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渋沢家三代 みんなのレビュー

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みんなのレビュー19件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

栄一,篤二,敬三:系図をたどる楽しみ

2001/12/10 06:41

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:三中信宏 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 錯綜する渋沢家の「家系図」が載っている(「平面には描けない」と言われているはずの)だけでも,本書は読む価値がある.幕末から昭和にいたるまでの渋沢家の歴史の深さとひろがりは印象的だ.

 祖である渋沢栄一には多くのページが割かれているのは当然のことなのだが,栄一とその孫・渋沢敬三(同じ著者による『旅する巨人』の主役のひとり)に挟まれた渋沢篤二の生涯をたどった記述が心に残る.
 著者が最近取り組んでいる,宮本常一に関する一連の著作『旅する巨人』,『宮本常一が見た日本』,『私の体験的ノンフィクション術』の背後には,いつも「渋沢」の影が見え隠れしている.本書はその知識を十分に補ってくれる.

 一点だけ指摘:240頁で「井上靖の作品に『あした来る人』という長編小説がある.この小説に登場するカジカ研究者の曾根次郎は,敬三がモデルといわれる」と著者は書いているが,それは誤り.曾根次郎のモデルは当時,新宿の百人町にあった資源科学研究所(現在の国立科学博物館分館)にいた魚類学者の故渡部正雄である.カジカ類を専門としていた渡部は渋沢敬三と親交があったようで,渡部はカジカの新種を敬三にちなんで命名したことがある.また,敬三の著書『日本魚名の研究』(1959年)は自署名入りで渡部に贈られている.

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【目次】
プロローグ 「財なき財閥」の誇り 8
第1章 藍玉の家 17
第2章 パリの栄一 51
第3章 家法制定 87
第4章 畏怖と放蕩 123
第5章 壮年閑居 161
第6章 巨星墜つ 191
第7章 にこやかなる没落 223
エピローグ 深谷のブッデンブローク家 259
あとがき 279
主要参考引用文献 282
渋沢家関係略系図 288
渋沢家関係略年譜 290

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