紙の本
スポットライト
2021/05/10 01:01
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容的には個人の話になってしまっていて、
テーマとしてはもう少し主語が大きくてもいいんじゃないかな、
とは思った。
それでも、そもそもこういうものがあること自体、
そんなに知られていることではないし、
しっかりまとまっていて面白かった。
「刑務官は怖く描かれることが多い」
確かになあ、と思わされる。
電子書籍
バッサリ切り落とす
2020/05/21 08:21
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
受刑者の職業訓練と社会復帰をサポートする、風変わりな美容室は社会の縮図になっています。過去を振り切り新たな一歩を踏み出していく、女性たちが清々しいです。
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途中まで読んだけど、特に塀の中である必要は無かった。てか髪切ってスッキリしました。って感じでしかない。1話?とか特にそう。仕事に追われて彼氏と別れそうって導入から気になったけど、特に何もなく別れる。少しは会話があるけどほとんど1人の中の考えで終わる。なんかなぁ。
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友達に借りて。
刑務所の中の美容室という設定が興味深いから、もっと美容師さんの受刑者としての心の揺れとかが書かれていると良かったな。美容師さんの罪が最後に解明されるのは良いけど、そこに行き着くまでに、これまたお客さんとのやり取りの中からじわじわ伝わる感じだともっと引き込まれたかも。
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髪、それは忘れえない過去、それは生きてきた記憶かもしれない、それも贖罪とも言うのか、それは願いの祈りかもしれない、未来への希望なのか。
表紙の、髪を切る顔にあるのは、笑顔なのか別な想いか。六章の6人と屏の向こう側の美容師と刑務官の8人の物語が人生の優しさを描き出す。
誰にでも訪れるかもしれない悲劇、そして贖罪の日々、それを支える生き様とやり直せる希望の物語でした。
重いテーマを感じさせないリズムが、サラサラと読ませます。
「生きていく」事を考えながらの読了です。
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面白かったな。コミカライズ版を先に読んでたのだけど、原作もとても良かった。綺麗事じゃ済まない話を綺麗にかついい意味でお涙頂戴に仕上げてあって見事に泣けた。マンガ版独自の味付けもわかって二重に楽しめた。どちらの作者も素晴らしい。
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淡々と出来事を追っていく中で、じんわりほっこりくるものがありました。
静かな物語です。心穏やかになる内容で、最後はホッとしました。
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刑務所の中にも様々な人生があり、外の世界とのつながりはとても大切で…
刑務所の中と外は別世界のように思うけれど、実際は紙一重で誰もが中の住人になる可能性を秘めている
犯罪になる前に立ち止まれるのが一番だけれど、反省は認められるべきで、きちんと罪を償った人々が、きちんと社会復帰できる世の中だとよいなぁと考えさせられた
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〈女子刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る”美容室がある〉コミックで読んでいたのでイメージしやすく、心理描写など細かな部分を補うように活字を追った。
そのため、人物像がくっきり浮かび上がってきた。
第五章 女子中学生・藤村史佳の話が好き。
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女性刑務所の中にある美容師が受刑者という美容室。
さまざまな理由でそこを訪れる人たちの目線で繋がれる心温まる短編集だった。
疲れたときに少しずつ読みたい本。
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短編集。
〈受刑者が一般の人の髪を切る〉美容室の話。
淡々と静かにストーリーが進むけど飽きる事なく最後は心温まる感じで終わりました。
こう言うお話、好き。
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主人公は懲役中に資格を取った美容師,でも周囲の人物による短編連作の中で物語が語られる。冗長と思われる一編も著者の「あとがき」を読むと感心させられる。ドラマとして最後はしっかりと感動させる構成,明るい未来も感じさせて読後感も良い。
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よかった
塀の中のとか犯罪者とか
でてくる言葉は怖いけど
読み終わるとポジティブな気持ちになれる。
漫画は漫画で良きではあったけど
やっぱり小説の方が興味深い作品だなって感じました。
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刑務所の中にある美容室の話。
フィクションとのことですが、実際にこんな物語がありそう…
重たい話かと思っていましたが登場人物みんな良い人でとても読みやすかったです。
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刑務所の中の美容室を基準に幾つかの短編が綴られている。
最初はそれ程でもなかったが後半になるにつれて引き込まれていった。
失恋あり、嫁姑問題ありと割と色々あるのだがずっと落ち着いたテンションで描かれていてよい。