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投稿者:狂ったチワワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は共感できなかったが
そういうものだと思える内容が良かった。
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読みごたえがある
2021/11/03 15:46
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投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
普通の人は何となく見過ごしてしまったり、深く考えることなく通り過ぎてしまうようなことであっても、この日値は立ち止まってじっくり考えて、完全に消化するまでこだわり続けるのだろうなあと思いました。自分には理解できない点も多々ありましたが、面白い発想だと感心しました。
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少子高齢化の世界
2021/07/31 05:40
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投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
老人が多く増えると、今や数少ない若者が国民みんなを支えることになる。ひとりあたりの給料は低いし、日本はどうなっていくのかな。という危惧はもたされたが、ストーリーは淡々としていて、もう少しパンチがある方がよかった。
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リアルな老人描写
2019/07/22 02:21
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投稿者:totocat - この投稿者のレビュー一覧を見る
描写の巧さ 5点
内容 1.5点
総合 3点
個人的に描写がむちゃくちゃ巧いと思いました。というか、描写で読ませる本でした。何も特別なこと書いてないんですけどね、内容ふっつーなのに読ませる推進力の言葉選びは脱帽です。
内容はもう本当に老人に苛立つところとか感情描写が精巧すぎて、リアルで腹立ちました。内容あんまり好きになれない。笑
書き方のテクニックがなければ読了できない題材だったと思うので、受賞も納得ですね。
芥川賞とかって、結局地味なドラマを小説にリアル〜にしてるみたいなのを選びがちやしね。技術重視の賞なんだろうな。
きっと日常描写が上手なんでしょうが、これで内容がよければ大作になるとおもうのでもう少しいろんなジャンルの勉強をしていただいてリアルにハラハラするとかそう言う作品目指していただきたいです。
次の作品に期待!
紙の本
芥川賞受賞作
2018/05/23 14:19
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともと芥川賞に興味がなくて、
この作品が受賞した時にはじめて、
受賞作で読んでみようと思った本だったのだけれど。
中盤までは「少子高齢化社会」というテーマがあれば、
だれでも思いつきそうな葛藤を延々と続けるだけ。
ラストは急にじいちゃんがひとつの理想の姿を見せてくれたり、
若者が若者らしく生き始める姿、のような描写になってまあ、
「こういう作品です」というのはわかる。
もうすこし友人成分を足して、
老若の対比が強まってもいい気がした。
彼女、フェードアウトするし。
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【ベストセラー芥川賞受賞作、待望の文庫化!】「死にたか」と漏らす八十七歳の祖父の手助けを決意した健斗の意外な行動とは!? 新しい家族小説の誕生を告げた芥川賞受賞作。
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家で邪魔者扱いされる祖父と主人公「僕」の関係を描いた作品。
やることもなく、年齢による不快さの中で生きる祖父。死にたいと口にしつつも、体だけは健康であり、その願いは叶えられそうにない。
そこで、僕は祖父の願いを叶えるべく、色々なことを祖父に行う。そんな中、僕の内面も変化が訪れる。
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とりあえずどれかを読んでみたかった作家の、芥川賞受賞作品が文庫化された、ってことで入手。しかしまず驚いたのは、そのフォントの大きさに、なのでした。もう一編、中編作品を抱き合わせれば良いのに。内容は、介護問題に対する新しい視線提起。介護が嫌だからやってあげずに放っておく、ではなくて、あれこれ積極的に世話を焼くことによって本人には何もさせず、身体機能の衰えを加速させることによって早く楽にさせてあげるという。逆転の発想ですね。結構残酷だけど。
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要介護者を持つ家族が抱える問題、過剰介護、尊厳死、いろいろなことが書かれていた。
健斗は『尊厳死』と言っていたが、母親も健斗も、祖父という厄介者を排除したいと思っているだけのように感じた。
母親は「特別養護老人ホーム」へ、健斗は「死」へと。
最後の方でイイ感じにもっていこうとしていたが、読んでてあまりいい気分の作品ではなかった。
毎回感じるのだが、芥川賞作品はどうも自分には合わないらしい。
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老人との関わりの物語だが、主人公が淡々としているのでさらっとしている。チョットさっぱりしすぎていて現実感が無い感じ。
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死にたい死にたいと言いながら、生きている限り生にしがみつくのが人間ですね。筋肉も脳みそも使わなきゃ弱る。
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昭和一桁生まれ、戦争を知っている人たちは、本人が意識しようがしまいが心の持ち様がちがう。それを強く感じた大阪北部地震です。本作に登場する爺ちゃんもそう。「死にたか」が口癖の祖父。その願いを叶えてやりたいと思う孫。しかし祖父の尊厳を守ろうとする孫の「良い話」というわけではありません。死ぬつもりもなさそうな祖父の様子を見て、孫が体を鍛え始める辺り、いつもながらに羽田さんはブラック。今回の地震後、そういう皮肉めいた見方ではなく、命があればそれで良しという両親の姿に驚き、意外にデカかったな我が両親と思うのでした。
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字が大きくてページが150p程度なので軽く読める。
死にたい死にたいと言う介護の必要な祖父の意思を尊重し祖父へ過剰な介護をする健斗。
筋トレと就職活動と祖父への介護に勤しむ主人公の心の内を描いた作品。
老人、介護、尊厳死、肉体と精神の再構築などがテーマなのか。
何れにしても、何も考えないでダラダラ読めるのが良い!
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じいちゃん、なかなか図太い人。
「死にたか」って言いつつ、全然その気ないんだもん。こういうお年寄りはたくさんいると思う。弱者のふりをして、その実、なかなかに強い。
主人公は、苦しみのない安らかな死をもたらすために過剰な介護に勤しむが、端から見れば、やり方は間違ってるけど、祖父想いの優しい孫。
仕事を辞めて、人生のお休みみたいな時期に、自分より弱ってるように見える祖父を横目にひたすら身体を鍛える。なんだか分かりやすい。
お風呂のシーンが印象的。祖父の手を半ば振りほどく形で風呂から出た健斗が戻ってくると、祖父が溺れそうになっている。
慌てて助けたが、祖父は健斗を責めるでもなく、何も言わない。
優しくしてくれる健斗を敵に回してはいけないと思ったか、と最初は思った。でも、大事な孫を責めるなんて考えもしなかったのかも、と思ったら、老いてもおじいちゃんはおじいちゃんなのだなぁと、凄みを感じる。
最後も、祖父は健斗を優しく送り出してくれる。
「死にたか」と言うこのおじいちゃんが、長く生きてくれれば良いな。
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仕事を辞めて就活中の青年と、自宅でほぼ寝たきりのおじいさんの話。
介護に甘えっぱなしのおじいさんの、やれあそこが痛い、ここが痛い的な構って欲しいアピールとか、実は軽く余力残している感じとか、この人をイラつかせる設定の力加減が絶妙でした。
逆に主人公は、誰に言われるでもなく善意でおじいちゃんの介護をしていること自体は偉いと思えるのに、それ以外のなんだか無駄に自信過剰な感じが妙に鼻に付きました。
例えば、筋トレだったり、勉強だったりと、自分の行動とその結果に対する信頼度が半端ないというか、、なんつーかこいつモテなそうだなーって漠然と感じたので、彼女がいるっていうのがなんだか不思議でした。