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2018/08/10 18:39
投稿元:
ちょ、待って。そんなラストありかよー!? というのが、一読した感想。
いや、充分に予想しうるラストではあったけど、いくら何でも……と思っていたルートだった。とは言え、ヤトリのことを考えたら、この作者ならありえないわけでもないのだろうと、ちょっと時間が経ったら落ち着いてきた。ってか、落ち着くために頭の悪そうなおっぱい多めのラノベ読んできた。アルデラミンがあまりにも衝撃的すぎて、おっぱいごときでは落ち着かんかったけど。
エピローグの後に続けられたあの数ページはどう解釈したらいいのかよくわからないのだが、やっぱり彼の気持ちの根っこはヤトリにあるのだな、と思うと泣けて来た。(´;ω;`)ウッ…
2018/09/09 17:46
投稿元:
何というのか、ちょっと複雑な気分。
ああ、こうなってしまうのかあ。
でも、そうだよなあ。
アルデラミンだもんなあ。
と言うのが正直な感想。
シリーズ最終巻。
前半は帝国とキオカとの最終決戦。
攻めるキオカに守る帝国という構図で、イクタの用意周到な準備があれど、いわゆる見せ場はあまりなく、思っていたほど盛り上がらなかった。
そして後半は、シャミーユのために自ら死を進めるイクタとそれをなんとか覆そうとするイクタを愛する面々とのやり取り。
その中ではスーヤとマシューがいいなあ。
その熱情が胸に響いてくる。
それでも、イクタの決心はかわらない。
最後まで、もしかしたら奇跡が起こるのかと少しだけ期待してもいたんだけど、その心の半分で、これはアルデラミンなのだから、そんな都合のいい奇跡は起こらないんだろうなあと思っていた。
ヤトリが亡くなったとき、そう実感したのだ。
そしてシャミーユを救うことこそ、ヤトリを失ったイクタが何よりも優先し、そして彼の生きる意味の全てだったのだし。
だから、この結末は仕方ない。
寂しくはあっても悲しくはない。
でも、もしヤトリが生きていたなら、結末はきっと違ったものになっていたのだろう。
そう思うとちょっと残念にも思う。
そうしてラストのラスト。
これはいつの時代の出来事なのだろうか?
遥かな未来?
それともまだシャミーユたちの生きている時代?
望むことができるなら、そうであってほしいと思う。
再び仲間たちが出逢う未来があって欲しい。
でも、違うんだろうなあ。
それでも、アルデラミンの地下施設で、いつか未来でイクタとヤトリが再び出会うことを夢見たことが実現されたのなら感謝したい。
最後まで描ききってくれて、ありがとうございました。
ちなみに、次回作のサワリを載せるのとか、前代未聞だと思うのだけど、これってどうなの?
いやまあ、お話としては面白そうだなとは思ったけど。
ただ余韻的には無い方がよかった気がするな。
2018/10/11 18:02
投稿元:
終わり方にびっくり。
一巻終盤のでかい伏線がここで発動するわけですが、てっきり比喩表現的なものだと思ったらガチだったとは。
まさにどんでん返し。
イクタは飄々としているけど、最後まで自分を貫くかっこいい生き様でした。
2020/07/17 21:36
投稿元:
書ききった、との著者の後書きの通り、万感の最終巻。途中の急展開を経てここに至ったのは感慨深い。サイエンスフィクションの風味もしっかり効いていた。でも、次回作の紹介は余計かも。
2021/02/19 18:07
投稿元:
そういえばそろそろ新刊出てるかな~と思って調べたら、2年も前に発行になってた。なんてこと。本屋にすぐに行ったらもう棚になかったので、まぁラノベは発行数も多いし2年前に完結したシリーズはもう置いてないのか…じゃあ通販するかと調べたら、そちらでも売り切れていた。重ねてなんてこと(笑)
という訳でようよう手に入れた最終巻です。
