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有働さんも普通の人間なのだなと思った。特に冒頭の文庫本にあたっての書き下ろしでの、40代は結婚、出産にまだ囚われていたという話は興味深い。結局、周りからのプレッシャーや偏見によりその呪縛から逃れるのは難しいんだなあ。女性なら結婚、出産しなきゃという押し付けはしないようにしたいと思う。
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NHKアナウンサーという輝かしい経歴の
持ち主なのにエッセイのなかでさえ
きどらない有働さん。
この本を読んでいっきにファンになりました。
自虐しつつも品のある文章。
ほどほどのおばさん感が安心できる。
こういう40代になりたいなと思う。
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有働さんがどんなことを思いながら
あさイチの司会をしていたのか、
紅白歌合戦の裏側などが赤裸々に綴られています。
へぇー、という感じ。
これを読んで、有働さんへのイメージが変わりました。
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有働さんの中身をさらけ出した一冊。山越え谷越え凄いなあと素直に読んでしまった。ご本人が始めに書かれているように、恥ずかしい話部分も披露されていて、けれどそこも知るからこそ濃密な道を歩んでこられたんだなあと感じました。餡がぎっっしりつまった最中のように密度高し(笑)魅力を感じるアナウンサーさんです(^-^)
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朝イチは殆ど見ないが、なぜか有働アナに惹かれていた。知的な感じと、自分をしっかり持っている感じがよい。このエッセイを読んで、彼女のネガティブな部分にも触れ、ますます好きになった。
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「色んな人の話を聞くと、その人の視点はもちろん、話し方や間も感じることができて、それが自然と身について自分の引き出しになっていく」
なるほど。伝えるのが仕事の方って、そういうことを考えて人と会っているのか。万人に受ける幅を広げるとはそういうこと。ズバズバ本心本音を語る有働さんのメッセージは、本気の人だからこそだと思った。
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2019.6.2読了。ずっと気になっていて、たまたま手に取ってみたら引き込まれ、スルスル読めた!さすが言葉を扱う仕事を長くされていることもあって文章も読みやすいし、何より面白い。こんなことまで書いちゃっていいの!?ということまで書かれていたけど、こうやってさらけ出すことが周りから愛されるポイントでもあるのかなとも思ったり。私自身、時にはさらけ出すことの大切さを実感しつつあるので余計にそう感じました。
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ウドウロク。「有働録」を仮名にしたのかと思ひましたが、実は「黒有働」を逆から読んだものらしい。NHK時代に、周囲からさう言はれてゐたさうです。
そんなにこの人は黒いのか。まあ読んでみませう。
「1 いろんな人から、いろんなことを言われました」
のつけから物議を醸した「わき汗」の話題であります。こんなに苦情が寄せられてゐたとは。そんなに大層な事かとわたくしは思ふのですが。不快ならチャンネルを変るか、テレヴィジョンセットの電源を切ればいいのに。正義感ぶつて文句を垂れることで鬱憤を晴らす風潮は好きぢやありません。
「2 一生懸命生きてきました。ええ、仕事に」
紅白歌合戦の司会をすることになつた有働さんの奮闘ぶりがユウモラスに綴られます。予想以上の激務なのですねえ。ありやあプロの司会者でもしんどいのでは。それにしても谷村新司さん、Tバック一丁の有働さんを覗いてはいけません。
「3 酒がなかったら、この人がいなかったら......」
両親をはじめ、関係者との様様を語ります。あさいちで長年パートナーだつた井ノ原快彦さんのエピソオドは、彼の仕事に対する真剣さを伝へるもので、わたくしの中で好感度急上昇であります。もつともあさイチをまともに観たことはありませんが。
「4 黒ウドウ」
有働さんのブラックな部分......といふか、天真爛漫な彼女にとつては、全く悪意のない発言の数数であります。しかし彼女のキャラクタアを知らぬ人たちは引いてしまふかも。「個性」についての言及もありますが、わたくしはこの「個性」といふ言葉が現在、恣意的に用ゐられてゐる事に不満があります。語りたい事は山ほどありますが、ここはその場ではありませんので、またいつの日か。
「5 白ウドウ」
本人は自らを「小心者」と評するが、白いと言ふより、細かいことにこだはり過ぎぢやないの、といふところがわたくしの感想であります。折角のお見合ひも、相手が素敵過ぎて釣り合ひがとれないのではとか、嫌はれたらどうしやうとばかりに断つてしまふ。そんなの、相手だつてお見合ひでは好い面をアピールするのは当然だよ。
