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一つ間違うと,松本清張の確立した獣道となるが,本作の筆致は間違いなくエンターテイメントである.入り口の閾を下げることで,医療の人類にとっての立ち位置を明確に提示する.そう,医師も医療も当たり前の存在ではないことを我々は肝に銘じなければならない.
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この作品は、読んでいてメディアのあり方をかんがえさせられた。というより、これは本作品の主人公である彦根が言っていることだが、物の見方はその立場によって違ってくることを、改めて感じた。
田口・白鳥シリーズが終わり、今後のシリーズになるであろう、終わり方に期待。
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相変わらず切れ者を登場させる作者。
とても好きな展開。
こんな人達が日本にいないはずはないのに
この話のようにならないのは何故なのかしら?
この話の通りになったらどうなるのかが、楽しみ。
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キャメルパニックの部分を
膨らませていくだけでもよかったのに。
少しいじりすぎ。
それこそ、この作品はどこに向かうのか?
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キャメルの話がおろそかになっていって終着点が見えなかった。イノセントゲリラからどうもそういう傾向にあるように思う。書きたいことはわかるが物事を絞って1冊にしたものが個人的には読みたい。パンデミックの印象操作については考えさせられるところが大きかった。
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一章は、ほぼ現実に起きた、全体的に愚かだったアレの流れをスリリングに追った感じで面白かった。 厨二的な通り名の乱発で二章以降が恥ずかしい。 三章の医療万歳、医療で日本征服、が個人的にノりきれなくて、 うーん。て感じで終わった。
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海堂尊さんの文庫を読了です。
バチスタシリーズで有名な海堂さんですが、
本職はお医者さんらしいです。(病理医とのこと)
しかも現実にAiセンターの理事とかになってるようで、
小説と現実が混淆してるのがすごいなぁと思いました。
さて、こちらの話は一応独立しているという態ですが、
厚労省のヒクイドリこと白鳥が出てきたり、
スカラムーシュの彦根さんが主役級の活躍をしたりと、
ほぼスピンオフというか田口医師を外した形での
新たなバチスタシリーズという感じになってます。
なので、バチスタファンこそ読むべき本かもですね。
スケールはバチスタシリーズよりさらに輪をかけて大きくなり、
大阪の日本からの独立などという
まさに大風呂敷が広げられる展開となります。
ケルベロスの肖像はちょっと読後感含めて
あまり好みの作品ではなかったのですが、
今作は結構好きな展開、好きなオチでした。
次作が気になるので、早期の文庫化を期待しています。
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現実の問題とリンクしている部分が多く、新たな視点を持って読むことができた。考えながら読むと新たな視点を得られるから海堂作品は好きだ。そして各作品がリンクしているから他のものも読まなければと強く思う。
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小説としての出来はイマイチ。でも内容は面白かった。
2009年のインフルエンザ騒動を思わせる事態が起こった。あの時も何故こんなに騒ぐんだと言う一部の見識者を横目に報道が加熱していた。本書の中に中央省庁の何処かの不祥事が暴かれそうになると、国民の関心が高いネタを流出して意識をそちらに持っていくという政策?が取られていた。もちろんフィクションだけどあり得ない訳でもないから恐ろしい。
輝天炎上に登場する2人の女医や白鳥さんも本当に脇にちょこっと出てくるけど、今回はスカラムーシュの独壇場。いつものようにかなり強引だが結構いい事も言う。
最後に知事がスカラムーシュじゃなく警察側の意向を配慮した真意が知りたい。ところで、モデルになってるとしか思えないあの人気者知事はこれを読んでどう思うのだろう。
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時々思う。大阪は日本から独立すればいい(笑)。
これって、シリーズ化されている…、でいいのかしらん。って言うか、全部同じ世界か(笑)。
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舞台を大阪らしき仮想都市に変えても医療行政への問題提起は健在。本書で提起される日本三分割案は橋下元知事がぶち上げた大阪都構想を更に発展させたようなものですが、経済規模がヨーロッパの中規模国と変わらないのならあながち夢物語でもない気がした。
前半に大活躍した本田女史があまりに呆気なくお役御免になったのは不完全燃焼でした。次作にでも再登場するのかな?
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最初は興味を持てたんですが、
やはり読みにくい・・・
チームバチスタ以降はどうも僕には入り込んでこないですね。
ラストもイマイチで。
所々面白いので、全体として残念です。
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めちゃくちゃ時間かかった。そう、あんまり好きな感じじゃなかった。まず関西弁が変。もう少し、直せなかったものかと、疑問に感じます。
ストーリーは、キャメルのところは、短編小説としても成り立ってるような気がする。そこは面白く読めたけど、その後の政治絡みの部分は話が見えてこない。
登場人物に、ついてるあだ名が、いちいちややこしい。
知事とか、これはあの人のことだな…と、思うけど結局よくわからないまま…消化不良です。
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んー!イマイチ。
政治の黒いお話。
利権が渦巻き、お役人の都合で物事は進む。
複雑に絡み合った糸がほぐれ、一つの解にたどり着く道筋は素晴らしいと思うんだけど、無理やりな感じが否めなくて、んー、イマイチ!笑
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シリーズが増えるごとに、どんどん人間関係の網目が細かくなっていって、もはや何の関係もなく登場する人なんていないのでは...と思うレベル。一冊の本としても面白いけど、うわぁぁぁー!この人、まさかあの時の!?なんていうサプライズもとても楽しい。彦根先生、好きだなぁ。