戦略の世界史(下) 戦争・政治・ビジネス みんなのレビュー
- 著:ローレンス・フリードマン, 訳:貫井佳子
- 税込価格:3,850円(35pt)
- 出版社:日経BP
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紙の本
戦略の概念について考える
2024/02/17 21:22
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投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
軍事上、政治上、社会運動上、経営上など様々な場面で戦略と言えるものがどのように起こり、位置付けられ、運用されていったかということについて述べられている。
経営戦略というのが思いのほか新しいということを知った。
しかし、経営戦略に関して取り上げられている説の解説を読むに、ご自身の考えに持っていくための偏りがあるのではと感じた。
そう感じてしまうと、ほかの記述についても、ご自身の考えに沿う説を中心に取り上げたり、そこへ集約するように述べているのかもしれないという気持ちになってきて、素直に読めなくなってしまった。
とどめは、話をコントロールできるのが脚本家、悲劇が悲劇になる可能性も抱えているのが戦略家と結ばれ、これだけ戦略についての長大な本でありながら、ソレ!と脱力してしまいそうだった。
経営戦略につながる歴史と思って読んでいたが、経営に関しては、それほどの分量も質も感じられず、自分としては期待外れだった。
しかし、経営や軍事にとどまらず、あらゆる場面で戦略が起こりうるという視点でもってまとめた本はそれほどないと思われる。
興味を持った分野については、参考文献から深めていってほしいというところだろうか。
それにしても、文章がくどくて疲れた。
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