紙の本
カラフルでわかりやすい説明
2019/05/29 20:19
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カラフルで絵や写真が多くわかりやすい。少し内容に物足りなさがあるが入門者向け。
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◯絵で分かる、という標題のとおり、写真が多めであるが、紙の質があまり良くないため、ボヤッとして見え、遠景の山や岩は見にくいものもある。
◯また、専門的な固有名詞が結構出てくるため、初学者が読むと頭に入ってこないと思われる。読み進めるならネットで検索しながら読むなどすると、理解も深まっていいのかもしれない。
◯散々批判的な感想を書いてはいるが、結論としては日本各地の地学的な名所を紹介しているほか、地理的な紹介も合わさっていて、他の本とはやや趣の違う様相である点は面白かった。
◯この本を読んだこと自体、アフターコロナで何をしたいかという問いに対する、深層心理で渦巻いていた回答だったのかもしれない。
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本著は肩の力を抜いて読める一冊、学術的な難しい内容は極力省いている配慮を感じる。
ひとつ、「世界的には石炭は古生代終わりの文字通り「石炭紀」(3億6700万年前から2億8900年前まで)のシダ植物が中心です。日本では「新生代」の「古第三紀」(約6600万年前〜2400年前)の被子植物がもとになっています。」(135頁)、そうなんだ! 他にも安山岩と玄武岩の名前の由来(88頁)など、へっー!という内容が盛りだくさん。
一般の読者を意識して平易に示された著者の配慮とその労力に今一度感謝したい。