紙の本
神社の祭りが舞台
2021/12/30 22:50
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
多魔坂神社のお祭りが舞台のショートショート。屋台や急須や壺といった道具をテーマになんとも、妖しい世界、幻想的な世界、時にはホラーな世界を見事に書きあげてる。でもこんなお祭りがあったら怖いくて行きたくないと思いつつ、やっぱり行ってみたいと好奇心を旺盛にさせてくれる。ラストが怖くもあり切なくもあり、お祭りの舞台にしては寂しくて、こんな終わり方はイヤだなと思ったけど、あとがきのしりあがり寿さんの見事なフォローで、救われた気がする。20編しっかり楽しめた。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
電車の中で読むのにちょうどいい文章の長さでよかったです。短い話なんですが、話自体は面白く読み応えがありました。
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多魔坂(たまさか)神社の祭りや蚤の市を舞台にしたお話。見たこともない屋台がまぎれ込み、にわかには信じがたいことがふと起こる場所のようだ。
これまで読んできたもの同様、言葉の響きに着想を得たお話も多い。言われてみればそうだな!みたいなちょっとした発見が散りばめられているのが、田丸さんの魅力の一つ。
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田丸雅智によるショート・ショートを読むのもこれで2冊目。
本当に彼が故星新一氏の正当な孫弟子なのだろうか、ってのが読み終わっての正直な感想。
たんなるダジャレネタが多いし、地の文章は無駄が多くて説明的で読んでいてかったるいし、なんだかちっとも面白くない。
地の文章はパッパッと読み飛ばしても特に支障はなかった、ってのもこれはこれで問題がありそうだし。
「ふーん、これがショート・ショートなんだ、星新一ってのもきっと大したことないんだろうなぁ」と思われてしまうのもなんだか迷惑な話だし。
ブックオフのワゴンセールで5冊くらいまとめて買ってしまったから、いずれ残りの3冊も読むと思うけれど、病院での待ち時間に時間つぶしに読む程度になるかと。
ワゴンセールで安く買った、ということだけが救いか、なんて書くと田丸雅智ファンの方に激怒されそうだけれど(汗)。
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読みやすいのだけど
オチがあまり気持ちいいものは少ないかな。
すべてが連作の作品群になっているのは凄い!
もう少しショートショートの世界を読んでみたいと思う。
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朝読書に良さそうな、わかりやすい文章
https://jinseilog.com/%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%bc%e3%83%88%e5%8d%83%e5%a4%9c%e4%b8%80%e5%a4%9c%e3%80%80%e7%94%b0%e4%b8%b8%e9%9b%85%e6%99%ba-%e6%9c%9d%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e3%81%ab%e8%89%af/
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20編のショートショート
千夜一夜とのことで、怪しげな、そしてちょっぴりゾワッとするような終わり方のも多くて面白い
夜の祭りと蚤の市
蚤の市では不思議なものと出会った人達の不思議現象を垣間見れる
金魚すくいならぬ人魚すくいでは、金魚と同じように人魚をポイで掬い上げる
蚤の市で出会った革財布は、子育てするようにお手入れすることで味が出る財布
お手入れした先にはどうなるのか!?
1編1編が短いのでサラッと読めて、スキマ時間に手に取るのにちょうど良い