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個人的には、脳髄論が好きかなあ。クッソ迷惑な霊を論破していく様子が痛快だったかな。
ミハルの話、あれ何で実習生と先生が自殺したんやろ。ラストが少し気になったかな。
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野崎や真琴や琴子たちの
前日譚とも言える短編集
怪異とは何か?
恐怖に囚われ
あるかなしだけでみてると
そこにある悪意を見逃す
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ゴカイノカイ★★
学校は死の匂い★★★
居酒屋脳髄談義★★★★
悲鳴★★
ファインダーの向こうに★★
などらきの首★★★
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ゴカイノカイがよかった
おまじないの
あまりの効き目に驚きました
この能力使えば 生霊飛ばせるんじゃないかな
社長に仕返ししちゃえばいいのに
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ああ、なんやかやで、買うてしまいました。
分かっていたのです、ここしばらく、澤村さんの小説ばかり読んでいるし、『などらきの首』も買ってしまうんだろう、と。いやしかし、早かった、一ヶ月経たないうちに、新書以外を買ってしまった。Booklive!、恐るべし。良いことだけど。
短編、とあったので、どないなもんかなぁ、と思いながら読み進めたわけですが、少し、違った感じを受けました。
語り手が変わるとはいえ、ある意味で連作の小説を読み進めていたものですから、そしてまた、背筋がざわざわするような作品を立て続けに読んだものですから、てっきり、同じような感じかと。
『などらきの首』に関しては、『ぼぎわんが、来る』や『ずうのめ人形』とおんなじ感じを受けましが、ほかの章は、ちょっと。
前日譚と言いますが、そんな感じの作品たちなのだなぁ、と。
相変わらず、琴子さんは半端ないなぁ、やっぱいなあすごいなあ、って感じを受けたり、美晴ちゃんは相変わらずツンケンしてるなあ、って思ったり。
ほかの方々も書いていますが、それぞれが毛並みの違う作品たちです。
正直なところ、絶対読まなきゃダメ!ってわけではない。
個人的に、『などらきの首』は好きですが。オカルトライター野崎さんの若かりし頃やら、ラストの展開やら。
『脳髄談義?』だったかな?が、物凄く不快でした。いやまあ性的な呼称やらなんやらザラザラザラザラ話すのは別にね、うん、わからなくもないんですが、辟易すると言いますか、如何にもな感じを受けたりだとか、うーんっ、なんかなーって感じ。
『悲鳴』だかがよくわからんなぁ、だったんですが、ほかの方のレビューを見て、あっ、あー、あのリホ? え? まじ? え? ていうかなんでそこにリホ? なんで? え? ってなりました。
リホの作品を出すなら、戸波さんが活躍する作品をさぁ……(そっち?)
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比嘉姉妹の過去ストーリー面白かった。ぼぎわんの話を読んでこっちを読むのがやっぱりいい。今回もずうのめ人形、ホラー…都市伝説よりも、怖いのは人間なのかも、って気持ちになった。
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ほぎわん、を彷彿とさせる、不思議な感覚。オリジナルなホラーです。昔見た映画「アザーズ」のような雰囲気の居酒屋脳髄談義と学校は死の匂いがお気に入り。
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短編だった〜
ネタ切れで書いた本か!?と思ったら真琴やミハル、琴子の過去のエピソードで面白かった。
どーやら比嘉姉妹にすっかりハマったらしい!
