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それぞれの登場人物の物語が、まるで別の世界に思えたのにどんどんと繋がっていってしまう群像サスペンス。謎の男に追われる姉妹の物語が一番緊迫感もあって核となる物語なのだけれど。だからこそ他の平凡に見えた日常の世界でも、けして平穏が続くとは限らない、何が起こるかわからない、ということを思い知らされたような。「普通」とか「平凡」とかって、案外と稀少なものなのかも。
実際読んでいると、現実と虚構の境界線が曖昧になる気がしました。なるほど、現実の人間の人生だって、「物語」にはなり得るものですし。希莉の考え方にはなるほど!と思わされました。こんな考え方を持っていれば、毎日が少し楽しいものになるかもしれません。
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四つの物語がいつしか境目を失い重なってゆく。
新たな試みで面白かったけど
もっと広がっていくのかと思いきや
わりとあっさりとした畳み方でちと拍子抜け。
[図書館・初読・11月6日読了]
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いつリンクするのかなあ、と思いつつ読み進めていたらそうきたか・・・。
ストロベリーナイト事件が名前だけ出てきたので、同じ世界という設定だったのがちょっと面白い。
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頭の中がてんてこ舞い(笑)
教室の片隅で、密かに小説を書き続けているクラスメイト。
事故で失明した妹と、彼女を気遣う姉。
音大入試に失敗して目的を失い、実家の喫茶店を手伝う姉と彼女との会話を拒む妹。
年上の彼女。
なんてことのない夏の一日が、この日、人生の意味を大きく変える。
誰かが誰かを追っているのに、誰も分からない。でも、どこかで何かが繋がっている。
繋がるはずのない縁が導く先には何が待っているのか。最悪の事態は避けられないところまで来ている・・・
モザイク状に語られるストーリーは、どこかで繋がるのか。
久々の誉田哲也ワールドに一気読み♪
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女子高生、喫茶店の家族、追いかけられている姉妹、危うい恋愛をしている少女。接点がないだけに最後はどう繋がるのか期待しながら読んだ。が、あまり驚くような展開ではなかった気もするがきれいにまとまった感じはした。多少、都合が良すぎた気はしないでもなかったが、サスペンスと青春が絡み合ったストーリーと言うところだろうか。ラストのシーンがちょっと引っかかったのは自分の考えすぎか。
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小説書きの高校生とそのクラスメート、元格闘家の一家、音楽に挫折した長女のいる喫茶店、どっかの別荘に住むお金持ちのお嬢様、、、といった4つのお話が、徐々に近づいていって、最後に一つの事件へと結びついていくストーリー。
あちらとこちらと、そのまた向こうと、違うと思っていた世界は、実は色々と繋がっている、そんなお話かな。
タイトルがよくできてるなーという印象。
サクサク読めて面白かったです。
ありがちと言えばありがちな創りだけど、ちょっとした息抜きになる。
2時間ドラマ見てるみたい。
それぞれの未来まで、明るく描かれていたのは、良かった。
格闘技、習ってみたくなりました。
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+++
なんてことのない夏の一日。でもこの日、人生の意味が、確かに変わる。教室の片隅で、密かに小説を書き続けているクラスメイト。事故で失明した妹と、彼女を気遣う姉。音大入試に失敗して目的を見失い、実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女との会話を拒む妹。年上の彼女。暴力の気配をまとい、執拗に何者かを追う男。繋がるはずのない縁が繋がったとき、最悪の事態は避けられないところまで来ていた―。
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著者の作品で、このタイトルなので、もっと凄惨な場面が多く出てくる物語なのかと思ったが、思ったほどではなかった。とはいえ、登場人物たちが恐ろしい思いをしたことは確かである。初めは、なんの関係もなさそうな四組の物語が交互に語られ、それぞれに興味深いのだが、どうつながっていくのかと思い始めたころ、ドミナンという喫茶店に登場人物たちが偶然に引きき寄せられるように集まってきて、わくわくどきどきする。その後の展開は、ややこじつけ感がなくもないが、それぞれにお互いの大切さを再認識し、きずなを深める結果になったのはよかったと言える。お嬢さまはどうなったのだろう。何気ない日常の一歩先にも、何が待ち構えているかわからない、と思わされる一冊でもあった。
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オムニバス?群像劇?パラレルワールド?今までの誉田さんとは何かが少しだけ違ったような読後感。 ラストは、えっ、これ?多少消化不良な気もする。
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4つの視点からの話が、だんだんと交じり合って一つになっていく。
あっと驚くような展開を期待したけど、そうでもなかった。
結構面白かったなぁ。
***
出会うはずのなかった四つの日常が、ある夏の日、突然踏み込んできた暴漢と、森の中を逃げ惑う姉妹によって、繋げられていく。それは最悪の事態を引き起こす引き金だった……。モザイク状に語られる、トリッキーなサスペンス長編!
なんてことのない夏の一日。でもこの日、人生の意味が、確かに変わる。教室の片隅で、密かに小説を書き続けているクラスメイト。事故で失明した妹と、彼女を気遣う姉。音大入試に失敗して目的を見失い、実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女との会話を拒む妹。年上の彼女。暴力の気配をまとい、執拗に何者かを追う男。繋がるはずのない縁が繋がったとき、最悪の事態は避けられないところまで来ていた―。
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好きな作家さんの一人。
タイトルから姫川シリーズかと思いきやまったく新しい雰囲気でした。
恐ろしい血みどろバッキバキな部分はほとんどなく、全く別々の4組(5組かな)のグループが最終的に絡んでくるといったお話。
できればもう少し重い感じの作品がまた読みたい。
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一見バラバラに見えるエピソードがだんだん重なり合うという展開。伏線がしっかり回収されてよく練られているのだが、今ひとつ盛り上がりに欠けるというか。何かどんでん返しやサプライズがあればよかった。
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なんてことのない夏の一日。
でもこの日、人生の意味が、確かに変わる。
教室の片隅で、密かに小説を書き続けているクラスメイト。
事故で失明した妹と、彼女を気遣う姉。
音大入試に失敗して目的を見失い、実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女との会話を拒む妹。
年上の彼女。
暴力の気配をまとい、執拗に何者かを追う男。
繋がるはずのない縁が繋がったとき、最悪の事態は避けられないところまで来ていた―。
出会うはずのなかった四つの日常が、ある夏の日、突然踏み込んできた暴漢と、森の中を逃げ惑う姉妹によって、繋げられていく。
それは最悪の事態を引き起こす引き金だった……。
モザイク状に語られる、トリッキーなサスペンス長編!
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2,3人からなる話がバラバラのうちは少々退屈
だったけどそれぞれのエピソード繋がってからが早い。
名前に見覚えがあるくらいだった和志はさらっと
前で書かれてたり。思わず読み返してしまった。
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誉田哲也の作品らしからぬ作風で、どことなく伊坂幸太郎作品か?と思わせるような複数の話が同時進行で進んでいき、最後には全ての話が繋がってくるという展開で面白かったです!また、小説の中の話なのか?リアルな話なのか?が分からなくなるような仕掛けもあって、なかなか作り込まれていると感じました。
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パラドックスな世界かと思ってたら違ってた。何となく中途半端な気もしたけど割とすんなり受け入れられる不思議な作品。