今までになかった発想
2019/08/15 09:39
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投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
光本さんの今までやってきたビジネスが中心です。無料で読めるので、ぜひ一度読んでみてください。きっと、読んだ後には、考え方が変わっていることだと思います。
『思考実験 世の中、すべては実験』
2019/05/25 21:32
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
写真を撮ったら瞬時に金額が表示され、お金が振り込まれる
稀代のぶっとんだアプリ「CASH」を開発し、70億で売却した男の生き方とビジネスと未来予想図と
《ぼくの行動原理はすべて実験です。》
《ぼくはただ、見たことのない景色を見たいのです。》
《そんな「実験家」みたいな存在でいられたらいいな、と思っています。》
通常なら1500円程度する本書も「実験思考」で価格自由
印刷原価のみの390円で(電子版は0円!)、読者が価値を認めれば相応の金額をあとから支払うことができる、という実験販売──さて、いくら集まるか
アイディアのタネがたくさんうまった価格最低・価値無限大の実験本
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#実験思考 読了!具体の販売・流通でやる"実験"もぶっ飛んでて最高だけど、中身も面白かった。無駄が一切ない、ソリッドなのに柔らかい。竹村さんならではの筆致で『ぼくらの仮説が世界をつくる』を彷彿とさせる。パート3の怒涛のアイディアシャワーは圧巻の一言。
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世の中アイデアを出す人はたくさんいるけど、
この人の凄いところはまじで全部やっちゃうところ。
結局行動力がまじで大切なんだと思った。
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この本税抜き390円(原価)です。
内容に見合う金額後から頂戴、というやり方。それ自体が面白い。
が、値段に応じたインセンティブがあって、純粋な本の価値の査定には使えないなあというのも思った。
思ったよりぶっ飛んでない。普通にビジネスネタを考えている人にとって参考になる本。
以下メモ
・性善説で考える
・港区に住んでいる自分の当たり前は0.01%くらい、普通の生活をする
・ズレが限界に達しそうな業界を狙う
・どれだけ頭を使わずに済むか
・そもそもの名義を会社にしておき、個人に帰属させない、シェアがしやすくなる
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基本的に性善説とお金の前借りが多い感じの実験。
ただ、今回の本の価格設定はどちらかというとクラウドファンディングのきっかけづくりをハードル下げてる感じですね。
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・狂ってると言われることが好き。
・狂ったことをしよう。0か1か振り切れ。
が信条の著者。本全体を通して淡々とした文面ではあるものの、心の中は煮えたぎるように熱いことが伝わってくる。熱狂駆動な人なんだろう。
目の前のものを写真撮ってアップロードするだけで現金化できるアプリ『CASH』をサービス提供したことで世の中に広く知られた著者。理由は、1億円をばら撒いたらどうなるかを知りたかったから。まさに実験だ。思考して、実践している。
そんな実験大好きな著者が、本書に面白い仕掛けを施した。『実験思考』そのものを使った、ある実験をやろうと。それが、
「本の価格を自由に読者に委ねてみたら、定価で売った場合より儲かるのか?」
というもの。名づけて、『価格自由』だ。
私はサガン鳥栖のファンだが、2017/05/27に行った『値段のないスタジアム』に似た取り組みだと感じた。
サッカーの場合、結果次第で変わる、試合内容次第で変わる。選手にもファンにも経営するチームもドキドキが生まれる。
比較すると、本書の差別化ポイントとしては、本なので内容が担保されている点、支払う額によって著者からより密な情報提供があったり、著者の日常を覗き見するなんていうものまであったりする。著者の考えを取り込みたい人にとっては画期的だろう。AKB48グループのファンとのインタラクティブな交流に近いものを感じる。
