紙の本
『あと伸びする子はこんな家で育つ』
2018/09/04 19:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
《あと伸びする子》
=その時々で必要な寄り道を繰り返しながら
あとから伸びていくための栄養を9歳ころまでにしっかりとたくわえ
第二次性徴を迎えるころから学力も体力も心の力もグングンと伸びていく子
そんな子が育つ環境づくり、家庭での習慣、学習に対する考え方、休日の過ごし方などを「花まる学習会」のメソッドにもとづき解説する
・ファミリーライブラリーをつくる
・テレビをリアルタイムで見せない
・家庭菜園をする
・親と離れる体験をさせる
・子どもの「夢中」を大事にする
・「話を聞ける子」になるには?
──「目次」より
著者は「花まる学習会」(代表 高濱正伸)関西ブロック長
(共著のかたちをとっているが、高濱の文章は「おわりに」のみ)
《遠くまで光を届ける灯台のような家》
住宅メーカーの知見をいかしたPART1「あと伸びする子が育つ家の環境づくり」は類書にないテーマで興味深い
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日々多くの子ども達に接している著者達の生ける知恵が詰まった書である。ひとつひとつの内容が腹落ちする。
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んー。目新しいことはありませんでした。 P96 中学受験の頃は、家での学習量が増えることによるストレスや二次成長期の真っ最中の子も多いので、家で下の子に対していら立ちを爆発させてしまう恐れもあるので、できる限り「勉強は塾でやる」スタンスがオススメ。 P125 お手伝いのメリット。1. 同じことをずっと続けることで責任感を育む。2. 気づきから工夫する力が身に着く。 P151 5年生になれば、子ども扱いしない。 P196 飽きるまで存分にやらせてあげる時間が、あと伸びする子が必ず持っている良質な集中力が鍛えられる。 P204 怒る時も含めて、子供が飽きずに興味を持って聞ける範囲に話を要約する。
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「遠くまで光を届ける灯台のような家」この言葉が一番響いた。子供に毎日毎日、口うるさく言っていたらそんな風には思ってくれない。内容をちょっと忘れる頃、1ヶ月に1度は読み直したい1冊。
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●家をリラックスして安心できる場所にしてあげる
●表紙の見える本棚におすすめ本や季節の本を並べ定期的に入れ替える
●遊びに没頭できるスペースをつくる
●ホワイトボードを設置する
●子供の絵や写真を飾る
●すぐに調べ物ができるようにする
●得意、不得意を仕分けしない
●テレビは録画で見て見終わったら消す
●5年生になったら子供扱いしない
●お出かけは当日を迎えるまでの時間を大事にする
●習い事はやりたいと思う気持ちが一時的なものでないか見極めて始めさせる
●家庭の方針で習いごとをさせる場合は親の本音を伝える
●教育方針は自分の経験ではなく今自分の子供に適しているかを基準にする
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あと伸びする子は集中力がある
先取りと焦っても意味ない
夢中になってることを見守る
良質な集中力は、刺激が少ないものに対して能動的にのめり込める
工作、お絵かき、迷路、おりがみ、ブロック、パズル、将棋、囲碁、ボードゲーム、読書、図鑑、観察、外遊び
・家庭環境
・遊べる場所
・ホワイトボード
・絵や写真
・すぐに調べられる
・宿題は当たり前
・お風呂とトイレ
・主体的な学び
・平日も休日もリズム壊さない
・家庭菜園
・手伝い
・収納のしつけも
・子供の夢中を大事に
・子供の話を聞く
・不自由な体験
・変化を受け入れる
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先取り学習よりも、子供の興味のある事をやらせた方が良い。
子供は集中力をつけて、興味のある事から派生して様々な事を学んでいく。
特別な事をしなくても少しの親の工夫で子供は伸びる。
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花丸学習会の関西ブロック長である相澤さんが、こどもがあとで伸びるために環境づくりや家庭での習慣、親として家でできることをまとめた本。
読んで、小さいころの家庭での環境、習慣がのちの成績に直結するということを改めて感じた。
幼稚園や小学校の環境ももちろん大事だが、家庭が崩れていると成績も伸びないし、人として成長できない。
日ごろから気を付けているつもりだが、家庭環境の整備、日ごろ投げかける言葉や態度に注意していこうと改めて思った。
この本に書かれていることは、マインド面よりもスキル面の話が多いので、どんな家庭でもすぐに実践できることが多いし、家庭に取り入れやすい。
また、取り入れた後の効果なども説得力がある。
ぜひ、子育てに悩んでいる人、子育てをこれから始めようとしている人に読んで、取り入れていってほしいなと思った。
子供の将来のために、どれだけ勉強してもしすぎるということはないので、家庭に取り入れやすいこの本はどんな家庭にでもバイブルとなる1冊だと思う。
以下、やろうと思ったことを羅列する
・ファミリーライブラリー、絵本の面収納
・ホワイトボードの設置
・おもちゃの量の見直し
・家庭菜園
・お手伝いを任せる
・出かけるときは事前にどこにでかけるか伝える
・子供の話をしっかり聞く
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家は子どもにとっての安心できる場所(灯台)であるべき、みたいなお話は良かった。教育虐待しがちな家庭には「あと伸び」みたいなキャッチーなアプローチが有効なのかもしれない。それが子どもの幸せ、子どもを守ることにつながるのかも。
言っていることに大きな異論はないけど、結局、「優秀でなければならない」という圧があって、しんどい(「優秀とは何か」も気になるけど、割愛)。「優秀」でなくても幸せに生きていける社会が良い。
あと、全体的に母親が子育ての中心を担うという価値観のもとに書かれているので、違和感。そういう自分自身の価値観に無批判で、アップデートしていこうという気もないのか。それで他人の(子どもの)教育を語るのかぁ…という残念な気持ちになってしまった。
伸び伸びしているようで、息苦しい。子どもが幸せなら良いけど…という感じ。
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花まる学習会の経営者による本。
塾や習い事の選び方、家庭学習のしかたなど、参考になる部分が沢山あった。今後も、迷ったらまた読み返そうと思う。