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戦略うんぬんより兵数の多い方が、攻めより守った方が、強い、というなんとも夢のない、というか現実的な、戦争論。核の出現やら、兵器の遠隔操作が可能になった現在では、全く役に立たないだろう戦略が書かれています。
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防御の後半、攻撃、戦争計画、及び索引を配した巻。『戦争論』全般にいえることだが、少なくとも、フリードリヒ大王の戦争、ナポレオン戦争に関する知識が無ければ訳がわからない部分が多くなると思われるし、当時のプロイセンの置かれた状況や、軍事思想の変遷などを知っていなければ読みこなすことは困難だろう。有名な本だが、最初に手を出すレベルの本ではなく、戦争に関する様々な書物を読んでから取り組むべき本であると思う。
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防御の続きと攻撃を少しと戦争計画。
全体としての感想は…やっぱり読みにくすぎ。
多分同じ内容を伝えるのに1/3の分量で済んだはず。
コレラは恐いですな。
それでも内容としてはかなり興味深い。200年前の話なので
今となっては古い話は多いのだけど、現代のことを考えるにしても
当時とどう違うか、といったことを考える土台として役立つ。
後、戦史から色々引用しているのだけど、(時代的に当然ながら)
ナポレオンとフリードリヒ大王の話が多い。簡単な訳注はついているとは言え、
やはりこのあたりに関しては少し予習をしておくとよりわかりやすいかも。
私はナポレオンはともかく、フリードリヒ大王に関しては名前ぐらいしか
知らなかったので少し悲しかった。
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(管理のため、上巻に書いた感想のコピペ)
時は1800年、プロイセンの軍人クラウゼヴィッツが書いた本で、かのナポレオンをはじめ、日露戦争などの日本軍にも影響を与えた本らしい。
他の人も「難しい」「読み難い」という感想が並ぶが、たしかに小難しい。わかりやすさとは真逆の、何考えてるか分からない大学教授が書いたような文章が並ぶ。
私が一つ学んだとすれば、200年前から戦争というのは政治の一部なのだと理解した。
そして、(この本とは関係がないが、)2022年3月現在のプーチン大統領がウクライナに侵攻している事も、バイデン大統領がウクライナに軍を送らない事も、政治であると改めて感じた。