紙の本
習慣になるまでが一番大変。
2020/02/04 20:33
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投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
習慣になってしまえば、億劫さとか意志力とかいらなくなるのだろうが、そこに至るまでの道のりは結構つらい。でも大方の人が歯磨きや風呂に入るなどを自動的に(これこそ習慣)やっているということは、やってできなくはない!ということなのだろう。
習慣化したいことのある人は、本書の「習慣を身につけるための50のステップ」を参考にしてみては?
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内容的に悪くはないのだが、記述が雑多で、焦点を絞りきれていない印象を受ける。主語が大きくて申し訳ないが、日本のビジネス書はどこかで聞いたことある内容をひたすらに載せるが、参考文献をきちんと書かない、みたいなものが多いのは何故なのだろう。だいたいは聞いたことのある内容で、なぜそれを、どの本から体得して、自分にどう適用したのか、という部分が無いので希薄な印象になる。習慣を身につけるための50のステップに至っては、別にステップではない(シーケンシャルに50段階実行するものではなく、単にランダムな50 tips)ので失笑してしまった。
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ミニマリストである著者の習慣に言及する本。いかに意志ではなく習慣の力で達成するかという考え方は説得力がある。その為には出来るだけハードルは低くというのは自分もブログを一年続けようとして叶わなかったが10ヶ月程続けられてよく分かった。いかにどんなことでもいいから1年間毎日続けることはとても大変だということ、そしてその力はすごく大きいということ。また何か1年間毎日続ける事を考えて習慣化出来るようにやってみよう。本を読むことと文章を書くことかな。あと早起きと。ミニマリストの本も興味が出た。
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習慣について為になるところもあったが、全体として余計な内容が多くて、悪く言えば無駄が多い。
もう少しスッキリさせられると思うけど、著者のスタイルがこういう書き方なんだと思う。
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ぼくたちに、もうモノは必要ないに続き、とても心惹かれるタイトル。ぼくたちは習慣で、できている。いろんな人の格言や名言から文章が始まるスタイルは苦手です…紹介されていた本で、次に読みたい本は見つかりました。
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私の指向性と似ているので、頷きながら読めた。
先人の教えや教訓を元に、著者自身の経験則を簡潔にまとめているので、お仕着せがましくなく鼻に突くこともない。
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前作の「ぼくたちに、もうモノは必要ない」がとても良かったので、ほとんど迷わず手にしたが、何となく記述がダラダラした印象で、以前ほど心に響かなかった。
確かに、決まった習慣をこなすという達成感は味わいたい。それは自分が、きちんとした生活を送っていると意識したいからだと思う。
ゴールを決めると満足してしまい、維持できなくなるの。「目的」と「目標」をごちゃ混ぜにしない、という所は納得した。
「自分観察日記」も面白そう。
48
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怠け者なので、「すぐやる自分になるには」とか「後回しにしてしまうクセを直す」とかそういう部類の自己啓発本は気になって読んでしまうんだけど、喉元すぎるとすぐ忘れて、また自堕落になる、ということを繰り返している私。結構読んでいるので、その方法論的なものはそこそこ知っていたりするのですが、この本はそういう山ほど出ている、「ちゃんとする」ための方法がきれいにまとめられていて、「時間管理術」系自己啓発本ジプシーには、とても分かりやすく、読みやすい本でした。頭の良い人のノートを見せてもらった気分。
著者自身の経験をもとに失敗談も交えて書かれているから、共感することも多かった。
朝、最初の予定(たとえば早起き)が崩れると、その次の予定も、また次もできなくなり、「できなかった自分」に更に意志力を低下させられ、「できない」の負の連鎖になるって話、すごい分かる。「もうどうにでもな~れ」になっちゃうんだよね。
本文中に引用されている、この文章にハッとした。
「10年後にはきっと、せめて10年でいいから戻ってやり直したいと思っているだろう。今やり直せよ、未来を。10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたんだよ、今。」
目に留まるところに、書いておこうかと思う。
