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これは
2021/05/19 07:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
片づけが苦手で喜怒哀楽が激しい自分には、教科書みたいな本だなと思う。
確かに断捨離しないから、なんか心が荒れているのかもしれない。
読むだけでなく実行したい。
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空海と断捨離、というセットが目新しいように思えたけど実はかなりつながっていた。空海の生い立ちと密教についてわかりやすく書かれているのが嬉しい。空海は元々官僚の道を歩む予定だった。しかし、大学寮(勉強する場であり官僚を養成する場でもある学校)に入ってから悩み、ついには大学寮をやめて仏門の道に入る。自分の道を生き抜いてきた人だと思うと親近感がわく。空海についてもっと知りたいと思えた。
かたや、断捨離。モノを捨てるイメージが強いけど、実際はモノを通して自分と向き合うこと。決してミニマリストと同意ではない。(ただミニマリストもあれこれ考えた故にミニマリストになったのだとは思うけどね)
欲は持ってもいい。持たないと生きられない。ただコントロールすることが大事。自分中心の小欲も必要だし、誰かに教えたい、広めたいという大欲も大事である。
まずは現状の自分を受け入れることから始めるのが大事ではないか、と思った。所持しているモノを通して、今の自分の状態を見つめる。そして次に、どうしていきたいか。とりあえず捨てればいいわけじゃない。断捨離は自分を大切に扱っていく第一歩。そんな気がした。
そして、実践。あれこれ考えるよりまずはやってみる。これは空海も同様のことを言っている。1000年前から(というよりお釈迦様の教えがある頃から)大事なことは変わらない。
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再読です。
断捨離は自分の心と向き合い、自分とモノまた人との関係性を問い直すこと。
そして、断捨離は空海(真言密教)に親和性がある
〜空海的生き方からの提言〜
私にはまだまだ難しいですが、
断捨離を日々意識し実践することで、
理解が深まるといいな〜と思いました。
再読プラス実践で、
更に理解が深まりますように!
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テレビ番組「ウチ、"断捨離"しました!」を見て断捨離に興味を持ち、読みました。
テレビで断片的に紹介されるだけではわからない断捨離の本質を垣間見れました。
断捨離とはただ「モノを捨てる」のではない。空間・モノ・人との関係性の問い直し、過去の自分に執着するのではなく、「今」という時間軸から客観的に見つめ直す……その結果、モノが多すぎると分かるので捨てることになる。断捨離を実践すると必然的に過去の自分と向き合うことになるので苦しみも生じますが、それを乗り越えると空間も身も心も軽くなり、今の自分を暮らせる。それがとても魅力的でした。
本のおかげで断捨離の基本の考え方を理解できましたし、テレビで実例もたくさん見れました。自分も断捨離、始めます!
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後半からの、お二人の著者が交互に綴る部分は、少しこじつけ感があり、ちょっと薄っぺらな印象になりました。
前半部分の断捨離までの道のり、そして中盤の空海についての説明は、とても興味深く読みました。
ただ全体的に、文章の推敲が為されてない感じで、「作家先生」が書いたものを遠慮してそのまま直さなかったのかな?なんて邪推しつつ、どこの出版社だ?と確認してしまいました。
「それに伴う苦悩が伴います」なんて箇所は、呆れてしまいました。こういう言葉の重複は多かったと感じます。