紙の本
書くことの苦しみ
2016/03/12 09:58
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読む限りでは、著者は小説が好きだから小説家になったわけではないらしい。むしろ執筆がいやでたまらないそうだ。そんな一味違った文学の始まりを感じた。
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軽率な行動が後で大きな間違いを生む。避けられない呪いのような非情な宿命に雁字搦めにされながら、生まれた時から度を超えた軽率さで間違った道を歩んできた。軽率さの呪縛から逃れるための物語が紡ぎだされる。立ち止まってしまったら最後、植物の蔦のようにどこからともなく伸びてくる軽率さに首をしめられることになる。8つの短編には奇跡の脱出劇にも似た緊迫感が漂っており、生きる厳しさを教えてくれる。
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今回はあまり作者の愚痴と思われる? 書き込みが少ないように思えますけれどもどうでしょう…ああ、でも作家のお話もあったように思えるんですけれども、すべて忘却しました(笑) 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
本当に今回ばかりは訳が分からない…というのはまあ、いつものことなんですけれども、今作は今までの著作に比べてかなりぶっ飛び感がありますねぇ…。
それでも読んでしまう不思議…というわけでまあ、読んでいる途中から文脈を失い、何を読んでいるのか自分でも分からなくなってくるわけですけれども、一応無事に完走しました…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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羽田圭介が新文化で紹介。起承転結がはっきりしているのではなく,文章自体が心地よい小説。細切れの時間でも楽しめるとのこと。
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短編集。軽率、傷口に硬貨をいれれば、恋愛の帝国、良子の見た幸福、犬のしつけビデオに潜む落とし穴、人間の部屋、真弓 キミが見せてくれた夢、鳩嫌い。装丁はポテトチップスのコラージュ。
コラージュの訳わかんなさが、内容を表してる感じ。ストーリーに乗れるかと思ってても、気が付くと、ここはどこ?な感じで。人間ってそんなもの、なのだろうけれど。