また、最終欄で、嫌はれてもいいなんて嘘だ、と主張します。ほぼ同意しますが、全く嫌はれぬ人はゐません。どんなに評判の良い人でも、陰で何を言はれてゐるか分かりません。ましてやわたくしなどは、常にどこかで悪口を囁かれてゐると自覚してをります。
「文庫版あとがき」にて、NHKを離れる時の葛藤が綴られてゐます。そりやさうです。折角NHKで確固たる地位を築いたのに、フリーに転身するのは、人気アナウンサーと言へども不安なものでありませう。
現在は夜の番組で活躍中のやうです。ジャーナリストを目指すと言ふ彼女。池上彰氏の発言など気にしないで、頑張つていただきたいものです。
http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-795.html
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有働さんも人間なんやなあ。
紅白司会のエピソードが1番印象的。
個性ってむずいよね〜
人生の先輩のありがたいお言葉でした
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NHKってとても素敵な女子アナばかりで、その時々でこの人好きだなって人が現れますが、ウドウさんはまさにワタシの初恋の人なのです。彼女の後ずっと開いてスズキさんオウミさんハヤシダさんと現在に至っています。
大阪放送局の頃からかわいいアナだなと思って応援しています。でも友人に話してもそのあたりはあまりわかってもらえないことが多かったです。ウドウさんはその4人の中でも最強クラスで、時が時ならばぜひブラタモリに登場して欲しかった女性です。
ウドウさんがこんなことをこんなふうに悩んでこんなふうにその悩みたちを扱ってきたのだと目からウロコでした。なんだかもっと好きになりました。
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同い年だった。
1人に1つの人生。
何を考えどう生きるか。
本当の心なんて誰にも分からない。
人に優しくありたい。
そう思ってちゃんと優しく出来る人でありたい。
そんな風に思える内容でした。
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アナウンサーが写真集を出す時代。
おきれいな著者なのに、外見のコンプレックスを抱えてる(もはや乗り越えてるけれど)なんて、同性からみてもたいへんな仕事だと思わざるを得ない。仕事か出産かという選択、だめんず好きの話など、あけすけに、包み隠さず語ってくれてます。毒とかクロとか吐けるのも、仕事の上でのキャリアや自信があればこそ。続エッセイも出たら読みたいです。フリーになってからのことや、zeroの裏側も聞いてみたい。
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フリーアナウンサーの有働由美子さんがNHK在籍時代に書いたエッセイをまとめた本。
思ったことをズバリと言ってしまう一方で、小心者の一面も垣間見える有働由美子さんが仕事や家族、恋愛観、結婚観を飾らずに素直に書いています。
久しぶりに心の底から楽しめたエッセイです。
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最初からいきなり笑いがとまらなくなり、いのっちやお母さんの話で泣き…有働さんらしい一冊、読んでよかったです。
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「個性ってどうすれば出せますか?」
確かに、私より相応しいアナウンサーはいっぱいいる。
同じような努力では、綺麗な容姿にはなれないし、美しい声にもなれない。同じことをしていたのでは、私なんて特に必要とされない存在になってしまう。
初めて、大勢の中での自分の個性、というものを考え始めた。
認識した自分は、自分に都合のよい自分の勝手な個性であって、「他人から見た個性」ではないのだということ。そのことを認識していないと、理解されない、分かってもらえない、ということになる。
私は、どんな場所に、どんな立場でいて、どういう仕事をしていて、何歳で、どういう容姿なのか。それもこれも含めてみている他人が、私のことをどんな個性の人間だと思っているのか。それさえ掴めていれば、あとは楽になる。仮にそれが、自分が思う本当の自分とは少々ずれていても、それは自分の素を理解されていない、ことにはならない。
やりがいがある、と仕事に手応えを感じ始めたのは、働き始めてから二十年も経ってからだ。私のような不器用な人間には、このくらいの時間が必要だった。
ちょっときつくでも言ってあげる方が、将来伸びるだろうなと思う若い後輩には、潔くモノを言います。ポイントは、将来それに気付かないような若者には言ってはいけないということです。人選を間違うと、「あのオバハン、偉そうにいいやがって。自分が最高だとでも思ってんのかよ。うぜえよ」と思われたままで終わる大損パターンになりますので、ご注意を。
だいたい、人にモノを伝えるって、いいことも悪いことも、すべてにおいて大変な精神的苦痛を伴うものです。人と関わらない方が、絶対傷つかないですもの。でも、関わらずには生活できない。だからいろいろとやっぱり、なるべく嫌われない方法を探りながら、今日も生きています。