吸わない人にもお勧め
2020/08/29 23:17
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投稿者:はらみ79 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は非喫煙者ですが、何かに依存気味になったことのある人にはは主人公の苦しむ描写は他人事とは思えず、一気に読んでしまうと思います。
最初、主人公は身近にとても嫌な人が居てストレス解消に吸っているのかと思って読み始めましたが、家族は皆良い人達で、だからこそ純粋なニコチン依存なんだと思うと怖かったです。
周囲の人物の描写がやや雑かなとも思いましたが、それを差し引いても禁煙がこんなにも苦しいものと知ることが出来、読んで良かったと思いました。
【ここからネタバレ】主人公が何かにすがって一気に禁煙成功!という展開ではない所もリアリティがありました。
頭柔らかく生きよう
2022/03/12 17:36
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投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
マニュアル通りや、常識にとらわれず、辞めたい事を辞めれるなら、辞めるために悪いとされてる事を少々使ってでも辞めたほうが良いとつくずく思いました。
私も頭硬いぞ。
私はタバコ吸わないんですが、周りの人の辞める話し聞くと百人いたら百通りと思いました。
長い間やめれなかった割に、最後タバコを辞められるまでが余りにも短い間に結構すんなり辞めていくのは拍子抜けすりくらいだった。
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2012.3end
本気でやめようと思った
終わりがかなり感動した
なんだか できそうな気がしてくる
1、果物と野菜をたべる
脂っこい 油っこいものはだめ
2、お茶を飲む コーヒーを我慢しない
3、快適な生活を考える したい!
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そのものずばりの直球タイトル。
私は嫌煙者なので、喫煙者の考え方ってこうなのか、とふむふむと読んだ。
追い詰められている主人公には共感できたけど、できすぎの娘(モデル設定って必要なのか)や同僚の人物造型はいまいちかも。あと、何やら裏があるのかと思った夫と女医さんが結局あれ?と思うままラストを迎えてしまい、なんだか消化不良だった。禁煙外来がまったく役に立ってないのもどうなのか??
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喫煙者にとって、他人事とは思えない物語。このご時世、主人公の早和子と同様に、劣等感と自己嫌悪に日々悩まされ、そのストレスで一服吸わずにはいられなくなるという悪循環・・・。喫煙できる場所を探す場面は、自分の姿を見ているようだ。
生まれ変わった早和子と、反面教師としての義母の姿が、どちらも心を打つ。どっちに覚悟を決めるかだ!
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限りなく怪しい夫の言動と、嘘っぱちばかり指示してきた女医は何だったのか?
わけがわからない。
自費出版で自己満足のために出したものかと思った。
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かっこいいというだけでタバコなんか吸うもんじゃない、ということを実感。少なくともタバコに生活を支配されてはいけません。
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禁煙するのってこんなに大変なんだと思いました。
早和子が煙草に振り回されて生活している様がおかしくて、本人は切実な様子なので余計におかしかったです。
あと、煙草をやめられない自分に自信をなくすところは、そこまで思いつめなくても・・・と思います。
この本は喫煙者や喫煙経験者が読んだ方が、より面白いのかもしれません。
禁煙外来の女医さんの意図が分からなかった(いい医者なのか?何か企んでるのか?)のと、旦那さんに貢ぐ奥様の話が中途半端と言うか、投げっぱなしで結局なんだったの?と気になりました。
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たばこの呪縛から逃れたい、たばこを必要としない人間になりたい。
喫煙者の早和子は、そう願いながらもたばこを止められず悩んでいる。
何度、禁煙に挑戦してもやっぱり我慢できず次から次へと吸ってしまう。
こうなると依存症ではなく、まさに「中毒」。
喫煙者目線の心理描写や行動が良く描かれており、「吸う権利がある」「税金を払っている」「迷惑をかけていない」などのお決まりの発言も満載。
喫煙者自身がまったく気づかないうちに周りに迷惑をかけていることにも気づいていく。
果たして、早和子は禁煙できるのか。
読めば、喫煙の空しさ、バカバカしさ、情けなさを存分に感じることができます。
喫煙の害は、この小説でも描き切れていない部分がまだまだありますが、喫煙や禁煙に興味のある方は、小説として非常にサクサク読めますので一読するのも良いかと思います。
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私は非喫煙者ですが、これを読んで、「禁煙したいけどできない」っていう人の心理がよくわかりました。
心理的な部分もすごくわかりやすかったです。
「やめろ」「アホか」という批判を感じるほど、余計にタバコを吸いたいという欲求が出て、どうしようもなくなる!!
そういう心理もすごくわかりやすく描かれていて、個人的には文庫本は読んだら手元に残さないのですが、これは勉強になったので手元に置いておこうと思います。
タバコ以外でもそうですよね。
あれダメ、これダメって言われたら、やる気をなくす、、とか。
タバコに関することだけで、いろんなことを考えさせられました。
深い・・。
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いつもながら、柿谷美雨には驚かされるし
関心する。
題名「禁煙小説」
大体想像つきますよね。禁煙に苦しむ
嫌煙の話
昨今喫煙者には肩身が狭い〜禁煙に努力し挫折
想像つくじゃない。
ところが柿谷美雨にかかると
最後はこうなる。「最後いいよ!」
どちらかといえば
タバコを吸わない、嫌煙派。
実際、馬鹿にしてる「喫煙者を」
区切り区切りに「まあ区切りでなくても」
ガキのように灰皿に一目散。
みっともないとか
意思薄弱とか
この本を読んで少し反省
やめたくてもやめられない人の気持ち。を少しは汲み取ることができたかもしれない。
いゃぁーやるわ!面白かった。
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自分は嫌煙家なので、最初はいまいち入り込めなかったけど、禁煙で意識うんぬんの問題だけじゃないんだね。
依存て怖い。
最後のアサコの手紙にはびっくりした!
でもいい教訓になるね。
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タバコをやめる困難さとやめた後の爽快感をユーモラスに描いている.これを読んでやめようとする人が出てくるといいけど,依存症は難しい.
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ヘビースモーカーがどれほどタバコに依存しているのか、ひしひしと伝わってきて、なんだか息苦しくなりました。
捨てればやめれるってわけでもないんですよね。
昔ヘビースモーカーの元カレのタバコを捨てて怒られたことを思い出して反省。
自分で決めて、自分に合った方法を見つけないと依存からは抜け出せないですね。
頑張ろうと思うのに挫折して自己嫌悪を繰り返す彼女を応援する思いがどんどん大きくなりました。
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元喫煙者であった著者の経験も踏まえながら、書かれた本書。難なく禁煙できた人、紆余曲折を経て苦労の結果禁煙に成功した人、禁煙の仕方・やり方も人それぞれ、置かれた生活環境なども関係しているらしい。喫煙をやめると、偏頭痛や肩中・背中の凝りや痛みなくなるらしい。