紙の本
誰もが外国をすらすらと話せるようになるコツを教えてくれます!
2019/07/17 09:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、誰もが外国語をすらすらと話せるようになるコツを教えてくれる画期的な一冊です。外国語をマスターするためには4つの重要な要素があると本書は言います。それは、「インプット処理」、「プラクティス」、「アウトプット産出」、「モニタリング」ということのようです。そして、本書ではこれら4つの要素を支え、学習を促進するために「シャドーイング」を説いています。同書の内容は、「なぜわたしたちは外国語をうまく話せないのか」、「まず必要なインプット処理」、「知っているから使えるへ変えるプラクティス」、「スピーキングに必要なプロセス」、「シャドーイングによるアウトプット産出への効果」、「外国語学習に必須のモニタリング能力」、「シャドーイングの効果的な実践方法」、「100万語シャドーイングのすすめ」から構成されおり、これを実践することで確実に外国語を話せるようになります。
投稿元:
レビューを見る
一般向けの本、というよりは論文のよう。言語学などに触れたことのない人にとっては、やや難解かと思われる。が、ディクテーションの有効性については説得力があり、実践法も詳しく書かれている為、外国語学習に悩んでいる人には参考になると思う。
投稿元:
レビューを見る
人間の脳の言語習得プロセスから、シャドーイングがいかに「顕在知識」を無意識化し「潜在意識」に置換するのに役立つかを、学際的データを用いながら解き明かして行く。シャドーイング自体のの実践面の記述は少なめ。個人的には、シャドーイングはある程度のところまで行くと効果がそれ以上出にくくなると思うのだが、そういった学習手法としての限界面にも触れてくれるとなお良かったと思う。
投稿元:
レビューを見る
シャドーイングをやってみたくて図書館で借りた。
でも実践のための教本ではなく理論の本なので、実際やるには教本や音声は別で用意する必要あり。
学習素材のおすすめページはあるので、参考にしたい。
投稿元:
レビューを見る
言語脳科学の最近の知見の整理には良い。
言語病理学的には若干の疑問も。
シャドーイング、がんばろう。
投稿元:
レビューを見る
間に復唱ではなく、即座に音声を繰り返すシャドーイングの方が、第二外国語の流暢性の習得には適している。外国語習得には、インプット処理、プラクティス、アウトプット産出、モニタリングがキーとなるが、そのいずれにも効果がある。
しくみがきちんと説明されていて、説得力がありました。リスニングやリピーティングは経験ありますが、シャドーイングは知らなかったです。今の主流なんでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
主に第二言語習得的な観点から、シャドーウィングがいかにして外国語を話す能力を向上させるかについて理論と根拠を提示しながら説明した本。また、シャドーウィングの効果的なやり方や誤った方法についても解説がある。シャドーウィングのKnowとHowの両方が詰まった良書。ただしこの本の対象者は、既にある程度文法や語彙等を学び意識的に取り出せる記憶として持っている学習者である。そのような人が、その意識的に取り出せる知識(顕在記憶)を潜在記憶に近づけることで会話の処理を自動化するのに役立つ方法が学べるだろう。
投稿元:
レビューを見る
韓国語出版社(hana)のSNSで紹介されてたので入手。
難しくて諦めた(汗)
最近ドラマ見ながら、言葉が使われるシチュエーションをリアルに感じながら学ぶと入り方が違うんではないかという感覚があって、そういうのを期待して読んだのだが、だいぶ外した…先入観は良くない(汗)
もう少し時間おいて読み直したい。
投稿元:
レビューを見る
科学的な根拠が示されたシャドーイングのステップと推奨の素材が示されているので、迷いなく英語学習を続けていけそうだ。
投稿元:
レビューを見る
外国語を習得するメカニズムを紹介。
シャドーイングを最も効率的な学習法と説明する。
ろんりを知ることで学習法への信頼とモチベーションが高ます。必須の継続力を支えてくれる。
投稿元:
レビューを見る
まだ序盤なのだけど、どうもKrashenのインプット理論を論拠にしているようだ。
この理論って40年も前のものなのだが、、、大丈夫なのか??
と思って、脱線してKrashen周りの検証論文を読み始めた。また感想に書き足そう。
投稿元:
レビューを見る
TOEIC対策をしてTOEICの問題は前より解けるようになった。スコアも前より上がった。でも、英語で会話したりメールを自在に書いたりするには程遠い。いつになったら「英語ができる人」になれるんだろう、次はどんな風に勉強していったら良いんだろうと思っていた中で読んでみたのがこの本。
言語学の研究者である著者が、科学的な根拠とともにシャドーイングが英語学習に効果的だということをみっちりと説明してくれている。
今の時代、大してお金をかけなくても、あるいは無償でも英語を学ぶ手段はある。手段が多すぎて、逆にどれが良いのかわからない。そんな中で、このやり方が効果的だと明確に言ってくれるのは、それだけでモチベーション維持に役に立つ。本書を信じて、とりあえずスマホにVoiceTubeというアプリをインストールしてみた。あと必要なのはやる気なんだろうと思う。
外国語習得において「インプット処理」、「プラクティス」、「アウトプット産出」、「モニタリング」の4つがポイントであり、これら4つにシャドーイングが極めて効果的、王道と言って差し支えないとまで書かれている。本書の構成は、上述の4つにシャドーイングが効果的である根拠をじっくり丁寧に説明し、最後に具体的なシャドーイングのやり方や教材の例などがある感じ。
内容は専門的で若干硬く感じた。でも、丁寧な説明で素人でも理解できる。
その硬い内容とは対照的に、挿絵のキャラクターがゆるゆるで和んだ。