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「やる気はやる前には出ない」専門的に研究している人がそういう結論に至った、そんな一文に大いに納得した。これまでやる気が出なかった事なんていくつもあったし、言われてみればそんな気はしてた、取り立てて驚くような話でもない。だけど、専門的に研究している人にこうもハッキリと断言されると、諦めがついたのか、やる気が出ない事をやらない理由にする事が無くなった。
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2018.08.07 読了
レバレッジリーディング読了後、
良い本を探すために書店にも足を向けるようになったが、
そこで見つけた本。
もともと
意思が強いから継続できるという
言葉に疑念があったが、
まさにそれを解説してくれる本だった。
書かれていた内容を実践して
習慣化の名人になれるよう
簡単なことから始めることにする。
特に重要だと思った内容
・悪習に勝てる人は意思が強いのではなく、そもそも悪習に誘惑される頻度が少ないから。
・自己否定感を持ったときに悪習に負けやすく、自己肯定感が強いときに新しい習慣に向けて努力できる
・習慣化したいことはまず極限までハードルを下げること(腕立て1日1回が目標みたいな)
・週一回やるより毎日やる方が楽
・継続しようとしてもできないことはその原因を分析して、少しずつ原因を解決していくこと
・この本は参考点が多すぎるので逐一メモを見返して少しずつ吸収すること
★以下メモ
・双曲割引→直近のメリットやデメリットは過大評価するが、しばらく後、先のメリットやデメリットは過小評価すること
・悪習に誘惑される回数が多ければ多いほど、悪習に負けてしまう。
・意思が強いように見える人は悪習に誘惑されても勝てるのではなく、そもそも誘惑される回数が少ない
・モチベーションや努力がなくても、習慣なら無意識でできる。朝トイレにいったりとか、歯磨きしたりとかに一々悩んだりしないのとおなじ
・意識や意思が行為の原因ではないことを認めること
・習慣は何かのトリガーがきっかけでおこる
→場所
→時間
→心理状態
→自分以外の人
→直前の行動
・嫌なことがあって気分がのらなくても体をいつものように動かせば(ルーチンを行えば)、気分は後からついてくる
・運動をしてから学習をすると効率が20パーセント近く上がる
・脳は報酬を何度も認識しないとそれをやろうとしない
→運動の習慣がない人はそもそも運動しようと思わない
→運動して、気分がすっきりする(報酬)がある人は、運動すれば報酬がある(気分がすっきりする)ことを分かっているので続けられる
→そうなると、報酬をもらうのが当たり前になり、運動しないのが損だと考えるようになり、運動しようか迷わなくてもとりあえず運動するようになる
・気分転換の何かは自分がさらに嫌になる何かであってはならない
・断つことは簡単でも量を抑えるのは難しい
・悪習を断つにはそのトリガーを分析し、その報酬が本当に必要なものなのか考えてみる
・早起きできない→前日にお酒を飲むから→前日にポテチだけで我慢しようとしたのにポテチを食べて自己否定感が出てしまったから→昼やらないとダメな仕事が終わらなくて嫌な気持ちだったから
→つまり、仕事を、昼に終わらせれなかったのが早起きできなかった原因
こんな感じで、自分がなぜそのアクションを取ってしまったのか分析する
・自分が悪習を実行した際にどう悩んで、どう負けたのかを記録することで、似たパターンが訪れた時に対処しやすくなる
・作業興奮→やる気はやる前には出ない。いやいやでも作業を始めるとだんだんやる気がでてくる。
・人のやる気は少しでも、準備、不安、時間などのハードルが高くなると消えてしまう。
逆にハードルを下げるだけで習慣化できるときもある
・SNSを見過ぎないようにするためにはアプリでは見ずに、ブラウザで閲覧し、その都度ログアウトする
→見るハードルを上げることで悪習へのやる気も消えてくれる
・誘惑には勝てないことを認めて、意志力に頼った運用をやめること
・何かが億劫だと思ったらそれに必要な手順を全て書き出して見る→チャンクダウン:大きい複雑なものも小さくシンプルな要素に分ければめっちゃ簡単
・蛇を触れって言われたら無理やけど、最初はマジックミラー越し、次は檻ごし、つぎは、手袋をつけて触って見るとかって少しずつ進めると信じられないようなこともできてしまう
・日記を毎日書くとして、今日はやりたくないなと思ったら今日はやりたくないと日記にかく。そうすると、だって今日しんどかったし。と作業興奮が発動して書ける
・キリのいいところで始めようはダメ。
→それの最たる例が明日からやろう。
→腕立て伏せなら1回でもいいから今日からやること
・週1回するよりも毎日やる方が簡単、毎日やる場合は何も考えずにただやればいいだけだが、週一だと、今日やる日やっけ??とか今日じゃなくて明日でもええかな?とか迷いが生まれることになり、逆にしんどい
・明日の自分ならできそうと思うのも間違い。明日の自分は絶対に今の自分と同じ行動をする
→だから、明日は、じゃなくて今日だけはやると考える
・チェインメイク→歯磨きをトリガーにゴミを拾う、ゴミを拾うのをトリガーにシャワーを浴びる、、というようにトリガーとルーチンをチェーンのように回していくこと
・作業する時は時間割を決めて時間を意識して行うこと
・悩む時間も制限時間を設ける→他に優先することがあるから戦略的に悩むことをやめる
・散髪とかは日を決めてないと明日でえっかとか来週でえっかとなるので、日を決めておく
