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ベストセラー『嫌われる勇気』の著者の新刊。質問(悩み)に対する回答形式です。思っていたのとちょっと違っていたように感じた。
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本書は薬になるが、人によっては劇薬となるかもしれない。歩んできた人生で培った価値観そのものを否定されるショックに耐えられない状況が起こりうる。
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「可能性の中に生きることをやめる」
この一文には驚いた。確かに挑戦をしなければ常に実現する可能性が残される。そして、実現不可能なものでも挑戦すれば実現できたと後悔する。行動するなら今なのだ。
「つい〜」はそれをしなければ理由が実はあるから。
変わるシリーズ、刺激になる。
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「自分の課題」と「相手の課題」をしっかり分離すること。相手がどう思っても、自分の気持ちに正直になって行動する!!その結果として、相手がどう感じるのかは相手の課題なのだから
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『困った時のアドラー心理学』に続くアドラー心理学をベースにした悩み相談。
自分、友人、隣人、勉強、就活、職場、恋愛、結婚、育児、家族、老いの悩み88個に著者の感性も含んだ答えが並ぶ。
課題の分離による整理が基本だが、余計なおせっかいをやくのもまた人間関係。逃れられない部分はあえて受け止め、静かに自立を宣言すると同時に、相手の想いに感謝を示すことは心がけたい。
目的の分析も目につくけれど、無自覚、無意識下の目的はこじつけのようにも感じられた。
16-144
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『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』の簡潔版一問一答。
一問一答なので、物語の面白さはないが、その場その場のシチュエーションに当てはめるにはいいかも。
これを読んでから、2冊に入っていくのもありなのかな、と思った。
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QA形式でアドラーを伝えている。
いつもながら興味深い本。
岸見先生には長く長く書き続けてほしい。
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この本では「すべての悩みは対人関係の悩みであり、神経症も心の問題ではなく、対人関係の問題だと考えます。」として、対人関係の改善に努めることを提案しています。
人は、生きるために働いているのであって、働くために生きているのではありません。働くことは人生の課題の一つではあっても、働くことだけが人生ではありません…他の人がどう思おうと、一番大切なことは、自分の人生を生きること…自分が仕事で貢献していると思えたら、上司や同僚から認めてほしいという意味での承認欲求は消えます。依存していれば、他者のに認められようとするために生きることになりますから、自分の人生を生きられないことになってしまいます。自分の仕事の価値はいかなる評価、承認に先行して、まずは自分で認めるものです。
「本物の芸術家であれば、他者の評価で一喜一憂するようなことはありませんし、誰かに認められるために、絵を描いたり、作曲したしたりはしません。たとえ誰からも認められなくても、自分の作品に価値があることを知っているはずです。他者からの商品は、必要ではないということです」他の仕事でもきっと同じです。
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具体的な質問に対しての回答の形式でまとめられている。
これまでの著書のように「え、そうなるの!?」という面白みはないが、なるほどなあという暖かみがある。
いくつか、深く染みてくる回答もあり、読んでよかったと思う。
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相談内容からアドラー心理学をもちいた回答をする、という非常によみやすく実践的。
アドラーといいつつそこまで堅くないし、普通にお悩み相談みたいな。具体的に突っ込んだわけではないので詳しくアドラー知りたい人はほかをあたったほうがいい。
「愛する技術があれば誰でも結婚できる」には目がうろこ。
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新聞の人生相談レベル。巻中には著者自身の正当性を必要以上に主張している(何となく承認欲求にも感じた)記述もあったりして益々げんなり。
嫌われる勇気が面白かっただけに余計にガッカリ…
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読みやすく実践的。「嫌われる勇気」で表されたアドラー心理学を実際の生活の中の悩みにあてはめると、こんな風に答えられるという本。多少スピンオフ感が否めないが、「嫌われる勇気」とは違うアプローチであり、異なる読者に届けられそうだ。
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【概要】
アドラー心理学の第一人者の岸見一郎先生が個別の66の質問に回答する形式の本。
個別では短いが、事例別だったりするので、具体的に自分や誰かを想像しながら読み進められる。
【評価】
59点(アドラーの難しい本の合間)
【共有したい内容】
・大人になるということは
「自分が決めなければならないことを自分で決める」
「自分の価値を自分で決められる」
「自己中心的な考えから脱却できている」
・「怒りは人と人とを引き離す感情」
・「対人関係の中に入っていく勇気は自分に価値があると思える時だけもてる」
・「どんな時に価値があると思えるかといえば、自分が貢献していると感じられるとき」
【悪いところ】
質問に対しての回答が薄いので、実際に何かで解決したいってなったら、それで大丈夫か?ということになってしまう。
【どういう時に役に立つか】
自分の考えを整理したいとき
アドラー心理学での具体的な事例の対応を知りたいとき
【ターゲット】
入社2年目以降
マネジメント層
経営者
【自由記述】
岸見先生の一問一答形式であり、他のアドラー関係の本の補完くらいで読むのがちょうどいい。
似たような本もあるけど、改めて読むといい気付きがありそう。
というのも事例の数が多いから。
【合わせて読みたい】
嫌われる勇気
困った時のアドラー心理学
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著者の個人的観念が強めに入ってきているのと、アドラー心理学の断片的利用で、少し本質からずれてきているような印象です。
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2018年11月6日読了。日本のアドラー心理学の第一人者による一問一答形式での、青年~老年の様々な葛藤に答える本。アドラー心理学の本を何冊か読んできて、これは「受け入れる準備のある人」にとっては強烈に魅力があり生きる勇気がわく哲学だが、ひとたび体調を崩すなどして現状維持すら難しくなったときにそこから這い上がるためには、周囲は「勇気づけする」「支援する用意があることを伝える」ことしかできない、と思わされる…。まあ、後ろの話も結局「他者の人生に関わることはできない」という厳しい話の現れであり、そこが「厳しいが優しい」とこの心理学が感じられるあたりなのだろうか。「可能性に生きる」とは手厳しい言葉、自分もそこに安住せず、課題があるのであればその解決に向けて摩擦を恐れず踏み出す人生を生きたいもの。