読み始めてそうそうこうだった~と思い出しました。戦記だから戦争はあるんだけど実際は戦争が終わった後の国の方向転換と、さらに言えば皇女様との対決の方を気合入れて読みました。個人的には結局皇女様は好きになれずに終わったのですが、まぁ読み終わってみたら彼女も可哀想な子だったのかな…と思ったり。
あれだけ気にかけてもらっていても、それを本人が意識…ではないな、自覚できないというのは悲劇だよなぁ。まさに呪いである。
個人的にはイクタと二人幸せに暮らしました、だったらそのまま本をすっとじしたかもしれませんが(笑)
という訳で最初から読み直してみるか!と一巻から積んでみましたがいつ読めるやら… 面白かったです。
2022/07/03 22:58
投稿元:
シリーズ終了。
なんだかイクタとジャンの因縁だとか、
アリオの過去からの人を使う企みだとか、
いろいろ置いてきてしまった感じはあるけど、とりあえず無事完結して何よりです。
最後の邂逅はなんだろうね、感動はしなかったんだけど不思議な感慨深さはありました。
次回作の後書きもどき?はなかなかびっくりな掲載。あれを載せる判断はどうなんだろう、、いるかな、、、
2025/03/21 22:44
投稿元:
(Ⅰ)さあ、始めよう。――戦争の時間だ(p.19)(Ⅱ)開戦。圧倒的な戦力な上ジャンが率いるキオカに対し苦戦必至のイクタは何を狙うか/トリスナイがいかにしてトリスナイになったか/終戦、そのときイクタがどう行動したか。(Ⅲ)読む前の予想では、イクタは自分が「敵」になることによって、シャミーユや仲間たちによりよい未来を作れる敗戦のしかたを探っていくのだろうと思っていた。少しだけズレはあったか・・・/このシリーズを読み始めた最初から予想はしてたけどせつない・・・。
■簡単な単語集
【アナライ・カーン】史上初の「科学者」。人造精霊を作った。教団からは瀆神者扱いされている。《自然物には全て「ままならなさ」があるとおもわんか》第一巻p.334。さまざまを総称した「超古代文明論」として追究する。《どうじゃ、神とやら! この味はお前さんのレパートリーになかろう!》第七巻p.42。イクタ《最初に出会った日から。僕はずっと――あなたのような大人になりたかった》第十二巻p.325
【アリオ・キャクレイ】キオカ共和国主席執政官。要するに国のトップ。《もとより平等の概念は人間と折り合いが悪い。》第八巻p.98。アリオ《君たちは裏切りを仕事にするといい。》第十巻p.195。《俗に、人生にはふたつの悲劇があると言う。ひとつは夢が叶わないこと、もうひとつは夢が叶ってしまうこと。……前者は英雄を生む悲劇だが、後者は英雄を殺す悲劇だ。だから私は、前者を積極的に作り出し、後者だけは実現させないよう常に目を光らせている》第十二巻p.97
【アルデラ教】「全ての論理の根底には神がいなければならない」という教義を持つ。それゆえにアナライを異端とした。カトヴァーナ帝国の国教。技術立国を標榜するキオカですら国教ではないものの八割以上がアルデラ教徒。また、「ラ・サイア・アルデラミン」はアルデラ教総本山と同義の宗教国家でもある。国家間の争いにはノータッチの中立的存在のはずだが?
【イェナーシィ・ラプテマス】アルデラ教皇。老女。イクタ《僕が苦手なのは宗教者というよりも思考の硬直で、あの教皇にそういう感じはなかった。》第十二巻p.18
【イクタ・ソローク】主人公。後に「常怠常勝の智将」と呼ばれる。パートナーは光精霊のクス。本当の名前はイクタ・サンクレイ。普段は怠け者で年配の女性好きのナンパ野郎で食いしん坊で呑兵衛でおちゃらけて飄々としているが必要があれば現実的で残酷にもなる。基本的には戦争をしないことをよしとするようだがひとたび始まったら自分自身の生き残りを最優先に、小さい被害での痛み分けを狙うようだ。アナライの弟子の一人。アナライいわく《わしの唱えた「科学」という方法を踏襲するのみでなく、独特の哲学に昇華して実践しおった。》第一巻p.18。《僕は徒労が大嫌いで、その分、自分が怠けるための適切な努力を惜しまない》第一巻p.42。