風の市兵衛、大阪で活躍
2023/10/09 19:48
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
そろばん上手であり、風の剣という剣技を持つという浪人唐木市兵衛は、大阪へ旅立った若者二人を連れ戻す役を担う。苦界へ落された娘の恨みを果たす形で物語は進むが。敵を討ちたいと思った娘にとって、本当に納得のいく形であったかは、疑問。主人公は、相変わらずクールで強い。爽快感が残る。
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「風の市兵衛 弐」(第二期)第四弾。
市兵衛の友人で、“鬼しぶ”こと渋井鬼三次の息子、良一郎が幼馴染みの小春と突然大坂へ旅立ってしまいます。
小春の姉の死と、過去の悲惨な事件との関わりとは・・・。
今回の舞台は大坂。若き日を過ごした町で、市兵衛さんが安定の活躍を見せてくれます。
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内容(「BOOK」データベースより)
北町奉行所定町廻り同心・渋井鬼三次の息子・良一郎が幼馴染みの小春と失踪した。書き置きから大坂への欠け落ちが疑われた。腕利きの文六親分の下ッ引をつとめる良一郎が何故?“鬼しぶ”と綽名される友の心中を察した市兵衛は、若き日、算盤を学んだ大坂へ。二人の捜索中、市兵衛は良一郎が探っていた、大坂に本店を持つ騙りの噂が絶えない両替商を見つける…。
平成31年3月2日~3月4日
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今回は市兵衛がかつて過ごした大坂の町で活躍する話。
一気に解決を急いだような内容になっていましたが、せっかくなので江戸から大坂への道中や、大坂市中の様子などをもっと描いて欲しかったかな。
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旗本の家柄ながら元服後すぐに出奔。大坂で商売と算術を、奈良の興福寺で剣術を学び、江戸に戻って臨時雇いの用人稼業で生計を立てる唐木市兵衛の活躍を描く、時代サスペンス。
シリーズ24作目。第弐部の4作目。
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壱部の終わりから市兵衛の武芸が神懸かり的になりすぎたので、しばらく読むのを控えていました。だから読むのはひさびさです。
本作の市兵衛は、武芸の腕が初期の頃ぐらいです。その代わり、算盤侍らしい推理力が際立つミステリー調で、読み応えがありました。
内容は大坂編の序章なのでやむを得ないところはあるでしょうが、少しトントン拍子に事が運び過ぎた感がある点が惜しかったように思います。
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第二十三弾
知り合いの若い二人が大阪へ向けて失踪
若き日に算盤を学んだ大阪へ
ここで怪しき両替商と姉の自害相手の係わりが、更には姉妹の両親関係が
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今回の敵役には、哀れみを感じた。特に、「武士の矜持」(というか「自己満足」)のために、市兵衛に戦いを挑んで、斬られてしまう結末は、わかっていたけど、「やっぱり、そうなるか?!」