紙の本
あきらめない
2021/11/16 10:37
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
閉鎖の危機のにある中部地域にある唯一の堀内百貨店。経営不振で他の店舗は五代グループになったが、この一店舗のみ存続していた。しかし、黒字化しなければ閉鎖という条件があり、前途多難な状況であった。過去に店長をしていた事業部長の高橋伝治が堀内百貨店の現状を調べ始める。が、そこには伝治が想像してもみなかった社員たちがいたのであった。無気力・無責任というだけでなく、言われたことしかしない、言われたことすらしないというであった。店長の丸山にしても責任逃れの発言が多く伝治は彼らに対して大きな望みを持たず、諦めかける。
ある日、地元の祭りの責任者と知り合う。そしてその祭りのイベントをきっかけとして、伝治の知らなかった丸山をはじめとした社員たちの本心を知る。そして伝治が考えたこと、考え直したこととは・・・・・。
なかなか面白い作品でした。考えることの重要性は勿論、自分を変える大切さも理解できたような気がします。簡単にあきらめてはいけないですね。
紙の本
地域復興のため「ガンバロウ」
2018/05/30 17:44
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
閉鎖目前の百貨店。
地方都市でなくても、東京でも同じようなデパートがいくつも・・・。
頑張る社員と管理職。これから力を合わせ、地域の人々にも手厚く、マドンナ筆頭に頑張る社員たち。
楽しみ。
でも、トレーティングカードゲームって全くワカラン。
次作があるようなので、文庫化を待ちますっ。
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『居酒屋ぼったくり』の著者によるお仕事&グルメ小説
事業部長となった高橋伝治は、以前店長をしていた堀内百貨店が閉店危機にあることを知る。「気合い」第一なバブル部長を若手店員たちは煙たがるが、伝治は彼らと旨いお店で腹を割りつつ、デパート再生に取り組む。
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低迷してる老舗百貨店と商店街の立て直しストーリー。
主人公のバブルおやじの性格付けが分かりにくかったが、まぁサクサク読めた。
現実もこう上手くいけばいいんだろうけど、ねぇ。
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地方の活気のない百貨店・商店街の復活を目指すお仕事小説なのかな。社員のやる気のなさやダメっぷりが読んでいてイラついてあまり楽しめなかった。これから再生して盛り上がって行くのが予想されるけれど挫けた。『腹』という割にあまり料理描写も無かったかな。
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閉店になりそうな百貨店の従業員が地域住民とタッグを組んで売上改善もねらってのお祭り盛り上げ!仕方ない!ではなく問題解決にむけて若手が頑張る+事業部長も一肌脱いで、新旧マドンナが登場して〜となかなか興味深い。しかし売上改善のなんと難しいことか、一過性ではなく改善し続けることの難しさを改めて感じる。果たして閉店は回避できるのか次巻が楽しみ!
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地方のさびれていきた百貨店が舞台。
職員ばかりでなく、店長までもがやる気が見られない。
なんとか立て直そうと、グループ事業部長を中心に、周りの商店街とも協力して街を盛り上げていきます。
タイトルにあるように、食事の描写がとても美味しそうです。
バブル時代はやる気になれば何でもできる時代。
今は・・・
でもやれば何でも報われるわけではないけれど、何もしなければよくなるはずがない。
一生懸命努力することも大切なこと。
読後感もよく、とてもいい本でした。
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面白い。郊外の老舗百貨店は少なくとも閉店を免れるか。どの仕事でもありそうな状況。上司として部下として先輩職社員として行動や発言にうなずき。まだまだ課題はあるけどという終わり方も良い。
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ぼったくりの秋川滝美さんも作品!で、ちょっと期待しすぎたか?(笑)
百貨店事業部長の伝治は、過去に赴任していた地方店舗の危機に立ち向かう!って、前半が全体的に若い世代への不満が鼻につきすぎて、ちょっと冗長な感じが(笑)
まあ、伝治自身も昔は同じようなモノと認識はしてますが。
私も「努力さえすれば当然のように結果を得られた時代」の弊害を身をもって感じている世代だけにちょっと共感。
今は、パワハラを恐れ、疑問も持たず、いかに周りの目を気にし効率良い仕事が尊重される時代。
しかし、小さな成功体験が、若い従業員たちとの距離を縮める後半の展開は楽しいけど、ありきたりな展開にちょっと飽きた(笑)
伝治への瑠衣の淡い想いなんて期待はいけないな(笑)
でも、お酒と食事のシーンは流石。
#秋川滝美
#秋川滝美さん
#幸腹な百貨店
#小説好き
#小説倶楽部
#本好き
#本好きさんと繋がりたい
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面白かったけど料理のくだりは必要かなと自分は思いました。
それが売りかもしれないけどストーリーに関係ないのでは。
無くても面白いと思います。
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同じような職業柄、わかるわかるの共感がすごかった
伝治のようなバブル経験者、今時の若者と呼ばれる人たち
どちらもお互いを分かろうとしないことで、分断感がある。それを繋げる瑠衣の存在
結局は人。人が全て。
どんなにネットが普及して簡単に物は買えても、人から物を買うことはなくしたくない
付加価値を常に意識すること
そして、喜んでもらえたり、感謝してもらえた時の幸福感をこれからの若い人たちに味わってほしい