ただ今回、ゾクゾクする話がなくて残念だった。
居酒屋脳髄談義が1番難しくもあり、面白かった
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・万物斉同(ばんぶつせいどう)荘子が唱えた、万物は道の観点からみれば等価であるという思想である。
・俯瞰(ふかん)高い所から見下ろすこと。
・シミュラクラ現象 人間(ヒト)の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされているという脳の働き。
・石筍(せきじゅん)鍾乳洞の天井からしたたり落ちた水滴中の炭酸カルシウムが沈殿・堆積して床上から上方に向かって成長した筍(たけのこ)状の突起物。
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図書館より。
さらりと読了。短編。正直あんまり怖くなく、今までの登場人物の過去話が続いて...なるほどね~って感じでした。
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澤村さんのリーダビリティたるや!ぼぎわん、ずうのめ、キリカ、ししりば、ひとんち、ときてなどらき。このタイトルセンスにも光るものが。まぁ予言の島ってのもあるけど。
それはさておき、今作は比嘉姉妹や野崎のスピンオフ短編集。どの話も楽しめた。「ゴカイノカイ」の呪文、「学校は死の匂い」の隠蔽、「居酒屋脳髄談義」の罔两、「悲鳴」の言霊、「ファインダーの向こうに」の心霊写真、そして「などらきの首」の西瓜提灯。まぁなんのことか分からないでしょうが気になる方はご一読あれ。
…でもせっかくならぼぎわんやずうのめを読んでからがお勧め。
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比嘉姉妹シリーズ、既刊長編の登場人物たちの短編集。最初の「ゴカイノカイ」から怪異の理由に思わず納得する自分に気づき、ハッとしました。「居酒屋脳髄談義」は男達が最低過ぎて読んでいてイライラしましたが、ラストはなんだかスカッとします。表題作はシリーズの一作らしいテイストでとても良かった。一番の好みは「学校は死の匂い」ただ怖いだけのホラーじゃない、理詰めで到達する怪異の解に背筋が寒くなりながらも、結末に納得してしまうのです。短篇ゆえ読みやすいですが、期待を裏切らず十分楽しませていただきました。
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比嘉姉妹シリーズの短編集。全て過去の話。
1編だけ毛色が違うが、じわじわと来る不気味さは随一。前作「ずうのめ人形」に関連していた。
小学生の美晴が出てくるが、彼女はバケモノを活性化させる能力があるのでは、という結末だった。
あとこの作者のは胸糞悪い人物を描く天才なのでは。バケモノよりも人物描写に抉られる。
表題にもなっている「ならどきの首」がいちばんシリーズらしいバケモノだった。
・ゴカイノカイ
真琴、今の住まいを手に入れる。いたいいたいのとんでゆけ。
強い言葉や思い込みが怪現象の元になるのかもしれない。
・学校は死の匂い
美晴、小学6年生。雨の日に現れる幽霊。
組体操の練習で落下死亡した女児を自殺と隠ぺい。人が死んでいるのに担任と小学生の結託すごい。
自由にしてやったら怨霊化して復讐した模様。美晴はバケモノを活性化させる能力があるのでは。
・居酒屋脳髄談義
琴子、5年の間どんちゃん騒ぎしていたクソリーマン3人組に引導を渡す。
多分この人たちは誰からも惜しまれていない。
作者はこういった嫌な人物を描く天才だな。
・悲鳴
大学の映画サークルがホラー映画を撮る。
どこまでが本当で嘘なのか。嘘が本当になったのか訳が分からなくなってくる。
ただ、不気味さだけが地の底から這ってきそうな話。
どこが比嘉姉妹シリーズなのかと思ったら、りーたんはずうのめ人形のあの人か!
と気が付いたら一気に不気味さが増した。
・ファインダーの向こうに
野崎と真琴出会うの巻。お蔵入りとなったネタ。
編集部の人が出てきてちょっと懐かしい気になってしまった。特に戸波さん。
・ならどきの首
野崎高校生の巻。ならどきさんの正体はわからず。どこに行ったかもわからず。このシリーズらしいバケモノ。
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これまでの比嘉姉妹シリーズとは違って短編集。さっくり読めたわりには、一番ホラーテイストがつよい作品だったと思う。そして、書き下ろしのタイトル作が、一番ぞくりとしました。面白かったです。
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こちらは短編集。
比嘉姉妹の3人とライター野崎がそれぞれの話に登場していく。
一番、引き込まれたのは、最初の不動産の話と
学校での、次女の話。これ、長女の琴子より霊感が
あったということなのか?
そして、などらきの首。
途中に漂うと安堵と不穏のバランスが素晴らしい。
次の比嘉姉妹シリーズが楽しみだ!