「バダ」という人物の息子? なりたくないもののトップ3は貴族、軍人、英雄だったが一度に全部を得てしまった。「子供っぽさ」「未熟さ」「若さゆえの過ち」には不思議と寛容。《イクタ・ソロークの部隊はいつだって楽に戦って楽に勝つ! 常怠常勝、怠惰上等! 僕に付いてき���奴には、ひとり残らず楽をさせてやるっ!》第一巻p.278。ヤン・ウェンリーの若い頃という感じやけど、もっと屈折してるしあれほど優しくはなく(ヤンも切り捨てるべきことは平気で切り捨てはするけど)、普段は飄々としているけど以外に不安定で脆そうだ。おそらくはたった一度の敗戦のために勝利を重ねていく。《危うい状況に追い込まれるほど、イクタは自分で判断して行動するための権利と責任を固守しようとする。》第二巻p.165。《間違った怠け方――それは彼がもっとも戒めることのひとつだ。》p.250。ヴァッキエ《あの人はね――自分の目論見通りに事態が運ぶことが、必ずしも最良の結果になるとは思っていないんだ》第十三巻p.70
【イクタ・ドクトリン】イクタが立ち上げた兵員運用法。その内容は、拠点の防衛より部隊の生還を優先する、一定以上に疲労をためさせたまま兵を用いない、など人材の使い潰しを徹底的に否定する。
【イクタのお嫁さんになれなかった国】住民はシャミーユ、ハロ、ナナク。そして、トルウェイも。
【ヴァッキェ】ミルバキエ。アナライの弟子。イクタより年下の妹弟子。自分では「マィリゥウィーンヴァッキェン・シャットウィェッタニェルシスカッツ」と名乗った。略称「ヴァッキェ」。極論好き。《世界が難しいというなら簡単にしてやる》第十巻p.278。イクタが文官(劇薬)として登用。イクタ《友好国との会談には間違っても連れて行けないよ。》《社交の皮を剥ぎ取った純粋な国益の奪い合いなら、その手の喧嘩であいつの右に出る者はそうはいないさ》第十二巻p.36
【エアシューター/風銃】風精霊の空気圧縮能力により鉛玉を撃ち出す現代兵士の主力武装。トルウェイとマシューは難破した船から脱出するときにも抱えて持ち出した。
【エルルファイ・テネキシェラ】キオカ海軍第四艦隊司令官で少将。旗艦「白翼丸」艦長。キオカ海軍唯一の女性司令官。ジャンと似たような立場で、故国ラオ、鷹匠の民出身。相棒はミサゴのミザイ。すぐに男をくわえこむが魔性の女ではなく母性の女。「白翼の太母」と呼ばれる。
【女たらし】イクタは女たらしだが《それは誤解だよ。むしろ僕の方こそが、この世の全ての年輩女性に魅了されているんだ》第二巻p.102
【科学】イクタの「科学」は《合理的で無駄のない、結果として大いに怠けられる素敵な考え方。それが科学の本質。》第一巻p.278。アナライ《観察すべき対象、解き明かすべき謎があれば、そこがすなわち科学の現場じゃ》第八巻p.87。《科学はここにあるのじゃよ。戦争亡き後も残るものとして、な》八巻p.94
【カトヴァーナ帝国】教団がある。暑い国のようだ。砂漠地帯? 人口二千万人。
【カンナ・テマリ】女性兵士。ポニーテール。パートナーは風精霊タブ。本好きらしく兵士共有の本棚を作っていた。
【キオカ共和国】技術立国を標榜する。カトヴァーナ帝国とは戦争状態。複数の国家、民族が合併して作られた比較的新しい国。その内訳はガルーム王国、ニタグア公国、マムラン諸族連邦、バユシエ、ラオ、ヤポニク分立国の六つ。現在のトップ、執政官はアリオ・キャクレイ。ジャン・アルキネクスが属する。
【騎士団】シャミーユの信頼が厚い若い軍人たち。イクタ、ヤトリ、トルウェイ、ハロ、マシューの五人。シャ���ーユを救ったことによる褒章として「帝国騎士」の称号が与えられた。至上の栄誉であり、一代限りだが貴族の位置づけとなる。平民が貴族になる唯一の方法。ついでに高等士官試験合格も得た。
【旭日連隊】バダ・サンクレイ率いる全域鎮台。要するに遊撃部隊で困ったことが起きたところに駆けつけた。
【クス】イクタのパートナーである光精霊。普通の精霊よりも世慣れた、こなれた会話ができる。フリーの精霊だったときに行き倒れていたイクタを発見し孤児院に保護させた命の恩人でもある。
