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女優小川真由美さんの娘であるMAHさんが書かれた事実に基づいた自伝です。あまりこの手の本は読まないのですが....。女優という特別な職業であるが故のわがまま、奔放さ、奇異な部分は小川さんにはあると思います。娘さんがその被害にあって来たことは十分理解できました。しかしながら、作者であるMAHさんはあまりにも自分が被害者であり小川真由美さんが彼女にかなりひどい仕打ちをして来た事を強調しすぎてる感が前半は特に気になりました。前半読んでも残念ながら彼女の苦労やつらい想いが伝わらずかえってありがちな暴露本にとられてしまうのと、「あの小川真由美さんが…」とか「細川俊之さんが...」などと興味を煽るくらいの重みのない文章に思えてならない。有名人の子供に生まれ私生活で苦労している人は少なくないと思う。たまに娘であるMAHさんが母親に冷静にアドバイスや説教的な事をいったりしているし、全て彼女に支配されているわけではなかったのでよかった。占い師に半ば洗脳されている彼女を娘である作者がなんとかできたかもしれないと考えたりもしました。
もう少し客観的な目線で書けていたらとか母親の悪いところばかりでなく女優としての素晴らしさも入っていれば違って来たのかもしれないとも考えさせられました....が結局何度同じ失敗をしても懲りない母親につき合わされる作者はやはり書くことでけりをつけたのだなと最後の方を読んでよく分かりました。小川真由美さんの行動はかなり...きてましたね^^;今芸能ネタで騒がれているマインドコントロールのはしりですね。
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《図書館》文章に重みはない。感情移入はできなかった。母、小川真由美。独特な毒特な女優さん。父、細川俊之。独特な渋い俳優さん。。ザ芸能人。その娘雅代さん。普通の家庭でない、普通でない環境。母は、愛があっても子育てなんて出来ない人だったんだろう。本能のまま。信じられないから信じられる占い師や、宗教に走りエキセントリックに拍車がかかるんだろか、それで本人は幸せだから、いいのだが周りはたまらないのだろう。 もう少し文章がしっかりしてたら、もう少し面白かったかも。というか、これは暴露本なのか?母に啓発?(2012.5.21月)
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小川真由美さんといえば、独特の個性を持った大女優であり、母としての彼女のイメージなど想像もしたことがなかったのだが、娘への愛情を感じられる部分を微塵も見出すことができず残念である。
感情に任せて周りを振り回し、娘への育児に至っては、気まぐれも甚だしく、何日も食事を与えなかったり、住む場所さえも取り上げるなど犯罪といってもおかしくはない。
本人に自覚もないので救いようもなく、ずっとこのまま変わることもないのだろう。
子どもは親を選んで生まれてくることができないとはまさににこの事である。
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美しく華のある女優さん。その人が自分の娘をこんなにも苦しめていたのかと思うと、悲しい。最後までは読み切れない。子どもを持ってはいけない人がいる。雅代さん、この本を書く事でそれまでのい自分とそして両親と、精神的な決別を果たしてください。そしてどうぞこれからは幸せになってねと願っています。
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母親である 女優・小川真由美さんが
自由奔放すぎ 且つ占いを軸に生活することによって
娘に その弊害が伴うことは理解できるが
この本は 支離滅裂、全く共感できませんでした
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有名人の娘である大変さや、新興宗教や占いの恐ろしさも描けている一冊です。
そんな中、ネグレクトなどを受けた雅代さん
決まって言われる言葉は、たった一人の親なんだから
この風潮に苦しめられる人も少なくないと思う。
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この手の本を読む事はないのだが、今回は図書室の係の方に勧められて読んでみた。
独りよがりの文章で、母親はもちろん自分の内面に触れる事もない。
まるで作文みたい。
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作者は小川真由美の娘、小川雅代。
内容は大女優で世間知らずで人間的に問題のある小川真由美に振り回され続ける娘の半生。
もちろん、多少の恨み節は含まれているのだろうけど、大部分は本当のことなのだろう。
辺見マリが『しくじり先生』で自らの拝み屋に振り回された過去について懺悔してたけど、こちらは現在進行形。
しかも、小川真由美が今はまってるのも結構有名な霊能者(下ヨシ子)。
何より怖いのが、親子関係というしがらみの中で、今も完全に関係を絶ち切ることができてないこと。
なので最後もハッピーエンドではなく、著者は現在(2012年)も心身ともに苦しんでいるという、救われない結末。。
しかしよく「お金があっても幸せになれない」って言うけど、これ読むと本当にそれを実感した。
お金あっても変に使われたり、知り合いに裏切られたりすることを考えると、むしろお金なくても身近な人と楽しく暮らしてる方がよっぽど幸せだと感じた。