投稿元:
レビューを見る
「食品工場の衛生管理がよーくわかる本」河岸宏和。秀和システム。2016年。
#
2019年1月に読んだ本。長らく読書メモを怠っていたので、分かる限りでどの本も一言でもメモを残しておこうと。
仕事がらみで読んだ本。この中の、恐らくかなり基礎的な内容(全体の半分くらいか)については、かなり分かりやすかった。
もしも食品工場の衛生管理に興味はあるけれど完全に素人である、という方が居たら、是非。
#
すかいらーくグループの食品衛生管理担当者(つまり、食中毒トラブルに対処するプロ)のAさんに取材していて、「食、という字は、人を良くすると書くんです」とうかがった。だから何だ、という意見もアリですが、Aさんががとてもソフトで、とても素敵な人で、Aさんに言われると、「へーえええええ」と感動しました。
自分の子に限らず、子供が食べているのを見ていると、そう思うというか、そう思いたくなりますね。と、思っていたら、そのAさんが、そして別の機会に取材したケンタッキーフライドチキングループで同職をされていたBさんも、異口同音に「恥ずかしながら懺悔すると、食の安全を真面目に考え始めたのって、自分に子供が生まれてからなんです」と、恐縮されておられた。
食品安全の担当者ってみんなラブリーなんだろうか、と、思いました。