【御三家】「忠義の御三家」と呼ばれる。かつての群雄割拠時代にイグセム、レミオン、ユルグスの三家が中央集権を成立させるために皇帝をまつりあげた。
【サザルーフ】センパ・サザルーフ。中尉。北域鎮台第一連隊第九光照兵中隊隊長。パートナーは光精霊のキィ。歓迎会でイクタに話しかけてきた。一見イクタと同様のやる気のないタイプに見えるがかなりの世話焼き。イクタたちにかつぎあげられ苦労している。
【シナーク族】カトヴァーナ北方の山岳民族。女系社会。アルデラ教は信じておらず、四大精霊に対する感謝と敬愛がある。もともとカトヴァーナの支配に反発していたがパートナーの精霊を奪う施策により憎むようになった。
【シバ】クバルハ・シバ。カトヴァーナ軍少将。言葉少なくいかめしい。口癖は「くだらん」。かつてイクタの父バダ・サンクレイの「旭日連隊」で「日輪の双璧」と呼ばれた。もう一人は亡きハザーフ・リカン。
【シャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニク★】カトヴァーナ帝国第三皇女。幼いが先を見通し国を救おうとしている。高等士官試験に向かう船が遭難しイクタに救われた。《余は生きて帰らねばならぬ……。大樹が腐り倒れる瞬間を一秒でも早めるために、なんとしても戻らねばならぬ……。》第一巻p.119。《敗戦で国を救う。》第一巻p.327。後に「カトヴァーナ帝国最後の皇女」と呼ばれる。《憎悪ですら愛しかったと、ヒメギミハ言う》第4巻p.183。人質としてキオカに滞在していたことがありその間になんらかの洗脳を受けていたようだ。
【ジャン・アルキネクス★】キオカの将校。白銀の瞳。若いが総白髪で眠らないという特異体質を持ち「不眠(ねむらず)の輝将」と呼ばれる。パートナーは光精霊のルナ。おそらくはイクタのライバルという扱いかと。イクタがヤン・ウェンリー似だとするとこちらはラインハルト・フォン・ローエングラム似な感じか。敵味方の被害がなるべく小さいうちに戦争を終わらせるための戦争をするタイプのようだ。今はもう存在しない小国バユシエ出身。常に冷静沈着で上から目線だがイクタに対するときだけはどうしても感情的になってしまう。アナライはジャンの不眠体質の秘密をつきとめたがっている。
【スーヤ・ミットカリフ】高等士官学校でイクタの部隊に配属された曹長。母親のアミシアは以前イクタの恋人だったようだ。
【精霊】身近にいる。四大精霊としては風、水、火、光がいる。どうやら人類を援助するためのシステムらしい。ということは、人工的なものかもしれない。というかそうとしか考えられない。はるか過去の遺物と思われるがこれを造り出した者がどういう存在で、なぜ滅びたかは不明。
【ソルヴェナレス・イグセム���カトヴァーナ帝国軍元帥。ただ「元帥」というときは此の人を指す。赤髪。ヤトリの父親。
【テルシンハ・レミオン】カトヴァーナ帝国軍大将。トルウェイの父親。思考の堂々巡りに陥りがちなのを副官のルシーカ・クルツクが元に戻してくれる。
【トリスナイ・イザンマ】カトヴァーナ帝国宰相。文官のトップ。宮廷に巣食う腐敗貴族の筆頭。イクタが「キツネ」と称した。皇帝に薬でも盛って無力化しているようでもある。帝国の実権を握りたがっているようだ。あるいは軍人に理不尽な命令をくだし楽しんでいるようだ。まっとうな軍人たちからはかなり嫌われている。キオカと通じている可能性すらあるのかも? 《イグセムを滅ぼしなさい。》第七巻p.97
【トルウェイ・レミオン】帝立エミル高等学校卒業生。パートナーは風精霊のサフィ。旧軍閥のレミオン家の三男。美形。どうやらヤトリに憧れているようだ。他者を愛称で呼びたがる。マシューは「マーくん」でイクタは「イッくん」。風銃使い、それも狙撃手系。兄はサリハスラグとスシュラフ。《ぼくにだけ厳しくて、ぼくにだけ素っ気なくて、ぼくにだけいじわるで。――そんなイッくんが、ぼくはずっと大好きだよ》第七巻p.337。ルシーカの墓に《ぼくはこれからも、臆病者のまま戦場に立ち続けると思います。》第十三巻p.76。《だからぼくは目指します。――誰も勇者にならなくて済む世界を。誰もが臆病者のままでいられる未来を。》第十三巻p.77
