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元警察官のじぃじを泊りがけで訪ねてくる孫の小学生。
ミステリ作家を目指す?孫の求めに応じて、警察官時代に関わった事件を
話してみると・・・孫が面白いことを言い出す。
う、名作「退職刑事」を彷彿とさせるアームチェアデテクティブな
短編集。続編、あるのかな。
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決めセリフは「僕はそんなことじゃないと思うんだけどなあ」。元刑事の祖父に難事件の話をせがむ小学六年生が、大人顔負けの推理を語る本格ミステリー短編集。
交換殺人、密室、ダイイングメッセージなど、本格ミステリーファンにはたまらない題材ばかり。ただ、はじめにトリックありきのパターン故に、少年にかわいさを感じないのが不満なところ。
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先に読んでしまった「消えた断章」の前の作品。じいじと孫の会話で過去の事件を振り返り、意外な結末が、という短編集の構成が面白い。この後、この2人がどうなっていくのか、先を読んでるのもそれはそれで楽しめた。それぞれのテーマも、孫の興味という理由付けで全部違う味付けになっていて、作者も楽しんで書いてそう。良くも悪くもになると思うが、作者は経歴の影響か、しっかりきっちりとした文章を書く人だと改めて思った。
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じいじが孫に語る思い出話の割には、事件の真相が結構本格的でした。
その分、孫との尊い時間を過ごしてほっこりしている君原にはなかなか共感できないというか。
事件の真実がわかっても、何も解決していないところがモヤッとします。