・しんどくなるまでやると次始めるのに影響するので調子が良くても8割でやめること。筋トレとかはしんどいくらいやらないと大きくならないけど、まず習慣化してから徐々にしんどくしていくこと
・キリが良いところで終わらせない。中途半端で終わらせた方がなんか置いとくの気持ち悪いし次始めやすくなる。
・寝る直前はおもしろいもの読んだり見たりしない。寝たくなくなるから
・成長し続けることが目的であり、なにかを達成するのがゴールではない。ダイエットとかがまさにそれ。一度目標体重まで痩せればOKということではない
・人間は自分にとって、難しすぎず、簡単すぎない適切な難易度の問題に対処しているときに一番熱中する
・★今日は目標達成できなかった→自己否定感→次始めるのが億劫になる
という流れなので、目標は常に最小をキープしておくこと。
気が乗らない時はいつもなら腕立て伏せ100回できるレベルになってても1回ででOKにするってこと
・成長は比例的に上がるわけではないので、成長を報酬に設定すると続かない、続けている行為そのものに報酬を見出せないとダメ。成長なんて感じたらラッキーくらいにしないとだめ
・習慣は簡単に崩れてしまう。重要なのは習慣が崩れても戻そうとする力、習慣化する力が大切
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2018.8.8
本屋さんで見てから気になって読了。
もう一度というか、度々読み返したい本だと思う。
ああしなさい、こうしなさいっていう口調ではなく、あくまで私はこうで、先人や有名人はこう言ってて、こういうのはどうでしょう?っていう感じ。
1ブロックが比較的短く構成されてて、読みやすい。
わかるわかる、ああまさしく私のこと、っていうところがたくさん・・
なかなかできていない早起きから始めたい。
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2018.08
前作に引き続き、人生に大きく影響を与えてくれる本となりそうです。
以下を意識してからさっそくいくつか習慣を設定しましたが、しっかり継続してます。
・習慣の目標は「習慣によってなにかを達成する」ではなく、「習慣を継続する」こと。
・設定する目標は最初はとにかく低くする。例えば毎日ジムに行くのではなく、毎日ジムに行くために外に出る。とか。習慣を継続できなかったことで自己否定感がついてしまうと、習慣は続かない。小さな達成感を積み上げて自信をつけていくことが大切。また、外に出てしまえば行動興奮が働いて、結局ジムに行くことになる。
・習慣とは、何も考えずに行動するもの。やらなければ、と考えているうちは習慣ではない。「●●を見たら●●をやる。」といったトリガーを設定すること。
・習慣に例外を設定しない。週に何回ジムに行く、などの目標は行動を先延ばしにする逃げができてしまうから。
前半は最悪読まなくてもいいので、後半の習慣のためのステップだけでも、騙されたと思って読んでほしい1冊!
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ややデータや引用が多く、最終章を読んでいる時には「結局どうすればいいんだっけ」という感覚になったが、前半を振り返ると参考になる点が多くあった。
・目の前の報酬を過大評価し、将来にある報酬や罰則を過小評価してしまう
・今日も習慣を続けられた、という「自己肯定感」を報酬とすること
(外形に変化はないが内部では準備が進んでいる、というサナギの例えがすごく良かった。このイメージでスクワット続けられそう)
著者は習慣について「毎日やる」方が楽だと推奨しているが、フリーランスだからできる部分もあると思うし、習慣自体に喜びを感じられるのであれば隔日、週1などのペースでも続けられると思う。そんな気持ちを十分与えてくれる本だと思う。
モノが少ない方が習慣を根付かせやすい、というのはその通りだと思うので、ぜひ前作も読んでみたい。
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前作に引き続き読みやすい。個人的に著者の習慣化に関する方法は実践さえできれば有効だと思う。そして習慣化にはいかに意思を使うのではなく、いかに使わないか、すなわちミニマリスト的な無くすということが重要な要素だと思う。そういった部分でも前作のぼくたちにもう物はいらないとつながるは部分は多いと感じた。人生は長いのだからできるだけ良い習慣を身につけよう。
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前著「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」がベストセラーとなり、
海外でも出版されたミニマリスト佐々木氏の新刊。
2冊目のテーマは「習慣」。
ミニマリストという生き方に至る過程や考えを綴った前著は、
佐々木氏の赤裸々なノンフィクションであった。
今回も、著者の巡りめく思考と実践の数々を紹介しながら
印象はやはり著者の人となり。
友人にその生き方はいいわ・・・と言われたエピソードなども面白い。
それくらい突き詰める方なのですね。
お酒や甘いものを断つ暮らしを推奨しているわけではなく
あくまで自分のたどり着いた答え、なのです。
習慣という言葉から様々な考察が語られています。
そして、次回のテーマはなんと断酒だそう。
いろんな切り口で語られる佐々木哲学を楽しみに待つことにしましょう。