全公務員が読むべき!
2018/05/26 21:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:があ - この投稿者のレビュー一覧を見る
埼玉県入間郡三芳町。人口約3万8千人の小さな町でありながら、全国の自治体が参加する全国広報コンクールで何度も入選するなど、自治体で広報を担当してる職員にとって三芳町の広報を担当されている著者の佐久間さんは注目の人物です。
その佐久間さんが、自身の広報での経験から得たデザインのルールを余すことなく紹介した一冊です。
なによりも特筆すべきことは、タイトル通り「公務員のデザイン術」であること。
デザインに関するレクチャー本、ハウツー本は世の中にあふれていますが、「デザインのプロではない公務員が知るべきこと」がコンパクトにまとまっているので、公務員であればストンと腑に落ちる内容になっています。
「広報はラブレター」
行政が行った素晴らしい事業も、住民の命に関わる大切な情報も、住民に届かなければ意味がありません。
佐久間さんの言葉を、ぜひ全国で目一杯頑張っている行政職員に知ってもらいたいです。
全公務員が読むべき良書です。
投稿元:
レビューを見る
埼玉県入間郡三芳町。人口約3万8千人の小さな町でありながら、全国の自治体が参加する全国広報コンクールで何度も入選するなど、自治体で広報を担当してる職員にとって三芳町の広報を担当されている著者の佐久間さんは注目の人物です。
その佐久間さんが、自身の広報での経験から得たデザインのルールを余すことなく紹介した一冊です。
なによりも特筆すべきことは、タイトル通り「公務員のデザイン術」であること。
デザインに関するレクチャー本、ハウツー本は世の中にあふれていますが、「デザインのプロではない公務員が知るべきこと」がコンパクトにまとまっているので、公務員であればストンと腑に落ちる内容になっています。
「広報はラブレター」
行政が行った素晴らしい事業も、住民の命に関わる大切な情報も、住民に届かなければ意味がありません。
佐久間さんの言葉を、ぜひ全国で目一杯頑張っている行政職員に知ってもらいたいです。
全公務員が読むべき良書です。
投稿元:
レビューを見る
広報を趣味としており(?)、楽しく読め、かつ勉強になりました。
SNSにせよチラシにせよ、作って満足してしまいがちです。
読み手に興味を持ってもらい、読んで理解してもらうことが必要なのに、です。
相手のことを考える、ともいえると思いますが、これ仕事以外でも基本のことですね。
見やすいグラフの作り方など、普段の仕事にも活用できそうです。
しかし広報を仕事としている人は、相当に練っているのでしょうね。
何でもないような文字ひとつ取っても、考え抜かれていることに今さら気づくのでした。
投稿元:
レビューを見る
公務員の仕事で必要となるチラシや通知文についてのデザインのノウハウが書かれている。
ノウハウ学ぶという意識が低いのが公務員なのかもしれないと感じた。
投稿元:
レビューを見る
公務員だけでなく事務職の方々には必見!
デザインのコツや、パソコンのノウハウを
図や写真で分かりやすく記載。
職場に持ち込んで使いたい!
投稿元:
レビューを見る
半分以上は当たり前のようにいしきしていたことだが、文字化されるとより気をつけようと思う。
エクセルの表やグラフを見やすくする方法など、知らないこともあったので、参考にする。
design isn’t just design.
