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みんなのレビュー35件

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28 件中 1 件~ 15 件を表示

小説はほとんど読まないのだが。

2019/01/13 01:53

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説は、ほとんど読まない。だから、本書に紹介されているものも、数冊しか手に取ったことはない。とくに、純文学系は読まない。ポストモダンの時代に本を買って読める年代になったからかも知れない。「いったい、なにいってんだか?!」、抽象に過ぎたり、作家の心の内であったりする物語は、その作家のフィルターを通してしか私には理解できない物が多かった、共感できなかったり、しかも情勢に疎かったりしたからかも知れない。今読めば違うかもと本書を読んで思うが、しかし、本書の解説の通りなら、ポストモダンものは、多分読まないな。
なのに、なぜ、本書を手に取るのか。それは、これまでの斉藤美奈子さんの書評に「はずれ」がほとんどなかったからだ。斉藤さんが「よし」と評価する物は、「いったいなにいってんだか」とはならない、私は。
それと、私が小説を買うきっかけの一つに、その小説家が小説以外でどういう発言をしているか、その発言に共感できるかどうかも基準だ。
それを言えば、私は斉藤さんの時評も共感できるので、だから斉藤さんの「よし」で斉藤さんの書く物を買っている。だから、小説はほとんど読まないが、本書を買ってみた。

日本の現代小説を解説した物はこれまで1960年代までの物だったそうだ。だから本書は1960年代以降の小説、作家を取り上げている。年代、情勢によって小説の特徴が異なることに改めて気づきを得た。とくに、私の記憶に新しい、東日本大震災以降の震災を取り上げた小説の紹介と変化、また、失われた20年と呼ばれる経済が失速する中での労働者の取り上げか他の変化が面白い。戦前はプロレタリア文学というジャンルがあった。例えば「蟹工船」。斉藤氏の解説によると、労働の現場の記述はほとんどない。小林多喜二がおそらく、思想的な動機で書いた物だからなのだろう。現代のプロレタリア文学は、働く現場のリアルが描かれている。斉藤氏は意外な形で、廃れたはずの私小説、プロレタリア文学が形をかえ生き延びている。また、時代を反映して少女達の活躍が表わされ、国家論も展開されているという。各所の解説を読むとそうなのかなとも思う。
私小説の系譜を小説と思っていたが・・・。嫌わないで、小説読んでみよう。

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2018/11/17 20:54

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2019/01/02 19:33

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