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▼あらすじ
「駄目じゃないか。誰に恋したの?」
拘束に守られ、恋愛や接触を禁じられていた教師・金森だが、楝蛇壱星に心を奪われてしまった。痛いほど…。それは重大な「封印」が解かれてしまうことを意味する。実は金森は、世を構築する上位の組織により「閉じ込められて」いたのだった…!
一方、帝国義塾学院では弓道部とアーチェリー部が弓場(ルビ:ゆば)争いをする平和な日常が続いていた。弓道部の副主将・熊乃井がアーチェリー部のマイロに恋をするまでは…。
***
ストーリーの完全度:高い
トーン:あまあま・コミカル・シリアス(中)
エロ度:低い
萌え度:高い
総合評価:★4.0
待ちに待った第10巻!9巻が発売されたのが2016年の6月で、巻末の予告ページに10巻は2016年冬って書いてあったので楽しみに待っていたのですが、待てど暮らせど発売されず気が付けば2年もの月日が流れていました…(;_;)
それでも待ちに待った新刊なので、ワクワクしながら読んだのですが前半のお話はまっっったく、本当に、これっぽっちも理解出来なかったです(笑)
相関図が無かったらもっと理解出来なかったと思う…。
とにかく話が難し過ぎるんですよ。正直、人魚が出て来た辺りから「ん?」って感じではあったのですが、巻を増すごとにキャラも増えて複雑さも増していくから余計訳が分からなくなっていく…(^-^;)
それでも自分なりに理解しようとめちゃくちゃ時間をかけて読んだんですよ。でも、謎が多い割に説明少ないし、私自身、元々そんなに理解力がある訳でもないので途中から考えるのをやめました(笑)
何かヤバい事が起きているって事は分かるんですがね…。まぁ、意味分からなくても面白いから完結するまで読み続けけますが、それにしたってもう少し説明が欲しいなあ…。
因みに後半は新キャラのお話だったのですが、前半と比べるとストーリーが分かりやすくて有り難かったです(笑)
個人的にはメインよりも脇キャラの蜜姫と押切に興味が湧いたのですが、どこかで彼らのお話が読めないかな…。特に押切に至っては最後まで本当の魂元が何なのか明かされなかったので、地味に気になってます…。(犬だけどただの犬ではない感じ?それとも犬ですらない?笑)
あとは国政×ノリ夫のお話が今後どうなるのか気になりますね。今回もこの二人は殆ど出番が無かったので、そろそろ彼らを主軸にしたお話が読みたいです。次の巻で多少なりとも二人のお話が進むといいのですが、次の巻が出るのは何年後なんだろう…(遠い目)
とりあえず、先生が健康で、私が生きている内にセクピスが無事完結する事を祈ります(笑)