規制緩和が進んだり、テクノロジーの発達によって、アイディアを即実行する環境が以前より格段に良くなった現代で、熱狂して実験することが明日のイノベーションを生む。そんな人が増える、熱狂駆動の人が増える本だ。
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2019年10冊目。
とても面白い。タイトルの通り、この本の販売方法自体がある実験になっている。原価の390円+税で販売し(電子書籍は0円)、QRコードから特設ページに飛ぶと、投げ銭的に好きな額を払えるようになっている。読み手の満足度に応じて価格が決まる方法は、通常の売り方よりもプラスになるのか、という実験。(高価格になるとクラウドファンディングの返礼のように特典が付くので、書籍の満足度そのものとは言い切れないかもしれないけど)。そういえば『ティール組織』の著者フレデリック・ラルーさんも、実験とは違うけれど、投げ銭制を何かで実施していたと思う。
著者の光本さんは、世の中で抱く違和感に敏感で、そこに対して「自分だったらこうするのに」とアイデア化する力がすごい。業界や分野を問わず、200ページ程度の中でもポンポンと出てくる。そういう感覚を得るために、「あえて普通の暮らしをして、マスの感覚を保つ」というのも興味深かった。専門知識を得ることに必死になりがちだけれど、「そんな専門知識を持っている人は少数派だ」という感覚を忘れては、多くの人に届くものは逆に作れなっていく懸念もあるのだと。
サービスのコンセプトの切れ味も素晴らしかった。「ブログを立ち上げる感覚でお店を作れたら」はSTORES.jpになり、「メルカリのスピードキャッシュのようなものができないか」はCASHになり...驚くほどシンプルで明快だけど、ツボをついたワーディングだと思う。
全体を貫いている光本さんの思いは、潔い性善説。多くのシステムのなかにある「人を疑う」ことを前提とした取り組みが、どれだけのコストを生み出しているか。ごく少数の悪い人たちによる不利益を防ごうとセキュリティを固めるのではなく、大多数の良き人たちを信じたサービス設計をすれば、そちらの方がずっとコストが低く、利益が出るのではないか、と。
読後、頭がスコーンと軽くなった感じを持った。
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NEWSPICSから本のプレゼント。
★内容が薄い気がした。この方の作ったサービス利用者だったらまた印象違ったのかも。
★気になった、学びになったこと
◯人を疑う行為をなくしたら、相当なコストをセーブできる、性善説に基づいたサービスをしたい
とのこと
→働いている保険会社の本人確認業務が、リスクと人的負荷(コスト)の兼ね合いの問題であるのを実感しているので、うなづけた。
ただ筆者が例にしてた自動改札、自分は当たり前と思ってしまっている。こういうのもそもそもどうなのかと疑ってみるのが進んだ人なんだろうな。
◯不便なことだらけ、ぼくだったらこうするをメモ
→この不便っていう感覚大事。そんなもんだろうなと思ってしまいがち。
◯いいねも悪いねも信じない。世の中の反応が唯一の答え
→会社で変えたいことがあったとき、やる前の個人の意見を気にしがちなんだけど、全体にばらまいたときにどうか?が答えなんだよな。
◯覗き見市場に需要ある
→おもしろい。何のか考えてみるのもいいかも。
◯いらないモノは極限まで削る、旅行サイトで名前の漢字もナシ
→会社でも前からあるから残すっての多い。削るための確認とか考えると。でもそれでずっと負荷かけるのって結局はコスパ悪かったり。この潔さ大事。
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途中まで、読んでいて「この本大丈夫か?」と思ってたけど、chapter3のアイデア集的なものはかなりおもしろかった。自分はこういうのを聞くのが大好きなんだと思う。誰も信じないだろうけど、思考停止時代やランチ無料は10年前くらいに自分も考えてた。考えていても行動力がぜんぜんないんだけど。
自分は、自分に対して常に何かしらの実験をしている(本は躊躇せず無限に買っていいことにする、とか、年間150冊読んだらどうなるかとかもある意味実験かも)が、著者はそれを社会規模でやっている。大小の違いはあれど、自分にも実験思考があるって言えないかな。思考停止してる人間からどんどん金取れる可能性感じる。
ていうか、自分が「こんなもん駄目だろ。」と思っていた、新幹線のワゴン販売やオフィスグリコがめちゃくちゃ儲かっているという事実に驚く。
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仮説ドリブンのために全てをかけたいって気持ちに共感しました!
