プロジェクト後のフィードバック
2019/10/16 08:00
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投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
比較的読みやすくてわかりやすいと感じた本です。「プロマネ」とは何か、「プロジェクト的な仕事」の定義ということも説明されているのが良かったです。残業削減は、個人の努力よりも助け合いでということが印象的でした。プロジェクト後、各メンバーの働きや貢献度をその上司にフィードバックするのは良いことだと思いました。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソフトバンクの孫正義社長からの無茶とも思われる要求に、こたえてきた社員の記録ですが、仕事の極意が詰め込まれています。
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孫社長の締め切りをすべて守った 最速! 「プロマネ」仕事術
三木雄信著 PHP研究所
先日著者の「孫社長のYESを10秒で連発した 瞬速プレゼン」を読みました。
相手にYESと言ってもらうためには、何を伝えたいのか、どうしてほしいのかを
事前に準備して理路整然と説明する必要があります。
ただ、その説明を聞いてもらう時間を確保するのも、日本でもトップ5に入るであろう忙しさを持つ孫社長相手であればことさら難しいはず。
ただそんなスーパーマンのような人だから瞬間的に判断してもらえるというものもあるでしょうが、期待した判断が得られなければ仕事をしたとは言えない。そのための準備をどのようにしてきたのかということが実体験をベースに書かれていました。
本作もタイトルにある通り、自身の役割を果たす為の仕事術を著者が実体験をベースに書かれています。
「プロマネ」と聞いてプロジェクトマネジメント?プロジェクトに参加することがないという人は手に取らない可能性がありますが、著者の言うプロジェクト的な仕事というのはわかりやすく、誰しもその役割を果たすチャンスがあるはず。
なんとなくバタバタしている、忙しくしている、勉強する余裕すらないという人に読んでもらえると良いと思います。
仕事術というとそれを身につければうまく事が進むというように思うかもしれませんが、きっとものすごく大変。ヒエラルキーに乗っかって判断を人に委ねるだけでも仕事は進むし、たいていのことはうまくいく。
うまくいかなくても、人のせいや世の中のせいにして、居酒屋で愚痴を言って憂さ晴らしすることで乗り切れるかもしれない。
でもそんなことで自分の人生を満足のいくものだったと言えるのかな。
私は自分の人生の大半を仕事に費やしている(ほとんどの人がそう)ので、そこで結果を残したいと思うし、そのために出来ることがあるのに知らないからできないというのは悔しい。
ただ、年齢的にも40代後半に差し掛かる状況で、気力、体力、記憶力とも放っておけば低下していくのは間違いないし、人口減と言われて久しく、若手がどんどん入社してくる時代でもないので、戦力外通告されずに常に第一線で闘えるようにするためには、少しでも知恵を付けないと。
社会人としての経験が長くなると、人的ネットワークだけは間違いなく広がるが、それを更に広げることで、貴重な人材に自分自身を磨き上げる事が今後の人生においても重要であると思います。そんなことを可能にするのが「プロマネ」的な働き方なのかなと思いました。
冒頭にも書きましたが、相手の時間を無駄にさせないように、その瞬間瞬間で前向きな判断を得られると、あらゆることがスムーズに進むはず。
少ない人数で結果を残す事を求められる世の中になり、機械に置き換えられる仕事も増えてくる中で、他の部署、社外の方とのコミュニケーションを円滑に進めるためことが求められるし、それができないと自分のやりたい事ではなく、やらされることしかなくなる。
そうならないための基本指針的なことが書かれている作品でした。
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20180915 今、自分がしている仕事について正しいやり方かのチェックになる本。基本的には学んでいる事の実戦での裏付けが得られるので確認の意味でも良いとおもう。
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プロマネ仕事術とあるが、
実際には個人や少人数の働き方にも
マネジメントの考え方を導入したほうが
仕事は効率的に回るといった話の本。
計画を立てて、誰が適任かをしっかり考えて、
道筋をつけて作業を割り振っていくというのは、
まさにマネジメントそのものの作業。
また、不測の事態が起きる可能性を考えて、
その代替手段を準備しておくところは、
リスクマネジメントの考え方そのもの。
また、ホワイトカラーと言われる社員も、
今はルーティンワークよりもプロジェクトに近い
仕事をしていることが増えてきているし、
その割合は今後も増加傾向にあると考えると、
マネジメントの考え方を知るべきと警鐘を鳴らしている
のは確かに納得感がある。
【勉強になったこと】
・プロジェクトの立ち上げ時に最低限握っておくこと
①プロジェクトの目的、ミッション、ゴールイメージ
②プロジェクトオーナーが誰か
③ステークホルダーが誰か
④数値目標と成功基準
⑤前提・制約条件
⑥スケジュールとマイルストーン
⑦予算
・相手に納得してもらうときは、アウトプットの
概略を説明資料と合わせて提示すること。
・タスクには必ず成果物を紐づけること。
成果物が無いと人は作業をサボる。
・部門間、関係者間の通訳が出来るような人物は、
複数のステークホルダーが関係するような大規模
プロジェクトでは必要不可欠。
その適正を判断するポイントは、会議での発言。
要するにこういうことか?と的を射た内容で
まとめることが出来る人が適任。
・仕事を人に振るときの4つの心がけ
①日頃から貸しを作っておく
②勝ち馬の評判を作る
③手戻りしないと認識してもらう
④目的をしっかり伝える
・新規事業ではファーストユーザーを見つけることが
大切。見つかっていないのであれば事業としては
不成立だと思ったほうが良い。
逆に見つかっているのであれば、類似顧客がいると
いう証拠でもある。
お金を出してもらえることが確約出来てから、
