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中学時代の同級生3人。ヒモ状態の浮気夫、引きこもりの暴力兄、ストーカーと化した元夫。恩師のお別れ会で愚痴を言い合ううち飛び出してきた「交換殺人」の行く末は。
悪いことはできない、特に主役の麻里は中学時代はいじめっ子で聖人君主ではない。それでも主人公たちに感情移入してしまった。
(図書館)
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よくある交換殺人モノ…と思いきや。
悪いことをした人には必ず罰があるんだな。あの人が報われてよかったな…。
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欠かさず読んでいる松村 比呂美さんの文庫書き下ろし作品。
今回も王道のイヤミスでした。
ヒモ状態の浮気夫を持つ女王様気質の麻里、ストーカーと化した元夫に苦しむ葵、引きこもりの暴力兄を持つすみれ。
この三人が中学時代の元恩師のお別れ会へ参加し、以前苛めていた朋世と再会した事で運命の歯車が動き出す。
タイトルのシャッフルは交換殺人を意味する。
それが成功するのか否かが気になり一気読み。
後悔先に立たず!因果応報!
自分自身の人生に対しての葛藤と他人を羨む嫉妬心、そして良心に揺れる心の動きが絶妙だった。
三人のその後が気になる。
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中学の頃からの友達の3人。それぞれがダメな男に苦しめられていて、交換殺人を目論む。中学の時のカーストやイジメなど人物が上手く書き分けられていて面白かった。羨望や嫉妬、なぜ自分だけが?といった被害者意識など現状にもがく様がリアルで、スピード感もあって一気に読めた。