・違和感をスルーしない
・インターネット村の住人にならない
上二つはパワーワードすぎる。。
・サービスに「最高」の感覚があれば成功する
・悪 い人が何割いるか見積もっておく
・「悪い人を疑うコスト」をスキップする
・倉庫どうするかとか想定していなくてもなんとかいく
上4つは共感+もっと日本で浸透してほしい!
未来について共感
・思考停止系が流行る
・衣食住は無料になる
・エンタメが強くなる
・暇になる
・所有する人所有しない人に分かれる
未来について斬新
・スポーツはなくなる
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手にとった時、安っと、感じたのだが、この書籍の販売すらも著者の実験であった。
世の中の不便さを感じたらメモしておき、常識とか固定観念抜きでゼロベースで仮説を立案、儲かる、かつ、狂っていると思われるビジネスを立ち上げていく。
そのビジネスは著者にとっては実験であり、結果を楽しみにしているだけである。
東京都港区に住む人とは異なる、地方に住む一般家庭、すなわち、99%をターゲットにできる、大きなビジネスを考える。その場合、シンプルさ(小難しくない)が求められる。また実験結果としては世の中性善説で成り立っていることに気づいたという。今後人は考えずに行動できるようになっていくことも見据えている。また世の中の動向には注視し、半歩先(1年後ぐらい)で流行るであろうサービスを展開していく。これは10年も前にカーシェアリングのサービスを展開した際の失敗に起因している。
加えて、筆者は得意なことのみに注力し、苦手なことは他者に任せる。そのため、得意なこと、苦手なことを明確に把握している。
なかなか自身では至ることがない大胆な考えを著者は持っており、少しでも自身の日常生活に実験思考を取り入れていければと考える。
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ビジネスにおけるWhyの手前、日常に埋没した不便と向き合うこと、パラダイムを変えるための仮説をたて実験すること。それが実験思考だと理解した。
この書籍自体が実験という趣向はなかなか面白い。
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★マスの人たちの感覚を知る、全力で普通の生活をする⇒世の中の「不便」に気づく。
・「もっとこうなったら便利になるのに」「なんでこんなふうになってるのか、自分だったらどうするか」をアウトプットする
・多くの人があたりまえに受け入れていることも、一歩引いてみるとおかしいことがたくさんある。
★「もし自分がやるならどういうビジネスにするか」を考える。
・「こういうサービスが出たら社会はこんな風に便利になるんじゃないか」と妄想する。
・人に相談しない(自分の感覚を大切にする)、大切なのは世の中(お客様)の反応。
・未来を見通す目とタイミングが大事。
・サイバーの藤田さん曰く、新しすぎることをやると人がついてこないからできるだけ業界の人が「いまさら?」というようなものの方がいい
★マーケットチャンスがあるのは、社会が変化しているのに、ずっと同じビジネスモデルやサービスを提供している業界=ズレが大きい業界。
★サービスは見せ方・伝え方が大事。CASHは「今目の前にあるアイテムが瞬間的にキャッシュに変わるアプリ」と言い続けた(実際は買い取りアプリ)
・どんな良いサービスでも体験がよくないとはやらない、表現がすべて。
・この見せ方だったら驚きがあるな、この体験だったら気持ちがいいなといった判断軸で考える。
・思考停止の時代になっていく。どれだけユーザーを思考停止させられるサービスを提供できるか(最適なレコメンド)
・【参考】従業員向け給料アプリ、貸金サービス ※従業員が多数の事業者は金融サービスを始めるべき。
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最高に面白かったです!「思考停止の時代」というのは、インパクトが強く且つネガティブに聞こえるワードではありましたが、よくよく考えれば「みんな忙しいので、優先度が最優先の物でなければ、どうやって効率化するか?を考えるよな。」と腹落ちしました。B2Bにしろ、B2Cにしろ、C2Cにしろ同じだなと。
今後の事業やサービス作りにおいて、この視点の大切さを気づけたのは、本当にありがたかったです!!