がかみ合わない場面があるな。物語だからそういう細かい設定のことまで自分の中で考えてなかったからの違和感で、普通に仕事をしていたら、そういうしっくりこない感じは往々にしてあるのだろう。
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いつものパターンなのに、どの話を読んでもいつも心が温かくなる一冊。
食べ物にはそのときの人の感情を思い出させる力がある、というのをひしひしと感じさせられる。
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食を探してもらうより、鴨川食堂の
おまかせを食べたいのは、私だけじゃないはずだ。
なんとなくあの辺だろうなとわかるので
行ってみたら面白そうな気がする。
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今回は非科学的な話とかもありいつもと少し風味が違う、それもいい。芋煮の話も良かったけど最後の書き下ろしのハヤシライスは涙腺緩みっぱなし。すごくすごくいい話だった。