紙の本
効果的な会議を実践するためのノウハウを紹介
2018/05/24 18:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日頃行われている様々な会議を効果的、効率的にするためのノウハウが紹介された画期的な書です。本書では、「8つの基本動作」を行えば、会議は見違えるように有効なものになると説いてくれます。その8つとは、決まったこととやるべきことを確認すること、終了条件を確認すること、時間配分を確認すること、議論を可視化すること、準備すること、主張を引き出すこと、対話を促すこと、振り返ること、です。もっと詳細に知りたい方は、ぜひ、本書を読んでみられては如何でしょうか。
投稿元:
レビューを見る
【不必要】
2,3人での打ち合わせは重要だと思いますが、10人以上の会議は不要です。
全員が自分の考えを述べるわけではなく、参加する意味がない人もいます。10人以上の会議は議論する場ではなく、報告を行い共通認識を持つ場と考える方がいいです。
30人以上になると完全にセレモニーです。
会議はなくてもいいと私は思ってますが、現状ではシステムとして曖昧な部分が多く、会議をせざるを得ない状況があると思います。
どうせ会議をするなら、会議の質をよくすることはいいことです。
本来であれば、革新的な2.3人で打ち合わせをする方が圧倒的に建設的な会議になります。
ただ、問題は上司の了解を得てないことです。話せばわかる上司ならいいのですが、否定的な上司の場合、ことが進みません。そういう上司の場合、ある程度固まってきたところで、わざと会議に参加してもらい半ば強引に納得してもらうということもありだと思います。
小さな会議は有益ですが、大きな会議は議論する場としては不要です。
投稿元:
レビューを見る
実践編もとても参考になった!無印と比べ、ストーリー仕立てではない、困る18のシーンと具体的な対策が書かれているのが大きな違い。すでに実践している人向けかも。
投稿元:
レビューを見る
「世界で一番やさしい会議の教科書」の詳説版といったとことでしょうか。前著はストーリー形式で主人公の成長を描きつつファシリテーションに必要な事項を盛り込む構成でしたが、本作ではストーリー形式を排して、より体系的な理解が進む内容になっています。
とはいえ、実際にやろうとするとそれ相応の訓練が必要ですね(当たり前ですが)。難しいと感じるのは、単なる言動だけではなく物事の捉え方、考え方を「会議」といういわばライブ会場で適切な方向に軌道修正していかなければならないことでしょうか、これは一筋縄ではいかぬ、と思います。道のりは遠い・・・。ファシリテーションの技術を本気で身につけようとするならテキストとしてはよい一冊だと思います。
投稿元:
レビューを見る
『世界で一番やさしい会議の教科書』の第二弾、実践編です。
会議ファシリテーションに特化した本書は、「会議の8つの基本動作」を解説します。
(1)決まったこととやるべきことを確認する
(2)終了条件を確認する
(3)時間配分を確認する
(4)議論を可視化する
(5)準備する
(6)主張を引き出す
(7)対話を促す
(8)振り返る
これができれば、グダグダ会議も生まれ変わり、生産性の高い会議になるでしょう。
「よくある18の困り事と対策」も、実例が豊富で、すぐにできそうなことばかりです。
すぐに使えて、役に立つ本です。
投稿元:
レビューを見る
新年度の会議まつりの準備のために読む。前著もたいへんよい本だったけれど、前著が物語形式で書かれていたため、好き嫌いが分かれるようなものだったのに比べ、本書は要点がまとめられ、かつ、具体的な記述が多いのでよりよい。最後のほうの会議あるあるへの対処法は、複数書かれているため、取り入れやすいものを選べる。
投稿元:
レビューを見る
ファシリテーターに必要なスキルについて、多くの例で分かりやすく解説している本。
困った事象への対策案もあり、実践的です。
投稿元:
レビューを見る
世界で一番やさしい会議の教科書の実践版。前作はストーリーでファシリテーションによる会議の改革の必要性を訴える内容だったが、今回はファシリテーション技術を体系的にまとめた実践的なもの。
前作以上に分かりやすく、早速会社の会議で使えるところから使わせてもらっている。先ずは小さなグループでの試行で状況をフィードバックして改善効果を確認し、部内に広めていきたい。
投稿元:
レビューを見る
小説形式で書かれた『世界で一番やさしい会議の教科書』の続編という扱いだけど、今回は小説ではなく、具体的にどう会議でファシリテーションすればいいかについて書かれた本。
そもそも、ファシリテーションとは何なのかということだけど、この概念を正しくとらえるのは難しいよう。シンプルにいえば、人の能力を最大限に引き出す技術だという。そういう意味では、空気を読む力という、曖昧な力もある程度需要になってくるのだろうなと思った。
中には、会議中ではなく、会議をする前の準備についても書かれてあった。4つのP、Purpose(目的)、People(参加者)、Process(議題、進め方、時間)、Property(必要なモノと情報)について列挙するのが重要ということで、会議前に準備しておくのがいいらしい。ただし、準備に時間をかけすぎると本末転倒なので、どれぐらい短くしたら会議時間がどれぐらい短くなるかまで考慮して準備するということで、考えることがいろいろありそうだなと思った。
