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おぉ、サイコパスの話ではなくって、、、
ふたつのどんでん返しには驚いた。2時間の異空間体験だ。少しばかりずるい感じも残るけれど、あっという間の読書体験は良いものだ。
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僕に近づいてはいけない。あなたを殺してしまうから。
児童養護施設で育った坂木錠也は、スリルのある環境に身を置いて心拍数を高めることで、"もう一人の僕"になることを抑えている。
僕のような人間をサイコパスというらしい。遺伝なのか?はたまた妊娠時の喫煙、飲酒が原因なのか?太古の昔には、鉛が影響していたという説もある。
ある日、施設で仲間だった“うどん”からの一本の電話が、平穏な日常を変え、これまで必死に守ってきた平穏が、壊れていく・・・
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何を語りたいのかよくわからない。母の愛はサイコパスをも超越するとでも?どこにも共感する箇所はなかった。政田って俳優必要?
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道尾氏作品結構読んでるけど、その中で一番好き。
というか、一番好きな小説になったかも。
うまく言えないけど、いろいろうまくいってほしいと思いました。
っつか前から思ってたけど、言いたいほど伝えたいほど何にも出てこない自分。勘弁してくれ:;(∩´﹏`∩);:
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11月-5。3.0点。
週刊誌の報道助手の主人公。児童養護施設出身で、サイコパスと言われて育った。
わからなかった父親の正体が判明し、物語は意外な方向へ。
人情ものが多かった作者、久しぶりのテイスト。
途中から、カラクリがわかってしまった。
終盤は、暴力シーン多し。
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児童養護施設で育ち、暴力衝動を薬で抑制しながら暮らしている青年が、自身の出生にまつわる真相を知るとともに、殺人事件にかかわっていく。
たまたまサイコパスを扱った作品を続けて読んだため、タイミングとしてはしょっぱなから食傷気味に。世の中、こんなに病的な暴力に満ちてるのかしらと。
中盤、ミステリーとしての大きな仕掛けが明かされたところで、確認のためパラパラと読み返してみれば、なるほど違和感のあった部分がじつはうまく書き分けられていた訳であり、通し番号の数字の印刷にまでも意味があったと気づく。
それにしても、サイコパスってそれほど大勢いるとも思えず、暴力的なものはやはり好きではない。
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ブラックな方の道尾作品。
結構グロい描写が多い。
恐怖という感情を持たないサイコパス、坂木錠也の一人称で物語は進む。
第二章までは話は淡々と進むが、第三章でそれまでの内容がガラリと変わる。
それは反則なんじゃ?と思うところもあるけれど、読み返してみれば確かにあちこちに散りばめられた違和感に気付く。
最後はもう少しすっきりしたかった。
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ひかりさんはまだ専門家になっていない、本だけの知識で、臨床経験もないんだから、軽々しく他者をサイコパス認定すべきじゃなかった。錠也はひかりさんやうどんの心情を理解しようとしている。サイコパスとは言い切れない気がする。実母の遺した言葉を見られなかったという点で、鍵人の方が運が悪かったのかも知れない。うどんや政田の方が怖い。サイコパスでも平凡に人生を終える確率の方が、犯罪者になったり、偉業を成し遂げたりするより、圧倒的に多いんだろうな。
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あれ?数字が逆さ文字になっている?と思っていたら、あぁ、そういう意味だったのね。
遺伝子か環境かというところも伏線になっていた!
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孤児院育ちの錠也。
大人にぬり、ちょっと危ない仕事をしつつもなんとか暮らしている。
そこへ同じ施設育ちのうどんから連絡が。
この人とこの人が!え?この人が?え?そんな!などなど、次から次へと予想外の展開で一気に読んだ。
これは、読んでる方も大混乱、何を誰を信用していいのか、、
終わりはきれいにまとめてあるけど、終わってない。
恐怖を感じるって大事なんだな。
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週刊誌記者のスクープ獲得の手伝いをしている僕、坂木錠也。この仕事を選んだのは、スリルのある環境に身を置いて心拍数を高めることで、“もう一人の僕”にならずにすむからだ。昔、児童養護施設<青光園>でともに育ったひかりさんが教えてくれた。僕のような人間を、サイコパスと言うらしい。
ある日、青光園の仲間の“うどん”から電話がかかって来て、平穏な日常が変わり始めた。これまで必死に守ってきた平穏が、壊れてしまう――。
俳優の不倫スクープ写真を撮影。俳優に記者が襲われる。
孤児院時代の初恋の年上女性(養女になり医学生)が殺される。俳優に誘拐され死を覚悟。自分が双子だった。孤児院の経営者から知らされる。弟は裕福な家に養子。東大生。真実を義理両親から知らされる。サイコパスなので二人を殺害。
兄の回りにいる人間を次々に殺害。俳優に殺される直前に音嘘が助けにくる。双子と俳優の殺し合い。記者が助けにくる
弟は全てを自分のせいにしようとしている。双子で殺し合い
記者はどちらが自分がわからない。
仕事で使っていたジャンパーで判断。
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世の中そんなにサイコパスって多いんやろか…いや、サイコパスはサイコパスを呼ぶのか…というお話(え) 久々のブラック道尾作品でしたねぇ…ここんとこハートウォームな作品が多かったので油断してましたよ。途中、完全に詰んだと思ったらまさかの展開で思わず読み返したまではすごい面白かったんだけど…うーんなんていうかそういう終わり方しか無かったんかな~と。顔も知らない母の遺言で希望なんて持てますかね?…むしろいつ鍵人が襲いに来るか分からない恐怖の方が大きすぎて…え、続編確定ですかね?(^^;
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ちょっと期待はずれ?でした。
錠也はサイコパスじゃないと思うし、一人称のトリックもえ〜??って感じ。もっとちゃんと騙せたでしょう、道尾さん!
最後は母親の愛を言いたかった?まとめ方がよく分からなかったです。
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久しぶりの道尾秀介の新刊
この所の道尾秀介の作品には初期の様な独特の良さが掛けている様に感じて少し物足りなかったのですが、この物語は少し初期の雰囲気が感じられました。
まずまず楽しめましたが、個人的にはやはり初期の物の方が好きです。
得意のホラーサスペンスの新作を期待します。
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サイコパスを自覚している主人公の話。
個人的に暴力的な描写が苦手で、どちらかといえば読んで楽しくなる本が好みなので、この手の本を苦手としてるのですが、主人公の孤独みたいなものが気になって読んでしまいました。
ストーリーはともかく、さすがの道尾さん。
嫌だなぁ、嫌な予感しかしないと随所で思いつつ完読させられたって感じです。