【ナナク・ダル】シナーク史上最年少の族長。パートナーは風精霊のヒシャ。幼く見えるがイクタより二歳年上である意味幼馴染。
【ナズナ】アナライの弟子。難しい話を噛み砕いて説明できる。アナライとともに亡命した。主従のなかではほぼ唯一生活能力が高い。
【バダ・サンクレイ】キオカ戦役において「戦犯」とされた元大将。実はイクタの父。飄々としており真面目すぎるソルヴェナレス・イグセムやテルシンハ・レミオンの間を唯一取り持つことができた存在でもある。「旭日連隊」を指揮していた。その部下として「日輪の双璧」ハザーフ・リカンとクバルハ・シバがいた。《戦争ってのはね、軍師とか猛将とか天才とかがやるもんじゃなくて、みんなでやるもんなんだ》第七巻p.155。《全ての子供には、夢を見る権利があるんだ》第七巻p.205。
【パトレンシーナ】ハロの内なる人格。
【ハローマ・ベッケル】通称「ハロ」。淡い水色の髪。パートナーは水精霊のミル。ミン・ミハエラ看護学校卒業。身長百七十六センチと長身。イルフ、ショーカ、エチリという弟たちがいる。日記をつけているようだ。キオカのスパイの可能性がある。
【ポルミニュエ・ユルグス】一等海尉。エリーネフィン・ユルグスの姪。ユルグス家の係累。カトヴァーナ海軍第一艦隊十三号巡洋艦「暴竜号」副官。一見可愛いが、艦に乗るとほぼ女海賊。イクタは「ぽるみん」と呼ぶ。マシューと仲良くなる。
【マシュー・テトジリチ】イクタやヤトリと同じシガル高等学校卒業生。パートナーは風精霊のツゥ。旧軍閥のテトジリチ家出身でその家柄に誇りを抱いているが格としてはイグセム家やレミオン家よりは低い。ヤトリやトルウェイをライバル視し、イクタにからかわれ続けている。ぽっちゃりした体系だがそれなりに動ける。風銃使い。騎士��の中では凡庸だが、それゆえに最もバランス感覚に優れている。実は彼がこの作品のキモだとも言える。《次はおれが勝つ。もし次がダメでも、次の次はおれが勝ってやる。……絶対にいつか、マシュー・テトジリチの本当の実力を見せてやる!》第一巻p.317。父はミルトーグ、母はハンナ。
【ミアラ・ギン】ジャンの副将。初登場時二十歳。眼鏡美女。パートナーは水精霊のヤオ。亡霊部隊隊長ニルヴァ・ギンの妹。当人も戦闘力に自信があるようでまだ見ぬヤトリに敵愾心を抱いているようだが高所は苦手なようでキオカ軍の新兵器「気球」の中では縮こまっている。百年ほど前の帝国軍の親征によって滅びたヤボニク分立国西領出身。優秀だが、兄のニルヴァ・ギンを倒したヤトリに対すると冷静ではいられなくなる。今のところミアラはヤトリに遠く及ばない。
【メルーザ】ミナイ・メルーザ。カトヴァーナ帝国陸軍少佐。アラサーでイクタのどストライク。サザルーフの副官となる。
【ヤトリシノ・イグセム】通称「ヤトリ」。燃えるような赤い髪。帝立シガル高等学校首席卒業の優秀な軍人。旧軍閥の名家イグセム家の一員。パートナーは火精霊のシア。ゾーンに入ったときの戦闘力は人間の域を超えかけている。いずれ作中最強剣士になるのではなかろうか。もしかすると最後にイクタを殺すというシーンも想像できるが、逆にイクタを助けて死ぬという展開も予想できる(最初の方の巻での記述)。
【ラ・サイア・アルデラミン】アルデラ教総本山と同義の宗教国家。現在の教皇はイェナーシィ・ラプテマス。
【ルカーンティ・ハルグンスカ】カトヴァーナ帝国陸軍准尉。騎士道に満ち溢れた暑苦しい乙女。デインクーン・ハルグンスカの妹。水精霊のニキを受け継いだようだ。レミオンの反乱以降シャミーユを守護することになった。
【ルシーカ・クルツク】テルシンハ・レミオンの副官。「氷の女」の異称を持つ。内乱のときヤトリと対する。
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