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良い本だった……と思う。真似したいこともいくつか……本質ボックスとか。とにかくハードルを下げてくれてるところが好感。けど、ここまで書いてくれても行動に移せない私は怠惰な読者……。いや、今度こそ実践したい。
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発達障害の良い面を探して偉人がいる事に目がいっていたが、通常は大きなハンデでしかないことを改めて自覚できた。本質ボックス、机上のもの落とし、などのライフハックはサバイバルガイドと合わせてとても役に立っている。本書は特に本音と建前がわからない人向けのコミュニケーション術が充実していて役に立ちそう。
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自分はいわゆる定型発達だが、以前読んだ「発達障害サバイバルガイド」の方が、スッと共感できた。
本書は、仕事をこなしていくことに焦点を絞り、著者がこれまで実践してきたことが具体的に数多く書かれている。
今回も内容はよく理解できたのだが、様々な事例について「そこまで説明しないと分からないのか。」という呆れに近い気持ちが先に来てしまい、素直に納得することができなかった。自分とはあまりに違い過ぎて。
中でも衝撃を受けたのは、『部族(会社)の三大通貨』について。著者は、金を介さない人間関係の価値基盤は「見えない通貨」だという。つまり「人間の間で流通する金ではない何か」。それは、①褒めあげ ②面子 ③挨拶。この3つを覚えれば、大概の職場で上手くいく。
人間は与えたものに対して対価が支払われないと怒る。例えば、先輩が後輩に仕事を教えるのは業務だから当然と思ってはいけない。仕事を教えてもらったら、感謝と敬意という対価を先輩に支払う。すると可愛がられて上手くいく。
②面子。これは例えば、話を通す順序。誰がボスなのかはっきりさせること。後で「俺は聞いてなかった」とならないように、顔を立てること。
③挨拶。言うまでもないこと。一つ付け加えるなら、挨拶をしない上司にも挨拶をした方がいいということ。その上司は「挨拶をしてきたあいつを俺は無視してやった」という形で面子を保っているのだそう。衝撃だった。
褒めあげも面子も挨拶も、何となくのうちに身についていた自分としては、これを言語化しないと理解できない人もいるのだということが信じられなかった。
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お布施。半分ぐらいはおなじような経験と同じような対策をしていて笑える。まあやっていけるといいですな。
こういうガチャガチャした文章が好きなひとにはおすすめ。情報が多すぎてうるさいって人は翔泳社の「ちょっとしたことでうまくいく」シリーズの方がいいだろうけど、まあ純粋にハウツーを得るものではなく、すこしやばいジタバタも含めてそうした工夫や努力なんかに共感しつつ自分オリジナルでガチャガチャやるために読むものだろう。
個別のネタ自体はやはりこういう問題をかかえているひとがいろいろやるとだいたいこういう解決に辿りつく、みたいな感じなのだと思う。こういう努力をしなければならない理由がわからない人々もいるだろうと思うといろいろおもしろい。
最後に精神科医の先生にコメントもらってるのも用心深くてよい。
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自責は時間の無駄。
道具は、1集約化、2一覧性、3一手アクセス
バインダーもりもり作戦。
メモ帳は一つに!パイロットの「パーソナル2」がベスト。汚くてといいからとにかくかけ!
アイデアは武器!白紙にアイデアを書いていけ。すぐに忘れてしまうから。
長期タスクは圧倒的に「取り掛かり」が一番大変。
序盤を行い、全体像が見えてきたら「千里の半ば状態」もう後戻りできない状態を作り出す。(コンコルド効果的な)
最も重要なスケジュールとは休むことである。
月末には来月の休む日を決めて、厳密に守りましょう!
見えない通貨を大事にする。「ありがとうございます。感謝します。」で購入可能な商品は多い。
褒めることは音ゲーである。見えない通貨は「褒め上げ」「面子」「挨拶」である。仕事を教わることはタダではない。褒める語彙は必要ない。タイミングが大事。相談するときは話を通す順番と優先順位に注意せよ。挨拶をしない人に挨拶をしないでいいわけではない。(下っ端が挨拶して、俺は無視したという承認を受け取る偏屈人もいるから)
歓迎会は新入りの本性を見定め、値踏みする会。絶対に無礼講はない。飲み会の鉄板は「誰かにお礼を言う話」「誰かを称賛する話」、飲み会は「ホントに疲れた」どういう気持ちで成功。「今日は楽しかったな〜」は要注意。
コミュニケーションが上手な人は言葉への依存度が低い。笑顔が大事!!
飲酒から「文化的な側面」が失われたら危ない!
