紙の本
ホンダのスーパーカブに埋め込まれたホンダDNAを解き明かします!
2018/12/19 10:11
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和33年に生み出され、今も人気のホンダのスーパーカブについて書かれた書です。発売当時、「乗って楽しく、燃費がよく、壊れない」というキャッチフレーズとともに売り出され、その累計生産台数は今や1億台を越えました。これは自動車業界にとっては踊るくべき数字です。なぜ、これほどまでに人気を博してきたのか。スーパーカブにはどのようなホンダのDNAが埋め込まれているのか。そうしたスーパーカブの秘密の人気を探っていきます。
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一昨年に30年乗ったスクーターが壊れ、中古で買ったリトルカブがかわいい。2000年型だから20年モノだが、エンジンを台湾製80㏄に替え、元気に活躍してくれている。昨年、スーパーカブ販売台数が1億台に達したとのことでめでたいが、リトルカブは一昨年に販売終了となっちまった。とにかく、過酷な排ガス規制で原チャリはどんどん姿を消している。そうか、2017年の50㏄バイク販売数はたったの17万4千台で、ピークの1980年比で11分の1まで落っこちたんだ。確かに30キロ制限やら二段階右折やら、交通実態に即さないむしろ走行に危険な規制があるし、そもそも二輪が減った。寒くても暑くても、街乗りは四輪より二輪が便利で楽しいのに。オイラはレッグシールドとステップスルーのフォルムを保ち、働く人のために働き続けるタフネスなカブをずっと応援する。
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普通に街中にあったスーパーカブ。バイクとも意識しない感じで。
偶然生まれたものではなく、売れるもの、乗って欲しいものをとことん突き詰めて生まれたもので、世界の地域に合わせて色々なバージョンを生み出し、それもそれでカブ。
国によってはそれで生活そのものも変わって来た。
いやー、ホンダの凄さを目の当たりにした。
乗って見たいな。
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「ホンダ本」には物語があり、読んで面白い。
興味深くて一気に読み終える魅力を持ってはいるのだが、「まてよ、日本はすでに過去の栄光をなぞってプライドを慰めるしかないところにきているのか」との思いも浮かぶ。
前半の開発史は、産業技術史としてもナショナリズムを鼓舞するところも興味深いが、後半の世界展開部分は数字は詳細であるがドラマは見えにくかった。
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誰でも知っているスーパーカブという魅力的な題材を取り上げているのに、文体が堅苦しく読みにくいのにガッカリ。経済書籍としては○でしょうが…
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◆製造業における工場は、品質を決定し、現実の利益を稼ぎ出す基礎である。
◆「やってみなければ、わからないじゃないか」
◆すぐれた政治経済政策や金融政策などの外部環境が整ったとき、爆発的ヒットが生まれる。