紙の本
若松英輔先生 相変わらずかっこいい
2020/04/15 22:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:普通の一般市民 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は若松先生の 『詩と出会う詩と生きる』 で
大ファンになってしまい
もう感動のあまりに 色鉛筆を持って
感動したこれは大事だ
そういうところを カラフルに
線で引っ張りまくりました
若松英輔さんの 素晴らしいところというのは
今回の場合は 中学生のための
詩の お話ということになっていますが
やはり 読み終わったら
多くの感動と 多くの考える力
何と言いましょうか 多面的にものを見る力
哲学についても考えられる力
そういうものが 自然と身に付く
ここがいいところなんですね
それを通り越して天才だと思います
若松英輔さんという人は
読者を 天才にしてしまう 超人だと思います
中学生の皆さんにとっては
少し難しかったり
少し時には照れくさく感じたり
そういうところもあるかもしれませんね
でも大丈夫
この本を一冊読み終わったとき
あなたは いやいや 宿題で
詩を書く生徒さんから
教室の中に咲く
詩人に 変身してるはずです
私の意見ですが
力のない 名も無き人々に
天才という花を咲かせる
生きる喜びという力を 与える
これは物を書く人にとって
とても大事なことだと思います
茨木のり子先生に失礼ですが
若松英輔さんの詩は
教科書に載っている有名な詩ではなく
人生を変える 秘密の花園に咲く
魔法の詩コトバと言っても
過言ではございません
これは読まなきゃ損ですよ
電子書籍
詩を書いている
2020/04/09 02:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで、自分に向けて詩を書くようになりました。
そうすると、ある日読み返したら、励まされました。
自分で書いた言葉に、励まされている事実に驚きました。
だから、苦しいとき、悲しいときに、自分に向かって詩を書くことを今も続けています。
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詩を贈ることのよさがわかった。
昔にとある人に詩集を贈った時、とても喜んでいた理由がわかった気がした。
詩をまた書きたいなと思えるような本でした
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中学生向けの本ですが、表現のヒントになればと読んでみました。しばらく孤独を楽しみたいと思います。
そして東工大にさらに興味が沸いたのでした(笑)
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この本は、一昨日、所用で隣県に行って宿泊した際、宿泊先のホテルのすぐ近くの新しくできた書店で発見しました。
私の居住地は一応、県庁所在地ですが、一番大きな書店でも、あまり本が置いてなくて、2、3年前までは隣県に、月に一度は書店巡りに行っていました。
けど最近ネットや図書館利用ばかりで大きな実店舗に行くことがなく、あんまりたくさん本があるのを見て、嬉しくて、もう泣きそうでした。「えっあれもある、これもある!」というかんじでした。
(都会に住んでいる方は当たり前でしょうけど)
この本はネット書店で見かけたことはあるのですが、私は「詩を書きたい」とは思ったことはないので、実店舗で手に取ってみなければご縁がなかった本です。
中学生向けの「詩の書き方」という風に表紙と帯に書かれています。でも、手に取って中をみると、書き方だけでなく、詩の読み方はすごく参考になったし、「自分で書けなくても、アンソロジーを作ってみたらどうか」というのは面白そうだと思いました。
やっぱり本は時々は実店舗にみに行かないと、巡り合えないものがあるのだと実感しました。
来月も用事があり行くので、その時は、大好きな丸善かジュンク堂に寄ろうと思っています。
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ページ8 はじめに
人生が旅であるなら人は誰も旅人
旅はいつも未知なる小さな冒険
旅路にあるとき人は誰であれ少し親切にされて良い
心の足を引きずりながら歩く見知らぬ人とすれ違い
大丈夫ですかと呼びかけるそんな時人は
生涯で最も美しい言葉を口にする
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『詩を書くってどんなこと?: こころの声を言葉にする (中学生の質問箱)』/若松英輔
元々、読書をする中で、色々なジャンルの書籍を読んでいたが、どうしても、この「詩」の分野に踏み入れることができなかった。
「詩」とは一体何なのか?何を持って「詩」というのか?という疑問がずっとあったから。だから、この詩はいいとか悪いという評価は勿論、その判断すらできなかった。興味はあるけど、触れたくない分野だったが、この書籍を通じて、その詩の一片を触れることはできた。
そもそも、評価も判断もいらないものが「詩」であって、人間が本来持ち合わせている感情を素直に吐露することの大切さを教えてくれる。吐露する場所は表でも裏でも構わないのだ。声なき声を、文字に表現しようとすることが「詩」を書くことだから、自分の気持ちに素直になることが一番だと痛感した。
この書籍は、とても感性に訴えるところが多々あるので、途中で迷子になってしまう可能性もあるが、常に内容を受け止めようとしなくていい。受け入れようとすればいいだけなのだ。
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タイトルから察するに中学生向けなのだろうが、
中学生ってこんな難解な内容を理解できるか?
と30半ばの私は疑問に思う。
読み終えても理解しきったとは言い難い。
近頃急に、私の心が詩を求め始めた。
その一方で、詩とは何なのだろうという昔からの問いに、向き合ってみようと思い、本書を書店で見つけて手に取った。
詩とは何か。その問いに答えてくれようとしたとは思います。
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質問が少しくどい印象を受けた…中学生に向けた本だから仕方のないことなのか。
しかしハイライトしたくなる箇所がいくつもあり、深まったような気はする。詩を音読する面白さを感じ、詩選集を誰かに贈りたくなった。
詩は自分の子供のようなもので、だから「詠む」のではなく「産む」のに近い感覚がある。
そしてそれは世間に出たとき、子供といえど1人の人格として扱われなければならない。
だからこそ詩は無敵なのだな〜と思う、どんな読み方をされようとそのかたちは絶対に変わらないから。。
表現者としての産みの苦しみ、みたいなものかなあ。
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詩を書くってどんなこと?の答えが表紙に書いてある。
著書の中でいちばん気になったことは、詩に出会うことは不可逆的であるという内容。
詩に限らず知らないことを知るって本当に楽しいなと改めて思った。
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中学生向けに書かれたシリーズの本ですが、大人が読んでも充分に楽しめます。詩の世界のことをこれだけわかりやすく書いた本は、他にないのではないでしょうか。誰でも詩人になれるという言葉に勇気づけられます。
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詩を書く人の気持ちとは一体どんなものなのだろうという疑問と、詩を書くこと自体に少し興味を持っていたので、この本を読みました。
「詩を書くことは、絵や音楽のように特別な技術を必要としない」という文章を読み、
詩を書くことへのハードルが少し下がりました。それだけでも、本作を読んで良かったと思います。
自作するのは難しいですが、まずは 自分の好きな詩をみつけて、集めて「詩選集(アンソロジー)」を作ってみることから始めたいと思いました。