休日に動けなくなったら(うつが強くなったら)
「何もしない」という動きをする。
退屈するというのはエネルギーが余っている証拠になる。
うつ集中は非合理的にさがしつづけることや単調なゲームをし続ける行為。
うつのそこは雪山で吹雪に閉ざされている状態。希死念慮がきたら、枕元に暖かくて甘い紅茶を準備し、カロリーメイトを浸しながら、遭難者のようにして食べることオススメ
根拠のない自己肯定が大事。根拠があると、その根拠がなくなったときに、自分を責めてしまうから。
ハイスコアを求める人生は終わりにしよう。
世界は「人生ハイスコア自慢大会」にみちている。
表彰台が全部埋まったとしても、自分のレースは走り切る。
死に覚えの人生
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具体的でわかりやすいライフハックが
書かれていた。
人間観察の方法も独特で
面白かった。
茶番だとわかりながらも、
茶番をこなすという考えは共感しました。
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鬱に近い日々が続いていたら「何もしない」と言う強い意志を持った行動が必要だと改めて教えてくれた。
例えばリラックスした空間を作り出す等。
ホーリーフールな人生を送っていきたい。。
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高校生の息子が軽めのADHDで、かなりうっかりが多く、集中力も全くなく、これで将来やっていけるのだろうかと心配しています。
この本はADHD当事者の方が実際に行っておられるライフハックが書かれているので、とても参考になりました。
物をなくすからとにかく全部まとめてぶっこむとか、すぐにできそうなこともあります。
それに発達障害の方はうつなどになることが多いそうなので、そうならないためのハックも書かれているところがいいと思いました。
息子にこの本をプレゼントして、うまくやっていくためのヒントにしてもらおうと思います。
特に発達障害ではない自分にも茶番センサーなどのところは確かにそうだなと思いました。
こんな茶番やってられん!と思ってしまうことが時々あるのですが、そんなこと言って反発するより、テキトーにやり過ごしたほうが結局自分のためというのは本当にその通りです。
また役に立てる人間でいなければ生きる価値がないという考え方をしがちで、うつになった経験もあるので、価値がなくても生きていいというのはそうかと思いました。
これまで死にたい人に生きていてほしいというようなことを言う人は、死にたいと思ったこともない幸せな人なんだろうななんて思っていましたが、この著者は自分がどん底だったこともあった上でおっしゃっているので、とても説得力があります。
発達障害の人にもそうでない人にも、なにかしら得るものがある本だと思います。
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ためになる部分あった。特に朝起きられないパターンのライフハック。こういった当事者向けの本を初めて読んだが、割とあるある+解決法で分かりやすかった。
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面白くて、為になる。
第1章 仕事
自分を変えるな、道具に頼れ
「ぶっこみ」「一覧性」「一手アクセス」
かばん…全てぶっこめ
バインダー…クリアファイルは一覧性不足
手帳…仕私用は胸ポケに。ゴリゴリ書いて買い足せ
大きい白紙…アイデアだすならA3の中心から
本質箱と神棚…物の置き場所。箱は3つまで
クリーンスペース…物を置かない場所。モニタは2つ
5秒儀式…床に落とせ。まずコスト投下せよ
顔と名前の覚え方…酷いあだ名を名刺にメモ
休養…優先度No.1。掃除は休養ではない
第2章 人間関係
全ての会社は部族である
「部族の掟」を知ろう
見えない通貨…人は好意へ対価が払われないと怒る
三大通貨1褒め上げ…語彙よりタイミング
三大通貨2面子…数字を競わない部門なら必須
三大通貨3挨拶…無視トラップにも絶対挨拶
祭礼「飲み会」…値踏みされる会。喋らせ褒めよ。
通過儀礼「雑談」…話題提起と同意、笑顔の通信確認
共感とは「苦労」「努力」に理解を示す事。適当で
世界は茶番だ。うまく利用せよ。
第4章
酒から「文化」が失われたら危ない。
文化を共有する友人がいなければネットがある。
第5章
価値が無くたって死ぬ必要は無い。根拠不要。
自分の欠損が免罪される外的要因は、危うい。
おわりに
少しずつだけど、発達している
ドクダミとサボテンの成長速度
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【引用】
・他者を見下して笑った自分の人差し指は、自分を突き刺す
・「何もかも失われた」という状況は、きっと誰にでも起こりうること
・自己肯定感を手に入れるには無根拠に他者の生を肯定すること
【行動】
・長期タスクをやり遂げるにはハマる状態を作り出す
・全体の見通しがったらそれはすでに「千里の半ば」
・損失を取り返したいという心理を利用して、一冊ずつ参考書を揃えていく、毎日ちょっとだけ勉強するなど少しずつコストをかけて脱落を防ぐ
・「わかるよ」の共感はもっとテキトーでいい
・嗅覚刺激は脳への影響が五感の中で最も強い(お香でリラックス!)
・鬱なときは、ビジネスホテルで外ごもり
・枕元には魔法瓶
・希死念慮がやってきたらとにかく魔法瓶に入った温かいお茶を飲む
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ここで紹介されているメソッドは発達障害の人でもできるように考案されたものであり、あらゆるタスクで最低限必要なことを抽出している。これは裏返してみれば本質が詰まっているようなものであり、その観点から見ても面白かった。(コミュニケーションはリズムゲーetc)
筆者の文章力も面白さに拍車をかけている。
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先に「発達障害サバイバルガイド」を読んでいたが、この「すごい仕事術」の方が私はしっくりきた。
最初の方はほとんど同じ内容で読む必要がなかったかと感じたが、後半は自分にとって刺さる言葉が多かった。
比喩表現が素晴らしく、わかりやすかった。
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2022年18冊目。272ページ、累計5383ページ。満足度★★★☆☆ 職場・家族に「発達障害」の疑いがある方がいる場合、理解の一助になる。ご自身が「発達障害」の方にとっての「お役立ち度」は私にはわからないが、一般の若手サラリーマンが当然知っておくべき社会常識(これから廃れている可能性が高いもの含む)なんかも学べるだろう。
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タイトルを読んだ際、仕事の仕方が載ってると勝手に捉えてしまったが、そういったものはない。ミスを減らすために環境を整えることの重要性とその方法が載っている
飲み会の場を「誰かにお礼を言う」「賞賛をする」機会にするのは自分にとっても相手にとっても心地良いものなので積極的に取り入れていきたい