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パクチーの爆発的な人気とアジア飯の魅力の謎に迫る一冊。アジアを愛するすべてのニッポン女子に贈ります!
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パクチーを切り口に、日本におけるアジア飯について紹介している一冊。日本でパクチーがブームになった経緯を紹介するだけでなく、タイ飯、中華料理などが日本に広まった過程を、移民、日本人の食文化の変化などを含めて紹介している。
タイトルに惹かれて購入も、文化史的な内容にいい意味で裏切られる。個人的にはベトナム料理のミレイ(蒲田)など、かつて食べ歩きで巡ったお店の知らなかった一面を知ることができたのは興味深かった。
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もちろん戦争は今もあるし内戦もテロもある。世界は常に危険にさらされている。しかし、少なくとも私たちは食を通じて、行ったことがない外国に思いを馳せることができる。移民の人たちと一緒に暮らしていくことができる。
(P.244)
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作者ならではの真面目な料理(グルメ)本であり、
労を惜しまず文献を漁り取材を重ねて、パクチーを皮切りに日本に定着しつつあるアジア飯の来し方と行く末を辿る一冊。明治時代のカレーライスから現在の南インド料理と大阪スパイスカレーのブームに至る章が特におもしろかった。和洋中とひと括りにされていて今さら感のある中華料理をアジア飯なる観点から定義し直している章も興味深かった。
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(著者がエピローグで書いていることから)
まさに、「アジア飯の日本史」的な1冊です。
雑誌、レシピ本などから推察がされています。
読み終わったら、ついアジア飯を食べたくなる(作りたくなる)こと間違いなし…