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「僕だけがいない街」、そのタイトルから切ないラストを勝手に予感してたけど、なんとも希望のあるラストじゃないか。
続きが気になって一気読みしてしまった。
悟のお母さん・サチコさんがすてき。
八代先生はトラウマになりそうなほど怖い。。
「声に出てた」に毎回クスリとさせられた。
悟は声に出しすぎだよ。笑
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いやはや、全巻(と言っても8冊ですが)一気に新刊で購入、などという作品は初めてかもしれません。それほどまでに夢中になってしまいました。
先にアニメ版の方でハマったのですが、原作もやはり凄かった。結末を知っていてもなお、伏線に色めき立ち、展開にドキドキし、結末がすとんと心に染みる。練りに練られたストーリー運びは本当にお見事でした。
シナリオがそこまで緻密であるにもかかわらず、絵は正直粗く、勢いだけでグイグイ魅せていくのも本作の特長の一つだと思います。独特だよなあ…と思っていたのですが、何巻かのあとがきで師匠の名前が明かされて物凄く納得。そう来たかあ。
最終盤で失速した、という感想は時折耳にします。「緻密さ」と「勢い」の絶妙なバランスがちょっと崩れたかなという印象もあります。でもそこを差し引いても、やはりこれは名作でしょう。自信を持って勧めたい(ついでにアニメ版も)作品です。
ただねえ、最終巻に挟んであった試し読みマンガがグロくてねえ…本編よりそっちの悪印象が…。角川さん、作品の足を引っ張らないでよ(汗)。
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悟が殺人犯として逮捕された時間軸は一体どうなったのか。この疑問だけは残ったものの、孤独な青年が人生を繰り返す中、仲間と仲間の言葉と彼らの嘘のない行動に触発されて、変化を遂げていく様は見ていて熱い気持ちに。
そんなマンガであった。
ラストの対決は悟と八代らしい頭脳戦。
目力とスピーディさを重視したアニメ版の展開とは異質だが、僕街らしさはやはり頭脳戦ではないか。
そして、真のラストは愛梨との邂逅。雛月の回復に寄ったアニメ版とは違い、悟が愛梨の言葉に触発されたことを大切にしてきた原作ならば、ラストにも強い納得感である。
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完結。とても綺麗な終わり方でしたね!
タイトル『僕だけがいない街』からラストは嫌な予感しかしなかったけど、
まさかこんなに良い感じに終わるとは思っていなかったです(笑)
サスペンスな展開から始まり、二転三転する犯人像、そして迎える大団円。
とても完成度の高い作品でした。
再読すると色々気付く部分もありそうなので、それも楽しみ。
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騙しあいの騙しあいで、謎は解けていきます。やっと悟も新しい未来を作れるかな?アニメから観た私にとっては、悟と加代の話かと思ったけど、話のどの場面でもアイリの存在が消えることはなかった。「僕だけがいない街」というタイトルは悲しいタイトルだと思っていたけど、アイリが出てこなくてもずっとアイリの存在があったように、悟だけがいなくても周りはずっと悟のことで生きていた。だから悲しいだけのタイトルではなかったんだね。
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8巻が物語の最終話だった。
八代の執着心はアニメのほうが感じるが、マンガも悪くなかった。
リアルタイムで読んでいたら面白かっただろうな。
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売れない漫画家だった藤沼悟。彼は自分の身にのみ起きる「再上映(リバイバル)」という特殊な現象に巻き込まれた結果、何を“得て”何を“失った”のだろうか…。自分の人生をやり直すことになった彼が、辿り着いた“時間”に待っていたものとは一体何だったのだろうか…?(Amazon紹介より)
久しぶりに読み応えと簡潔さを両立した漫画に出会えました。「リバイバル」というSF要素が物語にどう絡んでくるのかと思っていましたが、予想に反してサスペンス要素が強く、小説一冊を読み終えたような読後感でした。普段漫画を読まないような人にも勧められそうな作品です。
