紙の本
読みやすい短編集
2020/03/13 11:12
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつものような推理ものや、スリリングなちょっとした事件の話、最後に心温まる動物のお話など、読みやすい短編が4本収録されています。
3本目のお話は、ちょっと難しいことにも踏み込みつつ、良い具合に悪趣味でとてもよかっやです。
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投稿者:作曲好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の話が特に良かった。ネズミみたいな嫌われやすい動物にも優しいシン博士に癒されました。作中で平賀さんに匹敵する癒し担当キャラだと思う。
電子書籍
おもしろい!
2018/11/22 13:24
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投稿者:モモ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの話も、それぞれの登場人物達の日常が書かれていて、とても楽しく読ませていただきました。
発想が怖いと思う話もありますが、なぜか爽やかに納得できる、ステキな読みごこちでした。
個人的にはシン博士のお話しが一番好きです。
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シリーズ最新作。『カクヨム』『小説屋sari-sari』に掲載されたものに、書き下ろしを2本収録。
純粋に短編ミステリと言えるのは『ベアトリーチェの踊り場』のみで、『素敵な上司のお祝いに』は陰謀サスペンス、残り2作はコメディタッチのライトミステリ。
個人的にこの人の書くオカルトものが好きなので、『素敵な上司のお祝いに』は非常に楽しかった。
ついでにそろそろ朱雀十五シリーズの新作とか書いてくれないものだろうか……って、もう諦めた方がいいのかな、これは?
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短編集としては読みやすかった。
面白かったのは、後半2編かな。
『マスカレード』の心理戦や情報操作、このシリーズって女性陣の思い切りの善さっていうかダラダラしてないのがいいよね。
男性陣のあのねちっこい関係が好きになれなくて、理屈めいた、これはこうでなければならないっていう、要するに宗教柄みはどうも好みではない。
ストーリーで笑った感覚あったかなぁ…思い出せないや。
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ベアトリーチェの踊り場、読みやすくて面白かった。いつもの長編もこのくらいの軽さだとありがたいんだけどな。他、ジュリア、エリザベート、チャンドラ・シンの周囲のことや人となりが掘り下げられていて、理解が深まった巻でした。それにしても、チャンドラは厄介ですね(笑)
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今回はあんまり怖くなくてよかった
スパイのひみつのお話はとても軽快で楽しい
どうしてそこまでするの?はまだまだわからないままだけど、これから二人がどんどん活躍してほしいなあ
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「ベアトリーチェの踊り場」
呪いの宝石の話。
バチカン奇跡調査官だから、奇跡の認定はないにしても呪いはあってもいいかな、とも思ったりした。ただ、平賀神父が最後にいった「分かりあってるつもりですが、貴方の目が見ている世界と、私が見ている世界は、違っているのですね。そしてその互いの世界を、どうやってと分かり合うことができないんですね。」という台詞は、分かり合ってるつもりでもすれ違ってしまい分かり合えないのだから、そう思ってもいないもの同士の政治とかの世界では、もっとわかり合うのが難しいのではないかと問うていると思った。
「素敵な上司のお祝いに」
ジュリア司祭が上司の誕生日をイヤイヤ祝福するお話。
なんか、逆らえないからといって女装させられたりと大変な様子が出てくる話。
最後のメインディッシュが、上司が連れてきた女性陣じゃなくてホントに良かった(笑)
「マスカレード」
マスカレードとは、仮面舞踏会っていう意味らしい。それならば、表題通りの内容だった。ビルの恋人とビルの母親が互いにいい恋人と母親を演じ会うというものだった。
「シン博士とカルマの物語」
シン博士は厳格なジャイナ教であり一切の殺生を行うことが禁じられている。そんな博士がふとしたところから、一匹のどぶネズミを傷つけてしまい、その治療を行うことに。その治療のために泣きついたのが平賀神父というのが良かった。次巻以降は、もう少し協力的になってくれるかも、と思わせてくれる内容だった。
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短編集。
今まで平賀を通してでしか本編では登場していなかった、シン博士の人となりが描かれていて、新鮮だった。
今回は、他にもジュリアなど本編ではミステリアスに描かれていた人たちの側面が見られて面白かった。
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短編集でサクサク読めました。
登場人物の新たな側面が見られて楽しかったです。
シン博士がとても可愛らしく書かれていて、今までの印象とガラリと変わりました。
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4つの短編集でした。
平賀とロベルトの日常の一部とジュリアと上司、ビル・サスキンスと婚約者、シン博士と平賀ロベルトに焦点が当てられていました。
それぞれ本編では語られていない情報なども出てきたり、人物の背景が語られたり。
ビルの両親のイルミナティについてもっと知りたくなったし、シン博士の生い立ちと宗教思想で動物に対する行動が可愛かったです。
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短編集かな?
どれも面白い話で甲乙つけがたい。けど、最後のシン博士の話が、一番印象深い。
微妙にスキのありそうな、でもツンツンした感じから、ガラッとデレた感じ。
ツンツンしてた時は、あんまり良いイメージがなかったけど、今回の話で、印象が変わった。これはこの後から、デレたシン博士が見られるようになるのかな。ちょっと楽しみ。
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短編集第四弾。
「ベアトリーチェの踊り場」と「シン博士とカルマの物語」が特に好きです。
「ベアトリーチェの踊り場」
個人的に宝石の呪いの話は、怖いもの見たさで関心があった話なのでわくわくしながら読めました。最後の平賀さんとロベルトさんのやりとりを読んで、やはりこのコンビが好きだなと感じました。
「シン博士とカルマの物語」
シン博士のことが知れる話で嬉しいです。オチも思わずクスリとさせられました。
今回のことで少しでも苦手な平賀さんとかみ合うきっかけになればいいなと思います(笑)
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短編集。
ビルの偽装婚約者エリザベートの一日を描いた『マスカレード』と、シン博士がジャイナ教の教義を守るために奔走する『シン博士とカルマの物語』が特に面白かったかな。スコルとハティも元気そうでよかった(^ ^)
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久々の短編集、それぞれ味があっていい感じです。
ジュリアはちょっとゾッとしましたけど・・・クリーンな方で良かったです。
シンさんは・・・いい人でした