私の愛しいお人形【イラスト付】 みんなのレビュー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：tix　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

交互視点で描かれた人間とバイオノイドの恋。
作中のオートマタ（バイオノイド）は記憶を引き継ぐことができ、
いくらでも代替可能な存在とされていますが、
実際には『目覚め』たときからの経験で個体差が生じていきます。
記憶を引き継いでも前の個体の性格や感情を引き継ぐことはできず、
オートマタ本人たちは各々に魂があるように感じています。
（人間側に知られると不穏なので表には出さない）


オートマタの設定、オートマタ達の性格付け、
二人の出会いに始まり、受けを始めとするオートマタたちと攻めとの交流
攻めが受けを代わりのない存在と感じる流れ、攻めの抱えてる秘密……
物語はわずかに悲しい予感を抱かせつつ
クライマックスまで巧みに綴られていきます。

しかし、人間とバイオノイドの恋ってオチが命！

結論から言いますと、個人的には
オチはイマイチだと思いました。
途中まで良かっただけに残念。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

人間嫌いな美貌の実業家と純情なオートマタ。同じ外見でもきちんと見分けてくれる攻めがとってもかっこよかった。二人のラブラブに癒された。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：蛍　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オートマタ、デザイナーベビー、廃棄／生産と中々にシビアなテーマを取り扱っていながら、ほのぼのラブストーリーでした。さすがBLはこうでなくちゃ、というところでしょうか。色々考えさせられることもありながら、そんなことはさておく、完璧なハッピーエンドで幸せな気分になれました。