会議の段階を表す、問題解決の5階層という話は、確かに話の流れをつかむのに意識したほうがいいのかもしれないなと思った。たまに、何の話をしてたっけとなることもあるし。
会議で発言しない人には発言を促すというのは、確かにそういう人いるよなと思った。だいたい全く発言していない自分に対して促されるという感じなのだけれども。
最近はリモートで会議をすることも多いけど、この本には電話会議やテレビ会議についても書かれてあって、今の世の中にも役にたちそうだなと思った。電話会議では普段よりもはっきりと、3倍ぐらい声をはりあげる気持ちで話すほうがいいらしい。ただ、家でそれをやると、確実に隣の部屋に聞こえるのでやりたくない(時々、電話で話していそうな声とか聞こえてくるぐらいなので)。
テレビ会議でも、映像と音声だけでなく、チャット機能も併用するというのはなるほどと思った。それ自体が、スクライブ(可視化)になるのか。普段会議は自分ひとりが分かればいいと思ってエディタにメモ書きぐらいはするけど、確かに誰かひとりがチャットに書き込んでくれたら後から見直しもできるし、間違っていたら指摘もしてくれるからいいのだろうなと思う。
投稿元:
レビューを見る
『会議の教科書 実践編』という題名通り、実際に会議をおこなうフローに沿って解説しています。
会議を生産的にする方法を
①準備②導入③進行④まとめ
上記4段階に分けそれぞれの難所を実践に沿って解決していきます。
ただ漠然の会議をするのではなく、本書にある初歩的な方法論を活用することで、時間は短く・内容はきちっと決まる会議が実現できます。
ただし、「わかる」と「できる」には違いがあるため、実際のアウトプットが必須となります。本書のインプットとアウトプットを交互に繰り返すことで自分の血肉にしていくことが本書を最も活用できたと言えるでしょう。
投稿元:
レビューを見る
前著を補完し、ファシリテーションスキルを「会議ファシリテーションスキル8つの基本動作」に分解して解説したのが本書になる。「なぜやるべきか」を丁寧に説明しており、理解できれば手段を自由に選択できるようになる。前作を読んでいても、情報が整理されいるので、より深く理解できると思う。
プロジェクトは、打ち合わせの質がプロジェクトの質に直結する。ファシリテーションはやるか、やらないかだけの違いしかない。知ること、やること、徹底すること、ができれば誰でもファシリテーションが使えるようになる。
ファシリテーションを実践する上で大事なのは、いきなり会議を進行しようとしないこと。それをする前に押さえておくポイントがある。それは「隠れファシリテータ」になるということ。
「決まったこと、やるべきこと」を毎回確認する。これをするだけで、意味のある会議になる。さらに「終了条件」を確認できれば質の高い会議になる。すばやく結論を出すため、「時間配分」を示せるといい。
会議で、参加者に「隠れファシリテータ」スキルがあると、会議がスムーズに進む。逆に、1人しかいないとかなりツライ。本書を理解してくれそうな人に読んでもらうなどし、「隠れファシリテータ」を増えていくと効率がよくなる。
自分がためになったのは、「図解と構造化の3つのツール」。ホワイトボードなどで簡単にできる上、議論をするのに役立つ。どれも並べたり、線を引いたりするだけだったので、さっそく実践してみたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
参加者の発言の氷山の下(経験、価値観、思い、現状認識、背景)を質問によって明らかにすることで、合意形成しやすくする。
会議の振り返りシート作る
参加者が頭を使いやすい質問をする。(具体的なポイントを指定する)
全体像を示して各論に入る
投稿元:
レビューを見る
会議を有効な場にしたいという思いから読書。
メモ
・8つの基本動作とスキル
終了時に決まったことやるべきことを確認
開始時に会議の終了条件を確認
開始時に時間配分を確認
→確認する
会議中に議論を可視化する
→書く
会議前に準備する
→準備する
会議中に全員から主張を引き出す
会議中に対話を促し合意形成する
会議後に振り返りをする
→矢面に立つ
・終了条件は3つに分類可能
人の状態、物理的なもの、意思合意
・心構え
隠れファシリテーターが会議を救う
隠れファシリテーターを増やすのが成功の近道
簡単なことをやり切ることから始める
参加者と一緒に困るでちょうどいい
自らの主張を触媒にする
自分の主張に落とし込もうとしたらアウト
体系的な理解を人材育成に生かす
投稿元:
レビューを見る
まえがきで著者も述べているように、著者の前著
https://booklog.jp/item/1/4822271781
をケーススタディーや対策などより体系化して補完、解説されている。
前著のシーンも一部解説されており、続けて読めばより実行に向けた理解が深まると思う。
投稿元:
レビューを見る
~することが目的の会議は❌
その結果どういう状態を作りたいかを自問
終了条件が決まるまで議論に入らない
決まったこととやるべきことを漏らさずにかく
深堀の3つのとい
具体的には?なぜそう思う?ほかには?
質問を必ず司会が答えないのもあり
えーさんから○○と来ましたが、ビーサンはどう思いますか?
会議の振り返りをカジュアルに行う。
1人20秒ずつ。よかった点、改善点、あええ悪い点を1つあげるとすると