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読書量は行動力あるいは編集力
2018/07/02 22:29
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の今までの見城さんの印象としては行動力の人というイメージをもっていた。例えばこの作家さんと仕事したいとなれば猪突猛進で接触して、作品を仕上げる。悪く言えば強引といったことになるのでしょうか。
ある一面ではそういったところもあるのでしょうが、実際のところは冷静さも兼ね備えているからこそ、この業界で長く活躍できるはずである。
ではどうやって、そのようになったのかが重要なポイントとなってくる。要因はいろいろあるのだろうが、そのひとつとして圧倒的な読書量を見逃すことはできない。一個人として人生の中でいろいろなことを体験をするにも時間的に限界がある。そこで読書の出番ということになってくる。例えば読書の中でなら、男性でも女性目線を経験できたり、またその逆もあり得る。読むことにより自分のものにしていく(全部ではないが)ことが経験値としていきてくる。そこからいろいろなタイプの人に会った時に感情移入できたり、一歩さがって冷静に見たり意気投合できたりできるはずである。ここが著者の強みであろうと考えます。
それにしても一緒に仕事をした有名人の顔ぶれには驚かされた。もちろん有名人と仕事したから、いつでもベストセラーができあがるわけではないが、どういった角度で編集なりアドバイスができるのかというところを見城さんは熟知しているのだろうと想像できる。
しかし、ご自分は作家になるのをあきらめて裏方というか共著に近いところで仕事するといったあたり自身を客観的にみられるあたり、すごく能力があるなとおもいます。
編集力あるいは構成力あってこそ、みなさんに受け入れられる本ができあがるのだろうと推察します。これからは書いた人だけではなく、編集に携わった人ことも気にしていきたいと思います。
ただ、読書をすればいいわけではない。
2018/06/30 03:22
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:walkalone - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書をするときは、抽象的なメッセージを、自分の生活や環境、さらには人生にあてはめて、展開していかなければ意味がない。本を読むことよりも、考えることがメインになっていないと、意味がないのではないか。
読書こそ人生という荒野を切り開く武器だ。
2021/12/05 06:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代に恩師から教わったことがある。
「一流の人にどんどん会っていきなさい。一流の芸術にどんどん触れていきなさい」
著者は幻冬舎の社長として、数多のミリオンセラーを世に送り出してきた。
その背景にあるものこそ、読書。しかもそれは徹底している。
一流の人に会うために、凡人は徹底した準備、圧倒的な努力が必要だ。
涙をこらえ、歯を食いしばり、血の小便が出るまで、働き抜く。
徹底して、自己検証し、自己否定する。その先にしか自己肯定はないのだ、と。
五木寛之と仕事をするために、彼の本を発売から5日間以内に読破し、感想を手紙にして、本人に送り続けた。
石原慎太郎と仕事をするために、「太陽の季節」と「処刑の部屋」を一言一句暗誦できるようにしてから出会った。
林真理子と仕事をするために、毎日のように飲み歩き、電話をし、悩みを聞きぬいた。
本の山に囲まれて鋭い眼光で睨み付ける、ド迫力の表紙。
読後には、それが戦い抜いた、そしてこれからも戦い抜いていく男の決意の顔だと分かる。
ともかく元気が出てくる。働きたくなる。そして、本が読みたくなる痛快なる書。
読書こそ人生という荒野を切り開く武器だ。
読書好きは一読を
2019/05/12 14:31
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投稿者:ルヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品は幻冬社創業者であり、元角川書店編集者である見城徹の作品である。
内容も見城氏が公私ともに影響を受けた石原慎太郎・村上龍(もっと登場するが下名も好きな作家を列挙させていただきました)
について記載されており本作品内で登場する作品を読んでいなければ脳死で購入したくなるような紹介がされている。
本作品を象徴する言葉は『圧倒的な努力』である。
非常に面白い作品になっておりますのでご一読ください。
〆
胸に込み上げてくるものがある
2019/03/21 10:05
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投稿者:タイガー - この投稿者のレビュー一覧を見る
何でも科学的に解決しようとする世の中で、この本を読んでいると心の中から熱いものを込み上げてきます。著者の語る一つ一つの言葉がとても重みがあり、文学を読んでみようという気持ちをかりたたせます。