教科書では教えてくれない　ゆかいな日本語 みんなのレビュー

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、日本語学者である今野信二氏が教えてくれる日本語の知られざる面白さについての本です。同書で著者は、「日本語が単なるコミュニケーションの道具だと思ったら大まちがい」と主張します。その理由は、日本語には、擬声語・擬態語の面白さ、五十音図の穴、創作漢字の不思議、平仮名・片仮名の生まれた理由、数字の入った言葉、物の数え方、いろは歌のいろいろ、掛詞、折句、和歌のなかの字謎、回文、江戸時代のなぞなぞ、百人一首のパロディといった、一つ一つ上げていくときりがないくらいの面白みがあるからです。同書では、「第1章 日本語を音からみてみよう」、「第2章 日本語を文字からみてみよう」、「第3章 日本語を数字からみてみよう」、「第4章 日本語を遊び心からみてみよう」となっており、私たちが知らなかった日本語の面白さが味わえるようになっています。ぜひ、一度、お読みください。