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大河のお供にと思ったけど、文章で読ませてくれたりするわけでもなく、知られざるエピソードがもりだくさんでもなく、波乱万丈の人生を超ダイジェストでお届けする、という、あきらかに大河前に急いで作った感の本。このニーズならWikipediaでいいと思った(ごめんなさい)。
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登場人物が複雑に関わりすぎていて、何度も行ったり来たりしても理解できず。
ただ、江の一生の波乱ぶりは現代では考えられないようなものだろう。いまは自由になりすぎて、強力に何か物事を進めることが極端に難しくなっているのかな。
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主人公の江(ごう)は、浅井長政の三姉妹の末娘、徳川秀忠正室であるが、これまでドラマなどではあまり取り上げられることはなかった。どちらかといえば、秀吉に嫁いだ長女の茶々(淀君)、あるいは家光の乳母、春日局の陰に隠れた存在だった。
一方、本書に描かれた時代は、戦国から徳川の世へと移る大河ドラマでもおなじみの時代であり、歴史的事実そのものも、よく知られた話ばかりである。一見、地味な物語と思われがちだろう。
しかし、生涯で三度の結婚をし、三代将軍家光の生母となった江の一生という側面から見ると、また違った見方ができるから面白い。本書は江をはじめ、この時代のもう一つの主役だった女性たちの立場から見た織田、豊臣、徳川の「新しい」歴史を描きだす。
ともすれば、戦国から徳川政権成立期にかけての女性は、戦乱に巻き込まれた悲劇の存在として描かれることが多い。しかし、安藤氏は、その見方は一面であり、むしろ、たくましく生きる存在としての女性像に注目するのである。
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勉強のつもりでと読んだのだが、歴史をある程度勉強してる人間ならほとんど知っていることをただ書いてあるだけである。
ほとんど、Wikipediaと同じだと感じた。