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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の偏った意見で近代史の行跡も歪んで見える。国粋主義の誤りに気付いていないか敢えてなのか。せっかくの各国比較が台無しだ。
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明治政府が世界を睨み生き延びるため死にもの狂いだった19世紀を6人の皇帝の視点から紐解く
全体を見守り戴いたのは明治大帝であり、安穏と生きている(=ボーッと生きてんじゃネーヨ!)わが身にすれば恥ずかしくて消え入りたい
19世紀を理解するにはコレを読め!
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憲政史家の倉山満の一冊。
明治天皇を取り巻く6人の皇帝(英露独墺中)ということで、皇帝から見た近代史という視点が面白かった。
また明治天皇について今までより深く知ることができた。
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「19世紀世界」を歴史物語のように読み易くわかりやすく描いた本である。
日露戦争直前のニコライ二世の対応など、歴史的には事実ではない史観もいくつか見受けられるが、それらを上回る面白さに満ちている。
まるで「19世紀世界」を鳥瞰するかの様な思いを抱かせてくれる書である。
日英同盟すらヨーロッパでの抗争のハレーションである構図などは、なかなか他の歴史書では読むことができない。
読者によっては「独断と偏見に満ちている」との意見も出るかもしれないが、「六人の皇帝たちの十九世紀」との切り口からの世界観は秀逸とも思えた。
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幕末から明治時代にかけて大きな変貌を遂げたのはニッポンだけではなかった。この時期、イギリスもフランスもロシアもオーストリアもドイツも中国も、実はみんな、とっても大変な時期だったんですねー。
やったらヴィルヘルム2世を腐したり、『資本論』刊行を不吉な出来事とみなしたり、中国に辛辣だったり、チラチラ右寄りな傾向が気にはなるが、同時代の東西を通覧した歴史解説は貴重。
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皇帝親政をとった国は全て滅びた。立憲君主たる、英国と日本国だけが、生き延びた。
それにしても。
天皇を戴いた歴史、わけても、明治大帝と昭和天皇、加えらば上皇陛下を抱いた日本人は幸いなのだ。
だからそれを壊そうとする輩がいる。
それが、相当程度実現しようとしてる。
次世代を、ぼくらは守ることが出来るのか。
泣くなあ、倉山先生。