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【生きづらさや閉塞感を突破するためのヒント】石牟礼道子からノーベル賞受賞者まで。週刊文春の「家の履歴書」から、国境を超えて活躍する十七人のインタビューを厳選して収録。
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この家があったから
こんな人生になってきた
というよりも
こんな人生を送ってきたから
この家は
こんな意味があったのだ
に読み取れました
どの「人」にも
いえることだけれど
「逆境」とか「マイナス」を
きちんととらえて
それを「好機」、「チャンス」に
変えてしまう
その着想、エネルギーに圧倒されてしまう
稲泉さんの
聞き取り方が素晴らしい
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本書のもとになったのは『週刊文春』で連載されていた「新・家の履歴書」。目の前にあった境界を飛び越え続け、困難な人生を切り拓き、社会にとって新たな価値を作りだしていった17人に、住んでいた家についてインタビューをしています。語られる家々は生まれ故郷や20代の頃に過ごした場所など様々です。
あなたはどんな家に住んできましたか—?
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NHK「猫のしっぽ カエルの手」のベニシア・スタンリー・スミスさんや中村哲さんのインタビューに惹かれて手に取りました。全く知らない分野(レーシングドライバー)などの人たちの生活も知れて、とても面白かった。
読み進めていくと、まるで彼らの近所に自分も住んでいて、当時の様子を本人たちから聞いているような気分になる。家や生活を振り返ることで、今の自分がなぜ生業としていることに興味を持つのか、思考の原点を知る機会にもなると思った。
また、著者はインタビューする対象を“越境”というキーワードで選定している。困難な状況にもチャレンジしていく逞しさの精神がどのような環境で養われてきたのかも知ることが出来る一冊。