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いやー立て続けにコミック読んだの久しぶりだったけど…面白かったです!解決というかラストまでもうちょっと焦らしてほしかった感はあるけども(笑)機会があれば映画も見てみたいなー。
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映画を見てから原作の漫画を購入しました。なので、八代が犯人なのは解っていたのですがラストが全然違うので驚きました。私は原作の終わりかたの方が好きです。映画は悲しい終わりかただったので。
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出版社の引き伸ばしに付き合ってしまった。後悔。
amazonの恐らく信者レビューを見て、アニメと異なる展開を期待してついつい購入。
病院の屋上が、公園のつり橋だっただけだな。
作者は人気が出てから、本作で創作活動を行っていない。
従順に編集の引き伸ばし工作&スピンオフ材料の仕込みを行っているだけである。
あとがきで、メディア展開の裏舞台に子供同伴で首を突っ込んだことを感激・感謝しまっくているが、他にやることがあるだろうと思う。
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骨付きラム肉 今日更新された「幸せな瞬間」を今夜再び更新させてくれ…!悟…僕は「悪」か…? 世間の物差しではそうだだがそれは「理性」という言い訳の殻を破ろうとせず自分の本当の欲望を隠している者が自分を「善」であると肯定する為の物差しだ 戦え!ワンダーガイ 未来は常に白紙だ自分の意志だけがそこに足跡そくせきを刻める 「パワーを貰う」という言葉をよく目にしますが共感意識か齎すモチベーションの高まりを差すのだと思います 藤原竜也 土屋太鳳たお
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一気に読んでしまった。単なる歴史改変にとどまらず、タイトルの意味はそういうことだったのか!とうならせる構成。今まで読んでなかったの勿体なかったな。
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主人公の友人ケンヤにお前には(リバイバルをした分)損をさせてしまったと言う言葉を主人公は否定していましたが、15年は長く正直、?と思いましたが主人公の一番忍耐強いお母さんの全部叶ってるべさの言葉が一番合点がいきました。ストーリーが小説のような漫画で読みごたえがありました。
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家にずっとあって読んでなかったため一気読み。
はーーー、よく出来てる。しっかりとしたミステリ小説を一編読み切った読了感。
ところどころ流し読みになってたところがあるから忘れた頃に読み直したい。
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完結していると思い込み全巻買って、後日譚の小説も買ったら完結していなかった『僕だけがいない街』。
ようやく完結巻が発売された。
売れない漫画家である主人公が、特殊な能力(リバイバル、と呼ぶ、事件性のある出来事に対する短い時間のタイムリープ)のせいで他人の不幸を退けるかわりに、自分が大抵とばっちりを食う、という不幸な境遇にあった。ところがそのとばっちりのおかげでかわいい女子高生とお近づきになるきっかけを得る。さあこれで俺もリア充だ、とは思わないのがもったいない性格の主人公。
そんな性格になってしまった遠因といえる小学生時代にあった同級生の殺人事件を、なんどもその時代を繰り返しながら、ついにはみんなを守りぬくことに成功する。
ダメだ。これじゃ全然伝わらない。
漫画家の主人公がおそらく作者の投影であると同時に、真犯人もまた、もう一面なのかな、と思う。それを説明するかのように、真犯人は主人公と自分は同類だという。だが主人公がリバイバルを繰り返して得た18年のアドバンテージは、真犯人がつくりだした15分のトリックを、なんとか上回る。つらい思いをして繰り返した18年(より、実際は多いといえるだろう)と、ある種の快楽殺人犯の15分は、比べちゃいけないほどの違いではないか、と思うが、とにかくそれで、大勝利!
うーん、まだ伝わらない。
僕だけがいない街。よく考えれば恐い響きだ。でもそのタイトルに負けていない、いやタイトルをしっかり表した最終巻であった。漫画はこのぐらいで終わると作品としてうまく収まるなあ、と思う。