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紙の本

あなたは権太楼を知っていますか

2018/10/20 09:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

上方落語といえば米朝師匠をはじめ桂文枝や松鶴といった大御所の名前が浮かぶが、なんといっても「上方落語の爆笑王」と呼ばれた桂枝雀を抜きにして語れない。
 残念ながら1999年59歳で亡くなる。
 時を同じくして江戸落語で人気を博していたのが古今亭志ん朝で、当時「東の志ん朝、西の枝雀」と落語界の人気を東西で二分していた。
 志ん朝もまた2001年63歳で亡くなってしまう。
 枝雀と志ん朝の落語はまったく系統が違う。
 一方は爆笑を目指し、一方はしっとり聞かせる。
 どちらがいいとかということではない。二人のそれぞれの個性だろう。

 二人は伝説の落語家になったが、二人のいない落語界はそれでも今隆盛を極めている。
 特に江戸落語はこの本の主役である柳家権太楼をはじめ、柳家さん喬、柳家喬太郎、あるいは春風亭一之輔、いやいやとどまるところがない。
 彼らの原点に実は枝雀と志ん朝がいることを、落語界入りから前座、二ツ目、そして真打に至る権太楼の落語家としての生き様を面白おかしく語ったこの本の中でも、しっかり語られている。
 権太楼にとってこの二人はおそらく自身忘れられることのない落語家であり、そのことをきちんと語る権太楼はエラいと思う。

 この本はもともと読売新聞に「時代の証言者」というシリーズで30回にわたって連載されたものに加筆したもので、編者である長井好弘さんがいうように「丸ごと権太楼本」となっている。
 しかも権太楼十八番の落語が20話、権太楼の解説付きで載っているのが、うれしいではないか。

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2018/05/30 15:05

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2018/08/29 06:14

投稿元:ブクログ

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2018/10/17 23:05

投稿元:ブクログ

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