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電子書籍

情報当局が付け狙った著者の渾身のルポルタージュ

2019/05/15 18:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノンフィクションやドキュメンタリーという表記に推されて、最近はルポ・ルポルタージュという言い回しも聞かなくなった。
しかし当時の朝日新聞ソウル支局長を務め、スクープに次ぐスクープを放ち、当の当事国から情報当局や大統領府に「報道は本当なのか!?」と問い合わせが入る。
それを歯切れ悪く否定するだけ(積極的な沈黙はおおむね肯定である)。
政府高官まで事実確認に追われ、しぶしぶ記事・報道が事実であると認めたこともあった。

取材上で得た情報ながら、報道文では字数制約で割愛せざるを得なかった内容が凝縮されている。
これはやはりルポルタージュと呼ぶのが適切だろう。
正直、中東の紛争地に乗り込んでいって「取材!取材!」と喚いた挙句、手記の一冊も上梓できていない何某に、本についた紙魚でも煎じて飲ませてやりたいものである。
少なくとも情報当局(KCIA)に尾行・張り付きまでされた著者である。
情報網とその密度の濃さ、整理と取りまとめも大したものである。現在も進行中の事象であり、読み応えは抜群だ。

情報源が明示されることはないが、証言・記録・報道と筆者の推測・憶測による穴埋めはきちんと書き分けられており、混乱も錯綜も少ない。
同一の事件・自称に関して若干の揺らぎもあるが、証言者や取材対象に依るのだろう。
現在はソウル支局長を離任した著者。
編集委員として朝日新聞の総論に染まってしまうのか、それとも独自色を発揮し続けるのか。
今後にも要注目。

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