ビジネス化するのが望ましい。
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組織を横断した納期の厳しいプロジェクトに関わることが増えてきたため、読んでみました。
現場で活きる、
最低限押さえておきたいプロまねの基本とコツがまとめられていると感じました。
特にプロジェクトの立ち上げ、プランニングの章と、
5章の想定外のケース・トラブルを乗り切るノウハウ
は役に立ちそうです。
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立ち上げ時のチャーター策定とプロジェクトオーナーとの意思確認
ゴール設定とKPI設定を先にすることによる手戻り回避
アクションアイテム・KPIはポストイットに書き出させる(日本人の恥の文化への対応策)
数値化することにより、会社へのメリット明確化
社内での勝馬評判、人へ貸しを作っておくことで周りから協力を得やすい
ーー
事業を作るときは、最初のクライアントからのフィードバックを大切に。大手から攻めると振り回されやすいので中小からスタートする方がベター
アイデアを単発でポストイットに書き出し、それを組み合わせることで一つのアイデアにするのは有効な事業創出方法
孫さんはああ見えてかなりリスクコンシャス。全業界の有望株に分散投資することで、資金というプラットフォームを提供し勝ち負けに関係なく業界自体が伸びれば勝つ仕組みを作っている
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①プロマネを育成したい
②それがコーディのあり方
③ちなみに、うちのリーダーはコーディじゃないとわかった
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・これからの時代、プロマネのスキルが必要とされる(プロマネスキルを持っている人が重宝される)
・本書にはプロジェクトの進め方、新規事業の立ち上げ方が具体的に紹介されている
・「即行動につながる会議のコツ」は、議事録の取り方と直結している(会議体、決定事項、todo、課題、議事メモ)
→(経営)コンサルタントの課題図書に推薦します。
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オーナーとプロジェクトメンバーとの狭間での調整力について、わかりやすくまとめてある。システム開発の基礎的な概要と似ている部分もある。
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全ての仕事はプロマネ的仕事になっていく。
人と関わらない仕事は存在しないから、いかにプロマネ的仕事術を身に付けるかは確かに大事そう。
最初の立ち上げ段階で仕事の9割が決まるとは本当にその通りやなぁ。
めちゃくちゃ苦手な部分。仕事を始める前に大枠から始めよう
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・良いプロマネ=メンバーの時間を無駄に奪わない、メンバーの時間を大切にする
手順
・プロマネを決める
・プロジェクトオーナーを明確にする
・ステークホルダーを同定する
・プロジェクトチャーターを書く
・ステークホルダーを全員呼んでキックオフをする
必ずオーナーを呼ぶ
懸念事項を聞く
タスク出し(付箋)
・タスクを全て書き出しWBSを作る(タスクのアウトプットは報告書などのモノで定義する、担当者を決める)
・タスク間の依存関係を調べ、不要な依存関係を断ち切る
・クリティカルパスを同定する
・全体スケジュールを組む(プロジェクトマネジメントシート: タスク、アウトプット、納期、担当者)
・会議
必要な権限、情報をベースに参加者を決める
議事録は報告、決定、未決に分ける
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プロジェクトマネジメントを実務の範囲でやるにはちょうどいい。
詳細すぎず、ちょうど前に進められる内容。
・初めてプロマネをする方
・プロマネの経験を体系化したい方
にちょうどよさそう!
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会社ではプロマネの仕事、その方法論を誰も教えてくれない。
PMBOKとはプロマネ知識と方法論を体系化したもの。PMPという資格試験もある。一般のビジネスパーソンにはハードル高め。
定型的で繰返しの仕事が機械に置き換われば、残るのは非定型で複数の人が関わる=プロジェクト的な仕事=AI時代の仕事。
だからプロマネ=「横のコミュニケーション」の調整役が出来ることに価値がある。
同一の組織で同じカルチャーを共有している者同士ならすんなり理解し合えることも、価値観が異なる外部の人から見るととても受け入れがたく、それが無用な対立を生むことも少なくない。
だから「横のコミュニケーション」は「縦のコミュニケーション」の何倍も難易度が高い。
プロマネは難しく、後ろ盾も少ない(或いはない)ためプロジェクトを敬遠する人も多い中でノウハウを身につければ引く手あまた。
WBSは全員で一緒にタスク出しして作る、プロマネが1人でタスク出しをすると、必ず抜け漏れが発生する。
プロジェクトは様々な分野の専門家が集まり、それぞれのスキルや経験を発揮して、集団で一つの目的を達成するための仕組み。
自分だけで考えるより、その人たちの知恵を借りるほうがずっと速いし、確実。
アウトプットは動詞でなく名詞で伝える。
チーム全員の時間と知恵と平準化し、出来る限り100%使い切ること。
メンバーの助け合いを促し、仕組みや環境を整えたりする。
メールはできるだけ短く、こみいったことはメールではなく必ず口頭や電話で。メールは3回以上やりとりしない。
上からふってきたことは何でも言われた通りにやらないといけないと思うかもだが、そんなことはない。
むしろ安請負いは良くない。プロマネの権限でないことは上に投げ返す、権限を持つ者をうまく使いこなそうとするマインドを持つべき。
何か困ってることはないか聞く。
進捗管理を嫌がる人間は、何か上手くいってないことを隠していると考えるべき。もしかしたら、プロマネが気づいていないところでタスクの依存関係が発生して、前行程の仕事が終わらないと自分の仕事が出来ないが、下手に揉めたくないから言い出せないといった悩みを抱えているかも。