ちょっとしたチャレンジ
2019/11/01 23:01
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投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人暮らしで、事務の仕事をする正美さんが、ふとしたことで立ち寄ることになった古くてかわいらしいお家とその家に住むおばあさんに出会ったことで、平凡な人生が変わり始めます。
おばあさんの焼きおにぎりやぬか漬けを食べながら、会話を楽しみ、慣れ親しんだ時に、かわいらしいお家の売却の話が出ます。出過ぎたことだと思いつつも、気に入った場所を守るために、カフェとして使わせてほしいと申し出て、まったく素人のおにぎりカフェ経営が始まります。
年齢に関係なく、何か大切にしたい空間があれば、自分の殻をちょっとだけ破って、新しいことにチャレンジすることができるんだと感じさせてくれる物語でした。
ぬか漬けが美味しそうな本
2019/03/24 15:43
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
日経新聞の夕刊コラムで岸本葉子さんの文章のファンになり、買ってみました。小説として面白いかといわれると微妙で、エッセイを書くのと小説を書くのは別なのだなぁと感じました。小説は、ストーリーの組み立て方と各場面を描く文字数にコツが必要なのかしら。
ただ、主人公の丁寧な日々の暮らしぶりやぬか漬け、白米の美味しそうなところが印象に残り、読後感は良かったです。
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20190728
タイトルと内容に感じるギャップと、冒頭からの情景描写からイメージ出来ずじまい。もう少し読み進めれば面白くなるのかも。
そもそもラノベっぽくって、おじさんが読む感じでは無いのかな。
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カフェの話かと思ったらカフェができるまでの話。展開は面白かったけど、特に感情の起伏はなくそれだけというかんじ…
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かわいい昭和レトロな家のおにぎり「茶房」行ってみたくなります。兼代さんも本当は自分の育った家が残ってくれて嬉しいんじゃないかな。社会の厳しさとかわかっているリアリストなのだとは思うけど。
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何かで紹介されていた。
40代半ばの独身女性が近所のスーパーで知り合った老婦人の家が気に入り、その家が不動産業者に買い取られて解体されそうであることを知る。それを阻止するために賃貸することを思い立ち、有効活用するためカフェを始めるという話。
地味で無難な人生を送ってきた女性が、思い切って新たなことを始めるという内容は興味深い。
カフェを始める準備も、ある程度実際に近い感じで書かれている。そして始めた途端に大繁盛!というのではなく、全然お客さんが来ないというのもリアル。
でもそのまま終わりなので、小説としては、そこから商売が、そして人生がどうなったかを書いてほしかった。
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43才、一人暮らし、小さな会社で事務員をしている井本正美が、ひょんなことから週末だけのおむすびカフェを開くまでを描いた話。
正美はよく行く店で見かける老人、ムツが買った商品を家に持ち帰るのを手伝い、そこで、焼きおむすびと糠漬けをごちそうになる。
ムツのところには、その土地を狙って、不動産屋の仁岡と加奈子が足繁く通ってきていたが、その家のかわいさに一目惚れした正美は、家を売ってほしくないばかりに、借りたいと申し出る。
ある種、勢いで家を借りることになり、そこで週末だけおむすびカフェを開くことにして、周りの人たちのアドバイスを得ながら開店にこぎ着ける。
開店しても、お客はなかなか来ないが、それまで、堅実に暮らしてきた正美にとって、40代半ばでも新たなチャレンジはできる、思いきることでより人生を豊かにできると感じられたこと自体が意味があるんだと思う。
ただ、ムツがお店を訪れたときにはすっかり弱っていたという設定は、個人的にはちゃっと残念だった。
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最初文章読みにくくて、慣れなかった
でも読み進めていくとどんどん読める。
大体省くような開業までのストーリーも事細かに書かれてて、何に主軸置いてるのかあやふやな感じも悪くない。
まあ、主に古民家なんだけど、それに関わる人々も意外と鮮やか。
食べ物もシンプルながら若干深い、古い?
最後の家主の姿にぐっときてしまって星増やして3
たまにリアルに近い、確実なもののない小説も良いと思った。
小説の幅みたいなのが広がる気がする。
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カフェを始めるためにはどうすればいいのかはよくわかりましたが、お話としてはちょっと重たいというか、せっかくならもう少しうまくいかないとしても色んなお客様が来て話をしたりカフェとしての空間の描写が欲しかったです。
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最後は泣いてしまいました。
ムツおばあちゃんとの出会いで、自分が成長し、主人公・井本 正美の人生が変わった。と言っても過言ではない!
そして、ムツおばあちゃんは来年の桜が咲き始める頃には、恐らくいない───
ムツおばあちゃんはこの家で過ごすのは最後になる。
ムツおばあちゃんは正美の事は分かっていないようだったけど、恐らく勘づいてはいると思う。
この文にはじーんと来ました。
週末の人生、色々感動できて、凄く面白かったです。
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「万寿屋」は「紀伊國屋」のこと?その隣か。少し駅から遠い、他に特に何もない、確かに車で通るだけの場所。ここにカフェをオープンするまでの話。オープンしてからも書かれているがもう少し知りたい。ムツさんのことも、もう少し知りたい。
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タイトルと裏表紙の「アラフォーにして人生初の冒険、休日に始めてみます!」に誘われて手にしたけれど、カフェオープンする迄がとにかく長い!笑
半分過ぎてもオープンせず、思わず表紙を確認。
そっか、カフェはじめます…だもんね、メインは始める迄なのか…と納得。
まあまあ素人がどんなふうに店を始めるのか、その辺りはそれはそれで楽しく読めた。
1から準備を始める感じは細かく描かれていたのにあらっ?と途中いきなりはしょられオープン!みたいな感じがした。
オープンしたけどお客様来ない…で終了。
古民家のようなおむすび茶房さんかくのその後はどうなったのでしょう?
アラフォー女子正美さんの生活スタイルなども織り交ぜて読みたかったなぁ。
ムツさん…切ない。
最初の方のムツさんと正美さんのやり取りが楽しかったので余計に切ない。
2人で茶房やって欲しかったなぁ〜なんて勝手な事も思いながら読んでました。
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スーパーで買った品を届けた老母の家でお茶と焼きおにぎりを頂いたことがきっかけで、何とか存続できないかとおにぎり専門の店を開く物語。
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主人公正美が、人との出会いを通じて、自分のやりたいことを見つけて行くヒューマンストーリー。
引っ込み思案の主人公が徐々に色々なことに巻き込まれながらも奮闘して行く。ほのぼのストーリーである。
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顔見知りのおばあさんの家は、可愛らしい家。
惚れ込んで妙な事を提案した主人公ですが
はたから見たら、確かに怪しい人w
了承されたのは、おばあさんの口添えがあったのか
話して何かを感じたのか…でしょうか??
知り合って、借りてリフォームして客が来て…。
おばあさん達の過去もわかり、なるほど、でしたが
そこは、区別すべきところではないでしょうか?
焼きおにぎり、美味しそうです。