投稿元:
レビューを見る
・住民が知りたいことをQA形式にして載せる。
・黒地に白文字でくっきり目立つように。
・単位は小さく、数字は大きく。
・表の罫線は細く、色で行を分ける。
・情報には順位をつけてメリハリを。順位を高くしたものはゴシック、フォント大。
・グラフでも、数字を大きく、単位を小さく。
・「~について」などは使わない。タイトルは文章にしない。
シンポジウム開催についてのお知らせ→シンポジウム開催
・○を増やす。2行に一度は、か。を使うように心がける。
投稿元:
レビューを見る
職員のデザイン力(広報、仕事のやり方)が上がれば、街が変わる、好きになる
・プレスリリースは写真を入れるとインパクトでる
台紙は黒色
・ホームページはサムネイルつけるのクリックしてくれる
・チラシ、ポスターは写真を最小限 一枚がわかりやすい
・ピクトグラムを使う
・余白は写真を使う(背景削除されたやつ)イラスト×
・見出しの囲いは四角。まるは×
・表の罫線は細いもの
・結論から書く、結論からだと安心する
・ゴールはなにかを伝える
・漢字をひらがなにして、キャッチコピーを考える
・タイトルは短くわかりやすく
最初に長いタイトルを考えて引き算
・〜について 〜のお知らせは厳禁
・リード文 ○○をご存知ですか。で心を掴む
・複数項目がある場合は必ず箇条書き
・面倒なことこそ手間をかける
プラスアルファを考える
・行政からの発信は市民へのラブレター
関心をもってもらう。好きになってもらうそれを常に考える
・なんとなく情報を伝えるのではなく1番効果的なやり方を考える
投稿元:
レビューを見る
公務員のためのデザイン術。視点が面白かった
●広報
内部ページもサムネイルがあるとPDFファイルを開かなくても内容をパッと把握できる
投稿元:
レビューを見る
読みやすく、明日から使える術もたくさんあった1冊。
それ以上に、公務員という職業にも佐久間さんのように嫌なことに向き合い、チャレンジし続け自分の影響力をどんどん大きくしている方がいるのだなと、良い刺激を受けた。
明日からアンケート用紙や通知文等に積極的に活用したい。
投稿元:
レビューを見る
公務員の弱いところ、を良くついた本です。
ダメな方のチラシが、ホントによく見るもので、「ほんま、これこれ!」となりました。笑
色々な制約がありながらそれを工夫することが大切だなとよく分かり、このように自治体ならではの工夫や知識を得られる場はとても重要で、とても勉強になりました。
投稿元:
レビューを見る
第1章 ○×でわかる!住民に伝わるデザイン
・通知文…一方的な説明ではなくQ&A形式で、答えは一言
・文章だけでなく表を入れて
・数字は、単位を小さく
・黒地に白字で目立つ見出しに
・サブタイトルでその1枚の全容がつかめるように
・チラシ、ポスター…スペースを埋めるための無駄なイラストはNG
→内容が一目でわかる厳選した写真1枚(SNSも)、特に人を登場させる!
・数値資料…色数を増やさず、単色の濃淡で
・ホームページ…サムネイルを使い、ファイルを開かなくても内容をパッと把握できるように
・広報誌…目次は24ページ以内の冊子なら不要
→住民の興味を惹きそうな話題に絞ってトピックとしてまとめる
横書きで、どのような内容かパッとわかる写真も
第2章 一目で伝わる!「見せ方」のコツ
・使う色は絞る、カラフルは目がチカチカするしダサい
バリアフリーも意識し、濃度を変えて対応
見づらい文字は、縁取りや明度差をつける
・表の罫線は、細くするor点線or背景色をゼブラにする等
・明朝…静かで落ち着いたイメージ、細いので読みやすい、縦書き、契約書
・ゴシック…力強い、見出し
・漢字は大きく、ひらがなは小さく…テレビの字幕でも使われる
第3章 誰もが読みやすい!「書き方」の基本
・3原則…ゴール(文書を作る目的)を考える、結論から書く、味付け(わかりやすい言葉、キャッチコピー)
・具体例をセットで挙げると理解が深まる
・タイトル…最初に長いタイトルを作ってから引き算
・シンプルな見出しだと伝わる、「~について」は使わない!
・見出しとリード文で内容の9割がわかるようにする
本文を要約したのがリード文、リード文を要約したのが見出し
→コツは、最初に「たずねる型(~をご存じですか)」と
「問題提起型(私たちができることは何でしょうか)」の文を持ってくる
・SNSは体言止めを使うと文字数が削減でき、シンプルに
第4章 困ったときに効く!「office」の解決術
第5章 もう1歩先に!伝わるマインド&極意